今日の遊びのテーマは、甲子園で45年振りの優勝を果たした東海大相模にしようと、茅ヶ崎からJR相模線の電車に乗り込んだ(汗)。そして、”そうだ、相武台下に行こう”という言葉が、”そうだ、京都へ行こう”と、京都へ行ってきたばかりのぼくの頭の中で突如、響いた。数日前の新聞記事に、ここのヒマワリ畑のことが出ていたから。
JR相模線というのは茅ヶ崎から橋本(相模原市)までの路線で、ぼくは、寒川神社に行ったときぐらいしか利用たことがない。厚木、海老名を過ぎて、40分ほど乗ると、相武台下に着く。駅前に商店街もない小さな駅で、バスもタクシーも待っていない。駅員さんにひまわり畑への行き方を尋ねると、道順が書かれた紙切れを下さった。ひまわり祭りが数日前まであり、たくさんの人が訪れたらしい。
踏切を渡り、のどかな水田風景の中を真っ直ぐ、20分ほど歩くと、なかなか正体を現さなかったヒマワリ畑が、左側の視界に入ってくる。はじめ見たひまわり畑はもう、花びらが落ちていて、種ばかりのヒマワリだった。やっぱり、祭りが終わると、ヒマワリも終わるのかと、少しがっかりした。ところが高架道の下をくぐり、向こう側の畑をみて、びっくり。見事なひまわり畑がどこまでどこまでも続いているではないか。ぽつぽつきていた雨まで止んでくれて、ぼくの心はひまわりのよう。 遊びの神様、ありがとうございます。
座間会場だけで、45万本もあるそうだ。
1969年(昭和44年)に座間市の市花に制定されたヒマワリ。
座間市の花「ひまわり」は、平成5年から農協青壮年部が中心となって荒廃地、遊休農地対策の一環として、ひまわりの景観植栽を行い「ひまわり広場」として公開したことが始まりです。
1994年(平成6年)には「かながわの花の名所100選」にも選ばれています。
年々規模は大きくなり、2000年(平成12年)には「座間市 の環境づくりの推進」を目的に「座間市ひまわり推進協議会」が発足、今では総面積5.5haを超える規模に拡大しています。
水田と隣り合わせて
案山子さんもこんにちわ
おばけ南瓜さんもこんにちわ
揚羽さんも春画でこんにちわ
祭りのあとは、人混みもなく、ゆったり見物。
ヒマワリのジョナサン。群れるのはイヤ。気高いヒマワリ。
裏も見せ、表も見せて、裏表のないヒマワリ。
大満足しての帰り道。田圃の向こうに看板が。あっ!どちらも東海大相模のOBじゃん!原監督と菅野投手!やっぱり、地元!
小さな、可愛い駅だった。