気ままに

大船での気ままな生活日誌

いいぞ稀勢の里 序盤好調

2008-05-15 21:13:04 | Weblog
大相撲五月場所5日目。稀勢の里が大関、琴光喜を破り、見事4勝目をあげました。1横綱2大関を倒し、上々のすべり出しです。これで、ボクが初日に予想した、二桁勝利は十分、可能になりました。それどころか、たぶん中日あたりに対戦が予定されている白鵬を破るようなことがあれば、優勝に最後までからみ、場合によっては、ウシッツッシッかもしれません。

でも油断は禁物です。前半、好調でも、”気(稀)は優しくて、力持ち”で、いつも下位力士に取りこぼし、平凡な成績に終わるのが常です。今場所は気(稀)をゆるめずに、とくに、これから対戦が予定されている、琴欧州と琴将菊の佐渡ヶ嶽部屋コンビには絶対、負けてはいけません。とにかく、こいつらを(キセのライバルにはつい言葉がきつくなります)蹴散らさない限り、上には進めません。ただ立ち会いには気(稀)をつけなければなりません。佐渡ヶ嶽グループは飛んだり、じらしたり、いやらしいですからね(笑)。今日の琴光喜戦、そして初日の朝青龍戦のようにさっと左を差し、右上手で落ち着いて攻めれば、実力的には両琴より上ですから、きっと勝ってくれることでしょう。

できれば、今場所最高の山場、対白鵬戦の日に、国技館に応援に行きたいと思っています。

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今日の琴光喜戦です。堂々の真っ向勝負で大関を破りました。大きな一番だったと思います。










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ダーウィン展とゆりの木

2008-05-15 08:40:39 | Weblog
上野駅構内の立ち食い蕎麦を食べ、1000円床屋で調髪し(どちらも、安くて、うまくて、早い;爆)、ボクは国立科学博物館のダーウィン展に向かいました。上野に来るたんびにダーウィン展の看板が目につき、早くこないと終わちゃうよと、ささやかれてようで、気になっていたのです。

実をいうと、ボクはダーウィンの大フアンで、もし歴代の科学者を大相撲の番付表みたいに格づけするなら、東の正横綱は、もう絶対、ダーウィンにします。それほど好きなのです。ついでながら西の横綱はこれも、もう絶対、アインシュタインです。ダーウィンの進化論そしてアインシュタインの相対性理論のスケールの大きさは比類がありません。そして、それ以下の科学者は、ちょうど今の大相撲番付のように横綱と大関以下の差ぐらいに、大きな距離があります、とボク的には思っています(笑)。さらについでに言わせてもらえば(笑)、現在のノーベル賞科学者なんかは、この番付表でいえば、虫眼鏡でやっとみえる序の口のあたりで、実際、研究のスケールも顕微鏡でのぞくような小ささです。それは、科学が”進化”して、細分化せざるをえなかったということなのですが。

ダーウィンの、こうゆう大きな研究をなしとげた背景がとても分りやすく展示されていたと思います。ダーウィンの祖父が、すでに”進化論”の考えをもっていたとゆうのには驚きました。子供の頃からおじいちゃんの話を聞いていたにちがいありませんね。そして、ダーウィンの幅広い勉強ぶりにも驚かされます。地質学、植物学、動物学、自然のことならなんでもござれ、なんとマルサスの人口論まで研究し、”進化論”に凝縮させます。そして、有り余るほどの自由時間、とくに青年時代のビーグル号での5年に及ぶ航海。そのときの、見知らぬ、たくさんの生物たちとの出会いと自由な思索、ここで彼の頭は十分に耕されます。そして、その頃までに、ちょうど良い具合に蓄積されてきた周辺領域の知識。不滅の名著”種の起源”は、こうゆう背景で誕生したのです。

イグアナちゃんにも会えますよ。じっとして、目をつぶっているので、とんとんとガラス窓をたたいたら薄目を開けてくれました。ウインクをしてあげたら、じっとこちらをみてました。きっとダーウィンも、こうして遊んだにちがいありません。

生物の系統樹のノート書きもありました。その簡単な系統樹の上にI think の添え書きがありました。オレはこう思うと、ひらめいた進化の流れをノートしたのですね。ボクがダーウィンの系統樹の描き方で面白いと思ったのは、霊長類のヒトの枝分かれの位置です。樹木でいうと、一番てっぺんの”先端的な”枝でなくて、幹の下の方の枝でそれも、土につきそうな、あわれな”下垂”枝の先端に描かれているのです。人間なんか、たいしたことない生物だと言っているようです。先見の明がありますね。今、この自然を破壊しているのは、ヒトという愚かな生物だけですもんね。この枝を土に潜らせてもいいくらいです(笑)。
・・・

東京国立博物館に寄って帰りました。本館前のユリの木が、まるでダーウィンのように大きくそびえていました。そして、ボクが最近、樹の花にぞっこんだとゆうことを知っているかのように、うつくしい百合のような花を魅せてくれました。




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