日本民芸館の柳宗悦さんと、最近話題の映画「博士の愛した数式」と、ある関係があるのです。私の好きな連想ゲームでつながっているわけではありません。
私は、このブログで映画「博士の愛した数式」の感想文を書いたことがあります。そのとき、感想文の末尾に、この映画の最後の画面に、とてもいい詩が出てきたのですが、メモできませんでした、なんとか知りたいものです、と言った趣旨のことを書き添えておきました。そうしましたら、数日後、「おせっかいママさん」さんから、その詩人はウィリアム・ブレイクで、詩はこうである、というコメントをいただきました(この場を借りて厚くお礼申し上げます)。
一方、民芸館のホームページの柳宗悦さんの著作一覧をみますと、1914年(大正3年)、 25才のときに、ウィリアム・ブレイクについて書いています。内容はみていませんが、若い時に、この詩人に強い関心を抱いていたことは確かでしょう。バーナードリーチさんもこの詩人を尊敬していたようです。
「博士の愛した数式」の原作者の小川さんは、この詩については触れていませんので、映画にしたときに、小泉監督(脚本も兼務)が、付け加えたようです。
柳宗悦さんと映画「博士の愛した数式」(小泉監督)が、ウイリアム・ブレイクを仲立ちにして手をつないだと言うわけです。 とても、含蓄のある、いい詩ですので、末尾に載せておきます。
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ウイリアム・ブレイク
一粒の砂の中に宇宙を
一輪の花の中に天国をみいだす
この手の中に無限を
この今の中に永遠をとらえる
私は、このブログで映画「博士の愛した数式」の感想文を書いたことがあります。そのとき、感想文の末尾に、この映画の最後の画面に、とてもいい詩が出てきたのですが、メモできませんでした、なんとか知りたいものです、と言った趣旨のことを書き添えておきました。そうしましたら、数日後、「おせっかいママさん」さんから、その詩人はウィリアム・ブレイクで、詩はこうである、というコメントをいただきました(この場を借りて厚くお礼申し上げます)。
一方、民芸館のホームページの柳宗悦さんの著作一覧をみますと、1914年(大正3年)、 25才のときに、ウィリアム・ブレイクについて書いています。内容はみていませんが、若い時に、この詩人に強い関心を抱いていたことは確かでしょう。バーナードリーチさんもこの詩人を尊敬していたようです。
「博士の愛した数式」の原作者の小川さんは、この詩については触れていませんので、映画にしたときに、小泉監督(脚本も兼務)が、付け加えたようです。
柳宗悦さんと映画「博士の愛した数式」(小泉監督)が、ウイリアム・ブレイクを仲立ちにして手をつないだと言うわけです。 とても、含蓄のある、いい詩ですので、末尾に載せておきます。
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ウイリアム・ブレイク
一粒の砂の中に宇宙を
一輪の花の中に天国をみいだす
この手の中に無限を
この今の中に永遠をとらえる