正月2日はトーハクに初もうで。これが我が家の年中行事になりつつある。今年も家内と出掛けた。到着すると、ちょうど玄関前で江戸の遊芸太神楽が演じられていた。大勢の人が千丸さんの芸を楽しんでいた。
玄関には、恒例の新春生け花が。池坊が担当のようだ。松竹梅に水仙。
本館特別一室には未(ひつじ)が集合。
十二神将立像未神
青玉筆洗 神谷傳兵衛氏寄贈。浅草の神谷バー、牛久シャトーの創設者。ワインのマッサン。
陶製羊(唐時代)
国宝室には正月恒例、トーハクの等伯。松林図屏風。いつみてもいい。節目の年に観るとじーんとして伏目がちなる。
平安時代の書、三色紙揃い踏み。それぞれ、藤原行成、紀貫之、小野道風。
浮世絵室のおめでたい絵。国貞の二見浦曙の図。初日の出、みられなかったくやしさをここではらす。去年は太田の国貞展見逃してしまったなあ、ご免!みていれば、マイ美術展ベストテン入りしたはず。
この江戸時代の刺繍の袱紗もすばらしかった。
本館を出ようとすると、また別の演芸がはじまっていた。
まことにおめでたい舞いであった。
二匹の羊に見送られ、トーハクをあとにした。でも、また戻ってくる。3時予約のミュージアムシアターで”聖徳太子ゆかりの名品”の上映があるから。その間、2,3日だけ公開の寛永寺根本中堂と、リニューアルオープンした黒田記念館の見学。これが、また実に良かった。すべて記事にする予定ですが・・・。次の遊びが控えているのでどうなることか(汗)。