気ままに

大船での気ままな生活日誌

にゃんとも、とんとんびょうしの一日だった

2015-08-27 18:49:12 | Weblog

お昼に辻堂でとんかつを食べてから、にゃんとも、とんとんびょうしの一日だった

何故、辻堂でとんかつを食べたか。それは先週の”アド街”で、人気のとんかつ屋さんのことを知ったから。家内もとんかつが大好きで、一度、是非にと思っていたのだ。

11時15分くらいにそのお店に着いたら、もうほとんど満席。たったひとつテーブルが空いていて、滑り込みセーフ。とんかつを食べる前からとんとんびょうしの一日のきざしがあったのだ。

家内はヒレカツ定食、ぼくはヒレカツとエビフライのセットを頼む。少し待って、キャベツ山盛りのとんかつがやってきた。あとはソースをかけてムシャムシャムシャ。おいしい、おいしい。そのときは聞かなかったが、お店を出てから、(独身時代、目黒に住んでいて)目黒のとんきを知っている家内に評価を問う。値段を考慮すると、とんきと、とんとんという判定が出た。お店の名前は大関だが、実力も大関だった。


こんどは小林秀雄も鎌倉から海沿いを自転車で通ったという、うなへいに行かねば。

おいしいとんかつを食べたあとは、とんとんびょうし。まず、鎌倉駅に戻り、紅葉の鎌倉をテーマにしたクラス会の会場を予約。日時もOK、飲み放題付きの値段もぴったしかんかん。

気分よく、おんめさま(大巧寺)の境内を見学。二日前報告した紫式部がさらに紫を濃くして、おまけに白式部まで白さを増して、加えて、花蔓草まで見付けて、何から何まで、とんとんびょうしのおんめさま。

紫式部

シロシキブ

花蔓草

さらに、本覚寺に足を延ばしたら、先日紹介した銘木の百日紅は少し、容色が衰えてきたが、鐘楼前の百日紅は、まだ十九の春のうつくしさ。

妙本寺ではにゃんともびっくり!

いつもいる、本堂はがらんとしていたのに・・

な、なんと向かいのお堂ににゃんこが!

下に降りて、塀の隙間からのぞいてみると・・ 一匹かと思ったのに、そうではなく、二匹仲良く、お昼寝だった。こんな姿はめったにみられない!


にゃんとも、とんとんびょうしの一日だった。
。。。。。

これで、とんとんびょうしの一日が終わったわけはない。

江ノ電で極楽寺へ。百日紅の銘木は、どうか。見事に咲いていた!ここは、たしか撮影禁止と聞いていたが、お掃除をしていたお寺の方に尋ねたら、三脚なしならいいですよ、とのこと。とんとんびょうしの一日は極楽寺までつづいた。極楽、極楽

極楽寺の百日紅



すばらしい一日でした。

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前田青邨と日本美術院/大観・古径・御舟

2015-08-27 09:18:52 | Weblog

山種美術館で開催されていた前田青邨と日本美術院展の最終日(8月23日)に駆け付けた。ホテルオークラのもそうだったけれど、最近、最終日というのが多い(汗)。

青邨の作品が13点も展示されるというし、御舟の名作”炎舞”も、二年振り公開ということで、はずすわけにはいかなかった。青邨といえば歴史画。はじめに迎えてくれた”異装行列の信長”は、いずれ義父となる美濃の斉藤道三との初対面に向かうときの行列を描いたもの。異様な出で立ちだったが、正式の対面時には正装して現れ、道三をうならせたという名場面の一シーン。

”蓮台寺の松陰”は黒船に乗り込もうと下田の蓮台寺で待機する松蔭。大事を前にした松蔭の顔の表情。松蔭の叔父が鎌倉の瑞泉寺の住職で、その前に訪ねている。青邨の筆塚と墓地は東慶寺にある。

蓮台寺の松陰

腑分け”も見学する人々の表情がそれぞれで面白い。

 ”大物浦”は、平家討伐の最大の功労者、義経は頼朝に疎まれ、一転、追討される身となる。西国へ逃れるために郎党を従えて船出するが、大物浦(だいもつのうら)で嵐に会う。”義経記”の名場面。”三浦大介”は三浦半島、衣笠に城をもち、頼朝政権の樹立に多大な貢献をする。享年89才、晩年の姿。

一方、花鳥図も愛らしく、かつ、うつくしい。


鶺鴒

第1章は日本美術院の開拓者たち
雅邦、大観、観山、春草ら。青邨のお師匠さん、梶田半古も4点。

観山 老松白藤

第二章が青邨と日本美術院の第二世代/古径・靫彦と共に
第三章が紅児会の仲間と院展の後進たち

と、つづく。第二展示室に御舟の”炎舞”が燦然と輝いていた。

次回も楽しみだ。これも、はずすわけにはいかない。

 

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