山のホテルのつつじ見物の前にボクらは強羅の箱根美術館を見学しました。ボクが最近興味を持ち始めた古陶磁器にはワイフはあまり関心がなく、はじめしぶっていましたが、ワイフの好きな板谷波山の特別展があることを知り、じゃーと、一緒に入ることになりました(汗)。
入館して、まずびっくりしたのが庭園です。紅葉の名所であることは聞いていましたが、苔の庭がすごいです。苔好きのボクには思いがけず極上のプレゼントをいただいたような喜びがこみ上げてきました。ワイフも急に目を輝かし、これはいいところに入ったと機嫌を直してくれました。
新緑のカエデの下に、これまた新緑の苔が輝いていました。みどりのハーモニーはそれはそれは素敵なものでした。写真をいくつか載せますが、肉眼の方がもちろんづっといいですよ。
もちろん、美術館の展示品も良かったですよ。ここは熱海のMOA美術館の弟分で、日本の古陶磁を中心に展示しています。重要文化財の埴輪をはじめ、縄文、弥生土器、そして中世の窯からの出土品、古常滑、古越前、古丹波、古備前、古瀬戸、古信楽等です。しぶいものばかりですが、最近こんなのもよくなりました(まだ色ものも好きですが;汗)。猿投窯(さなげよう)の展示物もありましたが、それぞれの作品が自由きままなかたちをしていて、気に入りました。とくに小品に面白いものが多かったです。ワイフの好きな波山作品は、ここ、健康美あふれる、汗と土にまみれた(むかしの)農村の娘さんのような古陶磁の中では、まるで貴婦人のように際だっていました。
撮影禁止でしたので (特別なもの以外は撮影させてもいいと思うのですが、大抵の美術館はだめですね、その点、東京国立博物館や、最近訪れた足利の栗田美術館はえらいです)、休憩室の額縁のような窓を撮って、美術館を出ました。
苔庭の新緑のカエデに、今度は紅葉の頃に必ず来るからねと約束しました。
入館して、まずびっくりしたのが庭園です。紅葉の名所であることは聞いていましたが、苔の庭がすごいです。苔好きのボクには思いがけず極上のプレゼントをいただいたような喜びがこみ上げてきました。ワイフも急に目を輝かし、これはいいところに入ったと機嫌を直してくれました。
新緑のカエデの下に、これまた新緑の苔が輝いていました。みどりのハーモニーはそれはそれは素敵なものでした。写真をいくつか載せますが、肉眼の方がもちろんづっといいですよ。
もちろん、美術館の展示品も良かったですよ。ここは熱海のMOA美術館の弟分で、日本の古陶磁を中心に展示しています。重要文化財の埴輪をはじめ、縄文、弥生土器、そして中世の窯からの出土品、古常滑、古越前、古丹波、古備前、古瀬戸、古信楽等です。しぶいものばかりですが、最近こんなのもよくなりました(まだ色ものも好きですが;汗)。猿投窯(さなげよう)の展示物もありましたが、それぞれの作品が自由きままなかたちをしていて、気に入りました。とくに小品に面白いものが多かったです。ワイフの好きな波山作品は、ここ、健康美あふれる、汗と土にまみれた(むかしの)農村の娘さんのような古陶磁の中では、まるで貴婦人のように際だっていました。
撮影禁止でしたので (特別なもの以外は撮影させてもいいと思うのですが、大抵の美術館はだめですね、その点、東京国立博物館や、最近訪れた足利の栗田美術館はえらいです)、休憩室の額縁のような窓を撮って、美術館を出ました。
苔庭の新緑のカエデに、今度は紅葉の頃に必ず来るからねと約束しました。