3月11日の東日本大震災から1か月がたちました。被災者数はさらに増え、死亡者13、116人、行方不明者は14、377人となりました(朝日新聞、夕刊)。これでも、まだ全貌がつかめていない状態だといいいます。改めて、亡くなられた方にご冥福をお祈りいたします。
また、避難生活をおくられている方々は15万人もいらっしゃるとのことで、心よりお見舞い申し上げます。
3月11日の東日本大震災から1か月がたちました。被災者数はさらに増え、死亡者13、116人、行方不明者は14、377人となりました(朝日新聞、夕刊)。これでも、まだ全貌がつかめていない状態だといいいます。改めて、亡くなられた方にご冥福をお祈りいたします。
また、避難生活をおくられている方々は15万人もいらっしゃるとのことで、心よりお見舞い申し上げます。
報国寺といえば竹の寺。苔もいいな、でも桜はあったっけ、と思いながら、滑川の橋を渡った。その橋の前に、りっぱな桜の木があり、川の流れを覆うように枝を張り、満開の花をつけていた。そこから報国寺はすぐである。日曜で、お天気もいいということで、大勢の人で賑わっていた。ここも、たしか、東慶寺と並んで、鎌倉観光ミシュランの星がついている。
山門をくぐると、苔がすっかりきれいになっていて、目を楽しませてくれる。ぼくは苔が大好きだから、ここだけみて帰ることも多い。今日は桜が目当てなので、本堂前まで一直線。数本の桜の木が目に入った。もちろん満開。よしこれで、ひとまず目標達成。
竹林に入る。ここはこれだけで十分、楽しめるが、桜は・・・、やっぱりない。竹と桜ではバランスがとれないしな・・と、思いながら、また本堂の前に出たら、うしろの方にささやかな竹林があって、その前に一本の桜が咲いていた。それが、なかなかいい風情だった。小さな風景には、竹と桜はいいコンビだなと思った。
報国寺を出て、バスには乗らず(大渋滞してたので)、山路のような、裏道を八幡さまに向って歩いた。ふと、みると菫が咲いていた。山路きてなにやらゆかしすみれ草(芭蕉)の風情だった。そして、よくみると、掃溜菊 (はきだめぎく)も満開だった。こんなきれいな花なのに、ひどい名前をつけられたね、可哀そうなので、こう詠んであげた。山路きてなにやらくさしはきだめぎく(はきだめぎくの怒り)。また姫踊子草も咲き始めていた。こちらはいい名前をつけてもらってよかったね、一句浮かんだ。山路きて何やら色っぽい姫踊子草(姫踊子草の喜び組の気持ち)
なめり川の桜
報国寺の桜
竹と苔
野草三美人
散りはじめ