初場所中日は天覧相撲だった。4年振りとのこと。ぼくは、そのまた4年前の2007年初場所の13日目の天覧相撲をみている。そのときのことを当時のブログ記事をみながら思い出している。もちろん、そのときも事前に知らされてはいない。ただ、警備等の関係でなんとなく気配はあった。今回は土俵入りが終わってからのご入場だったが、そのときは幕内土俵入り前に入場された(今回は後半戦の始まる前)。通常であれば幕内力士は土俵をぐるりと回るだけだが、その日は、土俵内に腰を落とし、整列してお迎えするという形式だった。そのとき、稀勢の里は小結で、時天空に逆転負け、結局はその場所は負け越し、4場所つづけた小結から陥落するというみじめな結果に終わっている。
さて、今場所の天覧相撲はテレビ観戦。稀勢が前回のようなぶざまな相撲はとらないでと願う。稀勢、今場所好調で、この日の相手は、大関豪栄道。不調とはいえ、油断はならない。心配したが、万全の相撲で稀勢の完勝。7勝目をあげた。これで、待ちに待った初優勝が近づいてきたゾ。白鵬はあわや金星提供という相撲が二、三番あり、万全ではない。これから大関、横綱との対戦で二番は落とすはず。さあ、後半戦が面白い。がんばれ稀勢の里!くたばれ白鵬!
そうそう、豊真将の引退がさびしい。一時、稀勢の里、豪栄道と並ぶ期待の力士で、ぼくもフアンだった。日馬富士との相撲で大けがをして、とうとう引退へ。礼に徹した、土俵上のうつくしい姿が、長く記憶に残ることでしょう。
天覧相撲
稀勢の里、豪栄道を下し、7勝目。
豊真将関、ご苦労様でした。
。。。。。
稀勢の里初優勝祈願して特別付録を掲載します(汗)。お相撲さんのファッションもお楽しみください。
初場所力士場所入り風景(4日目撮影) 入場順
常光龍
大砂嵐
佐田の海
蒼国来
栃煌山
荒鷲
豊ノ島
栃ノ心
旭鷲鵬
豊響
嘉風
豪風
勢
碧山
玉鷲
隠岐の海
旭天鵬
安美錦
魁聖
逸ノ城
照ノ富士
宝富士
松鳳山
千代大龍
遠藤
東西幕内土俵入り(4日目)
2007年の天覧相撲の幕内土俵入り
横綱土俵入り。白鵬は天覧相撲で史上最速横綱600勝達成!でも、33回優勝は稀勢が阻止する!