気ままに

大船での気ままな生活日誌

酔芙蓉(すいふよう)

2006-09-22 11:56:58 | Weblog
大船フラワーセンターは何時行っても、期待を裏切りません。今日も、面白い花を見つけました。酔芙蓉(すいふよう)です。ふつうの芙蓉より、1週間ほど遅れて咲くそうです。

この花は朝の咲き始めは、白いのですが、そのうち、赤みがさしはじめ、だんだんと赤みを増し、夕方には、すっかり赤くなるそうです。その様が、まるでお酒によっぱらっているようなので、酔芙蓉と名付けられたそうです。私がみているときは、美しいピンク色でしたから、ほろ酔い加減と言ったところでしょうか。風にふかれて、そよいでいましたので、まさに、酔っている風情でしたよ。曇りの日は、翌日まで、赤い顔をしているらしいです。これでは、二日酔いと言われても仕方ないですね。

粋な名前をつけてもらって良かったですね。「すい」という語感も上品ですし、花自身も、品のある美しさです。鏑木清方さんの画に出てくるような、浴衣姿のお色気美人が、ほんのり酔って、ひざをくずしている様子をイメージできます。

もしこれが、「酔いどれ芙蓉」とか、椿のわびすけに対抗して、「のみすけ」なんてつけられていたら、ずいぶん違ったイメージになってしまいますね。奥さんへのおみやげを手にもって、千鳥足でフラフラしている、どこかの、だめ親父を想像してしまいますね。

さるすべり、むくげ、こすもす、紅白の彼岸花、おとこえし(男郎花)、パンパスグラス等が見頃ですよ。押し花展もやっていますよ。そして、なによりも、酔った私をみにきてくださいね。 フラフラセンター すいふよう より。

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