気ままに

大船での気ままな生活日誌

巾着田は彼岸花だけではない

2011-10-01 10:36:57 | Weblog

巾着田という地名は誰もが何故?と思う。若い世代は”巾着”という言葉の意味さえ知らないかもしれない。これは小物入れで、財布として使った時代もある。四半世紀も前のことだが、日系二世の米国の大学教授が財布のことを”きんちゃく”と呼んでいたのには笑ってしまった。きっと明治生まれの親からそう教わったのであろう。高麗川がこの辺りで湾曲し、ちょうど巾着のような地形を残した。それで、こういう地名になっている。ついでながら、巾着は腰につけることが多いので、権力者にくっついて、へらへらしている男(女でもいいですが)を腰ぎんちゃくという。

巾着田の彼岸花については、前回、記事にしたが、彼岸花は巾着の右下部だけで、その他のところには大規模なコスモス畑があったり、規模は小さいが、蕎麦の赤と白の可愛い花も咲いている。稲田を見守る案山子がいたり、小川にはタニシやメダカも観察できる。それに、西武秩父線の高麗駅から巾着田への道すがらの農村風景ものどかだ。また少し足を延ばせば高麗神社がある。高句麗の人々がここに定着してから、1300年になるという歴史の町でもある。

こすもす畑

蕎麦の花

赤と白 彼岸花

小川と稲田

道すがら

 巾着田は彼岸花だけではなく、コスモスだけでもなく、この子も頑張っていた。

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巾着田 曼珠沙華は100万ボルトの輝き

2011-10-01 09:22:24 | Weblog

”君の瞳は100万ボルト”という歌が以前、流行ったけれど、埼玉、高麗の巾着田の曼珠沙華も100万ボルトの輝きだった。100万本の曼珠沙華(彼岸花)がそろって満開を迎えている(正確にいうと遅咲き組では蕾状態のもあるが)、ひとつの花は一ボルトくらいかもしれないが、これだけ集まる100万ボルトの輝きだ。

大船から湘南新宿ラインで池袋へ。西武池袋線で飯能、そして西武秩父線に乗り換え、高麗へ。二時間程度で、夢の曼珠沙華園に着いてしまう。急に思い立って出掛けたが、あまりのうつくしさに、びっくりぎょうてん、来てよかったな、とつくづく思った。ワイフはその日、いそがしいからとかなんとかおっしゃて、ついてこなかったが、写真をみせたら、じゃあ、私もと、今日、早々と出掛けて行った(笑)。でも、今、思うと、今日は土曜日だったっけ、大変な人出になるだろう。ざまあみろ(爆)。

では、写真をおみせします。でも写真ではスケールの大きさが十分表しきれません。やっぱり、出掛けた方がいいと思います。湘南地方の人は、ぼくが前回紹介した小出川やかまくらのお寺の彼岸花見物なぞ行かないで、時間と電車賃をかけて高麗にお出かけください。絶対、損はしません。月とすっぽん、横綱と序の口、万理一空と一理無空です。

高麗川と彼岸花

倒木に咲く彼岸花

白一点

 

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