気ままに

大船での気ままな生活日誌

大相撲初場所星取り予想の結果はどうだったか

2015-01-26 17:32:35 | Weblog

あっという間に、初場所がおわってしまった。さて、恒例の、ぼくの星取り予想はどうだった、自己評価してみたいと思います。

重点項目にあげた5点のぼくの予想と、実際の結果について、それぞれ検証してみたいと思います。緑色の文章が予想です。

1)白鵬の新記録達成は100%ありません!理由は、大記録達成はいつも稀勢の里に阻まれる運命にあるからです。
見事にはずれました。結果的には、”準優勝”の稀勢の里と日馬富士に四差をつけての、ぶっちぎり全勝優勝となりました、おまけに、優勝を阻まれるはずの稀勢の里を相手に13日目に優勝を決める! 


2)稀勢の里、初優勝の確率は100%です!理由は、白鵬が優勝できないからです。体調も万全、田子の浦部屋も完成、二所一門の総大将としての自覚も出てきた、心身ともに充実。優勝を狙う力が備わってきました

これも見事にはずれです。ただ、先場所につづいて11勝と、それ以前の停滞からは完全に脱しました。前半戦の取りこぼしさえなければ、来場所こそ、千秋楽まで優勝争いに加われると思います。

3)豪栄道は、今場所は大関昇進時の勢いが復活します。横綱から白星、二つは奪い、二桁勝利。稀勢の里優勝への援護射撃となるでしょう。琴奨菊は、いよいよ大関陥落でしょうか。
おお、恥ずかしい、これもゼンゼンはずれデス。予想に反し、カド番の琴奨は早々と勝ち越し、逆に、豪栄道は千秋楽まで持越し。やすやすと白鵬に全勝優勝を許してしまったのも豪栄道の不調も一因。来場所は、地元、大阪で復活し、稀勢と共に白鵬打倒ののろしをあげてもらいたいもの!

4)鶴竜は先場所終盤の注文相撲で、すっかり運が落ちました。当分、優勝は無理でしょう。
これだけはぴたりと当てました(笑)。来場所も無理でしょう。

5)次代を背負う、遠藤と逸ノ城。初日の直接対決、見応えがありました。遠藤完勝。この1勝が今場所の両力士の明暗を分けることになるでしょう。すなわち、遠藤8勝7敗、逸ノ城7勝8敗。両力士以上に期待されるのが、高安。今場所は10番近く、勝つのでは。
これは、いいところでしょうか。遠藤は負け越したけど、進歩の跡がみられました。来場所は横綱・大関とは当たらない地位に下ると思われるので、二桁勝利は間違いないでしょう。逸ノ城は研究されて、6勝9敗で関脇陥落。同じモンゴルの照ノ富士が関脇昇進確実で、逆転されてしまいました。高安を含め、4力士の出世争いが面白くなります。

というわけで、1,2,3)でぼくの予想は完敗。大はずれといっていいでしょう。
でも、以下に示すように、個々の力士の星取り予想では、何とか勝ち越しました。

。。。。。。。
いつものように、左が予想星取り/右が今場所の成績。ぼくの勝星は、±1は〇、それ以外は●

稀勢の里14勝1敗/11勝4敗●、白鵬13勝2敗/15勝0敗●、鶴竜11勝4敗/10勝5敗〇、日馬富士11勝4敗/11勝4敗〇、豪栄道11勝4敗/8勝7敗●、高安9勝6敗/6勝9敗●、栃煌山8勝7敗/7勝8敗〇、遠藤8勝7敗/6勝9敗●、琴奨菊7勝8敗/9勝6敗●、逸ノ城7勝8敗/6勝9敗〇、照ノ富士7勝8敗/8勝7敗〇、碧山6勝9敗/5勝10敗〇、勢6勝9敗/1勝14敗●、安美錦5勝10敗/6勝9敗〇、宝富士5勝10敗/7勝8敗●、栃の心5勝10敗/6勝9敗〇

ぼくの成績:8勝7敗。からくも勝ち越しました。

大阪場所の目標は二桁勝利でんがな!

。。。。。。

白鵬、大鵬の幕内優勝回数を抜く、33回優勝!この記念すべき、2015年初場所に国技館ですもう見物に行ったことは、いつまでも忘れない。

おめでとうございます、白鵬関!


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ナショナルギャラリー/英国の至宝

2015-01-26 06:51:11 | Weblog

渋谷のブンカムラに、”ナショナルギャラリー/英国の至宝”を観に行った。さすが、話題の映画だけあって、予定していた11時からのは満席でとれず、次の1時からのわずかな空席をようやく確保した。上映時間はなんと180分という長丁場。夕方からの予定も入っていたので、終盤の30分は家内に任せて(笑)、尻切れトンボの形で出てきたのはちょっぴり残念だった。

3年ほど前、家内とロンドン・ナショナルギャラリーで特別展、”レオナルドダビンチ展”を観た。レオナルドの生涯作品は20に満たないが、その半数の9点がここに集結するという、空前絶後の素晴らしい展覧会だった(記事にしてあります)。

この映画は3年に渡って、撮っているというから、きっとこの特別展のことは触れているだろうと思っていたが、やはり、そうだった。入場券を買い求める人々の行列にはじまり、会場内の様子も克明に撮っていた。”白貂(てん)を抱く貴婦人”、”岩窟の聖母”、”リッタの聖母”、”聖ヒロニムス”、”救世主キリストそして、”聖母子と聖アンナと聖ヨハネ”と次々と展示作品が現れ、あのときの興奮がよみがえってくる。この展覧会の関係者らへのインタビューもあった。レオナルドの作品が一堂に会することで、絵画同志が響きあい、新たな感動が呼び起こされたし、また、多くの作品を丹念に調べることにより、天才レオナルドの技量のすごさに改めて敬服したという。

美術館の日常的な活動も紹介される。子供、学生、大人など様々な観客に対して、それぞれ工夫をこらした学芸員のギャラリートークも面白い。もうちょっと長く聞きたいと思うものもいくつもあった。

館内での本格的なデッサン教室も紹介される。ヌードモデルは女性だけではなく、男性もいる。生徒の中には、裸体のデッサンははじめての経験だという高齢者もいて、人体のうつくしさについて感想を述べていた。

そして、この映画の目玉のひとつ、ナショナル・ギャラリーご自慢の高度な修復作業。X線分析によって、どのように絵具は塗り重ねられていったかを調べると、レンブラントの絵画の下地には別の絵が描かれていた。まるでミステリー映画をみるような場面。そして、実際の修復作業の様子も紹介される。

さらに、ナショナルギャラリーの基本的な在り方や美術品の設置方法を巡る職員間の議論の様子や、額縁の制作風景等、普段みられない美術館の舞台裏を覗かせてもらえる。

そして、ぼくがみられなかった終盤は、家内がいうには、名画の前で、英国ロイヤル・バレエ団の演舞がラストを飾ったそうだ。チャンスがあればもう一度観てみたいものだ。

レオナルドダビンチ展が開催されたロンドンナショナルギャラリー(2011.11)

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