気ままに

大船での気ままな生活日誌

わたせせいぞうと伏見の酒蔵

2015-01-13 21:03:11 | Weblog

今朝、”伏見の酒蔵めぐり”の記事を載せたばかりなのに、何故、また伏見の酒蔵?と思う方が多いかもしれない。それはネ、今日の朝日新聞の夕刊の京ものがたりシリーズに”わたせせいぞうと伏見の酒蔵”が出ていて、びっくりぎょうてんしたから。それに、わたせせいぞうは、ぼくと同い年の酉年で、たぶん、鎌倉に住んでいて、いつも八幡さまのぼんぼり祭で、ラブストーリーを感じさせる作品を見させてもらっていて、親近感があるから。

まず、その証拠に2014年のわたせせいぞうのぼんぼり作品をお見せします。

そして、夕刊に載った作品。”糸柳雨”。

この作品は、2000年の年の暮、個展のため京都を巡り、描いたものひとつ。伏見の月桂冠大倉記念館を訪れ、隣りの内蔵酒造場の中庭を覗くと、あ、あった、想像の世界で一緒に暮らしていたいと夢みる男女が入っていた桶が、まさに絵のように(夕刊記事のありのままに)。

そして、その記事には、僕が歩いた壕川沿いや龍馬のことも。わたせせいぞうも京都が大好きで、”てんぱっているアタマに穴をあけて、想像する空間をつくるため京都に来るんです”と語る。ぼくも現役時代はそうだったかな。今は頭はてんぱってないけど、むしろぼけているけど(汗)、ただただ京都が好きだから。

たぶん、これが内蔵酒造場の中庭の桶だと思う。ぼくのアルバムから。

うれしい夕刊だった。

 

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伏見の酒蔵巡り (冬の京都#2)

2015-01-13 10:50:22 | Weblog

お酒好きのぼくには、伏見のお稲荷さんのあとは、伏見の酒蔵巡りと相場は決まっている。京阪電車の伏見稲荷から、5番目の、伏見桃山駅がスタート地点だ。二人とも、もう、20年近くになるかもしれない再訪となる。

駅前のアーケードをしばらく行って、左に折れ、少し歩くと、もうそこは、粋な板塀の酒蔵の町だった。はじめに現れたのは、山本本家の”神聖”。酒蔵の通り沿いに”鳥せい本店”を開業している。鶏でいっぱい飲りたいところだが。

神聖の酒蔵に”鳥せい本店”の看板が。


神聖の酒蔵(正面)

そして、その近くに月桂冠の酒蔵がみえる。右の通り沿いの建物は、大倉家の住いになっている。

大倉家の玄関には、祇園祭の長刀鉾のチマキが飾られていた。

そして建物の左側は月桂冠大倉記念館。

 

酒つくりのいろいろを教えてもらう。弥生時代からはじまったという伏見の酒。

今もこんこんと湧き出るさかみず。

酒つくりの道具類。

大徳利

レトロなポスター

試飲もさせてもらえる。月桂冠の小瓶のおみやげまで頂く。帰りの新幹線の中で2本空にしました(汗)。ここで、月桂冠名入りのぐい飲みをひとつ購入。帰宅後、早速、それで新潟のお酒を頂く(汗)。

外に出るとすぐ、宇治川の支流、壕川に出る。橋を渡ると、中華風朱塗りの山門が珍しい長健寺。弁天さまを祀っておられるという。

ここを弁天浜と言う・・・と説明版が語ってくれる。大倉浜と呼ばれ、明治22年東海道線が開通するまで、この浜で酒が積まれ、米が降ろされたという。

川向うの月桂冠北蔵

そして、もう一つ向こうの橋を渡ると、かの有名な寺田屋旅館が。

今回は入らず、龍馬通りを進み、また右に折れ、黄桜カントリーを最後に、伏見を去った。

伏見には20近い、酒蔵があるということなので、次回は飲む、食べるを主眼に歩いてみたいものだ。

忙しくなくても、また来てね。

 

 

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