気ままに

大船での気ままな生活日誌

タニシ殿 舞岡の小川で

2015-08-26 22:23:19 | Weblog

涼しい一日でしたね。こんな日は久しぶりのロング散歩。戸塚から横浜市営地下鉄で一駅、舞岡駅下車で、舞岡公園までの小川沿いの道のり。10分ほど歩いて、ふと、気付いた。もしかして、もしかして。

タニシ殿では?少年時代、故郷の小川でよくみた、あのタニシ殿では?もしかして、もしかして、京都花背の美山荘でいただいた山椒煮のタニシ殿では?

はじめ黒い小石としか思っていなかった。

引きあげてみると、間違いなくタニシ殿!

一度、見付けたら、どんどんみつかる。そのあと、30分ほど、タニシたにし田螺だらけ。全部で何千匹、何万匹になるだろうか。


のどかな風景の中を久しぶりに、二万歩突破!たにし殿のおかげ。

歩きすぎ!めっ!

たにしな(たのしい)一日だった。

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花背で摘草料理 (京都お盆の旅#10)

2015-08-26 18:26:06 | Weblog

京都お盆の旅シリーズ、最終回は市内からバスで二時間以上もかかる山奥なのに、何故か京都市左京区(笑)、花背の美山荘での摘草料理のこと。花背の地名の由来は、花の都の背中側に位置するからという説があるそうだ。

最近、トンネルができたおかげで、随分、楽になりましたとバスガイドさん。たしか十数年前、訪ねたときは、対向車がきたら、もうおわり、というような細い山道をがたがた揺れながら辿りつき、家内などは、お料理はおいしかったけど、もう行かないと言っていた(笑)。それが、今回はすいすい。でも、コースが違う。前回は鞍馬から花背峠を越えて行ったが、今回は、右京区の高山寺から京北町を経由する、京都北の大回りで花背に入った。

あけびのお茶をいただきながら、美人の若女将のご挨拶があり、まずは一献のお料理がはじまる。冷酒がついているのがうれしい。以下、お献立の順に、ご紹介いたしまする。つい姿勢を正したくなるようなお献立でござりまする。

一献 枝豆房揚、あまざ松の実和え、川海老、おくら、新蓮根、地卵味噌漬け、タニシ山椒煮など

 万願寺よせ白味噌仕立て(写真なし)

向付 鯉あらいなど(写真なし)

進肴 無花果凍りごまよごし(写真なし)

お凌ぎ 鮎すし

煮物椀 水晶鰻と大根餅、針胡瓜など


焼き物 鮎塩焼き

炊合 山科茄子、太胡瓜、鴨ロース(写真なし)

ご飯 鮎ごはん 香の物

水物 美山乳アイス 桃すり流し

菓子 焼よもぎ餅(写真なし)

お献立

めったに頂けないお料理に舌鼓。ごちそうさまでござりまする。思い出に残るお食事でございました。

美山荘

お食事どころ

美山荘の脇を寺谷川が流れる。桂川、保津川となり、嵐山の渡月橋をくぐる

美山荘に隣接して、峰定寺(ぶじょうじ)の山門。美山荘はここに参る山伏たちの宿坊として始まった。

司馬遼太郎もここを訪れている。街道をゆく(4)に、美山荘で一泊し、ご馳走をいただいた感想をこう述べている。あけび茶をいただき、ワラビの海苔巻、むかご、またたびの煮物、蕗の天ぷら、アマゴの天ぷら等、そして、最後に栗ご飯。といえば、東北や信州の山菜料理のようだが、そういう野趣はなく、調理法や食器、盛り付けぐあいなどはまったく京風で、千家の会席といった風趣がある

ぼくが付け加える言葉はいらない。京都のお盆の旅を締めくくる、最高のご馳走だった。 (完)

 

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川床料理と精進料理 (京都お盆の旅#9)

2015-08-26 09:20:00 | Weblog

おはようございます。お盆の頃、出掛けた京都の旅日誌も遅れにおくれ、ようやく最終盤に入ります。旅行の楽しみの一つは、お食事。ぼくはこれにお酒が加わりますが(汗)。思い出のお食事、ちょっと振り返ってみましょう。

京都の夏といえば、川床料理。暑い暑い日だったけど、夕方、貴船の”真々庵”の川床に座ったらびっくり。ひんやりするほどの川風が吹いている。もうこれだけで、お腹がぐー。はやくも特等席で、食事をはじめていた男と女がいた。夫婦にはみえなかった、お忍びか(爆)。

京懐石風料理。ビールで乾杯。

先附けが出てくる。



籠をとると・・・みたこともないお料理!鱧の子白線寄せ、小倉蛸、大和芋、煎り銀杏。

そして、第二弾は御造り。鱧の落としほか。京都の夏は鱧!冷酒一本、おねがいします!

楽しい、おいしいお料理が次々と出てきて、いよいよ、さよならご飯。湯葉茶漬け。

貴船の夜は更けていったのだった。

こちらは、大徳寺三門。二層目を千利休が寄進し、金毛閣と名付け、自身の木像を安置した。秀吉に、利休の下をくぐらせたといちゃもんをつけられ、切腹の遠因となった。

山門近くの塔頭、大慈院内で精進料理を頂いた。

すべて、食べ終わると、お椀をこうゆうふうに重ねることができる。

大徳寺前の商店街には大徳寺納豆や一休こんぶのお店が並んでいた。
 

あとひとつは次回に。

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