今日は、期待のルーキー、斎藤佑樹が初登板するというので楽しみにしていた。午後1時。少し緊張の面持ちでマウンドに上がる斎藤。ロッテ先頭打者、岡田。プロ第一球、ストライク!いいぞ。そして空振り三振!!そして二番、二塁ゴロ、打ち取った・・と思ったら名手、田中がエラー。そして、井口にツーランホームラン。先制される。悪夢がよぎる。しかし、その裏、大変なドラマが待っていた。三つの四球で塁を埋めたあと、好調の6番打者ホフパワーが、なななんと満塁ホームラン。 これで決まった。そのあと、ゴロの山。2,3,4回と零点に抑える。5回もツウアウトをとって、これでよしと思ったら、里崎の何でもない三塁ゴロを、名手の小谷野がエラー。そのあと、気を落としたか、三連続安打で2点を失う。それでも勝ち投手の権利をもって5回終了。ここで、ぼくも散歩に出かける。
帰ってからネットで調べると、リリーフ陣が押さえて、斎藤、初勝利とのこと。うれしくって、今、これを書いているわけです。4失点といえども、自責点は1、りっぱなものです。運も実力のうち。
新人投手の初登板をぜひみたいと思うなんて久しぶりのこと。松坂以来かな。もっと昔では江川。ふたりとも、”怪物”と言われたが、斎藤くんは”怪物”というにはやさしすぎる。やっぱり”王子”かな。次の登板が楽しみだ。それにしても、もうひとりの怪物候補、中田翔はどうしたのだろう。今日も打てず、開幕以来ノーヒット、沈黙の春だ。がんばって。
おめでとう、斎藤佑樹投手。初登板、初勝利