気ままに

大船での気ままな生活日誌

上賀茂神社 (京都お盆の旅#6)

2015-08-23 09:04:44 | Weblog

この春、鴨川沿いの半木(なからぎ)の道の枝垂れ桜を見物した。すばらしい桜のトンネルだった。その道を上流に上がれば、下賀茂神社があり、さらに上流に上賀茂神社がある。そのときはどちらの神社にも足を延ばさなかった。延ばしておけばよかったなと、今回、上賀茂神社を訪ねてそう思った。

境内に枝垂れ桜の銘木がいくつもあるんだもの。鳥居をくぐってすぐに緑の枝垂れ桜が数本。緑色を桜色に変換想像して(汗)、是非、来年は行かねばと思った。

そして、二の鳥居をくぐると、まず迎えてくれたのが、立砂ふたつ。神代の昔に御祭神・賀茂別雷神(上賀茂神社の正式名はこれで、かもわけいかずちじんじゃ)が降臨された本殿裏のうつくしい円錐形の神山に因んだもので、神様が降りられる憑代(よりしろ:依代)である、と説明がある。うしろの建物は、細殿(ほそどの)で、寛永5年(1628)造替で重要文化財。行幸の際及斎王の御著到殿。

そして、本殿特別参拝。中門に垂れ幕が。本年10月、第42回式年遷宮とある。受付で特別参拝料金500円を納め、首に”上賀茂神社特別参拝”とかかれたたすきを掛け、直会殿へ。若い神職の方が、賀茂別雷大神降臨の神話などを説明され、お祓いを受け、いよいよ神様がお住まいの場所、本殿・権殿へ。神様はいつもは本殿にお住まいだが、今は式年遷宮の工事のため、権殿にお移りになっている。なお、式年遷宮とはいっても、新築するわけではなく、一部改修するだけとのこと。ぼくらは、普段、天皇と宮司しか入れないという本殿に入り(神さまが移動しているので可能になった)、お砂を蒔くという貴重な体験をさせてもらった。

中門 ここから先は撮影禁止。神域内の建物は、流造りの典型的な建造物として国宝に指定されている。

片岡橋

”ならの小川”に架かる橋。夏越大祓も行われる。風そよぐ ならの小川の夕暮れは みそぎぞ夏の しるしなりける(小倉百人一首)

外幣殿

賀茂神社の神官屋敷が並ぶ社家町も歩いてみた。風情がありますね。


んまあ、こんなところに住んでみたいと、やきもち焼く女性は、みな、焼きもち屋さんに飛び込みました。家内もね。

さて、今日は湘南新宿ラインで遠足(汗)。山種、ブンカムラ、松濤の三館制覇なるか。プラス、居酒屋

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蓮の寺 法金剛院(京都お盆の旅#5)

2015-08-23 05:48:01 | Weblog

おはようございます。今日は処暑。涼しい朝を迎えています。さて、今日も旅日誌を続けます。

双ヶ丘の東麓にある法金剛院は、蓮の寺と呼ばれているそうだ。8月16日に訪れたが、まだ、蓮が結構残っていてくれた。特別名勝の池泉回遊式浄土庭園 には、何と、約90品種もの蓮があるというから、遅咲きのもあるのでしょう。

山門

山門をくぐるとすぐに、蓮の花を確認。

本堂の前は蓮田

あちこちで、咲いている。

青女の瀧 日本最古の人工滝で国の特別名勝に指定されている。平安時代の遺稿。


山号を五位山と称する。五位鷺を思い出す(笑)。平安初期の清原夏野(782-837)の山荘があり、それを寺に改めたのが、当寺の前身だという。

重要文化財の仏像さんがいくつも。

本尊・阿弥陀如来坐像

十一面観音坐像

僧形文殊坐像(左)、地蔵菩薩立像(右


次回は上賀茂神社です。

 

コメント (2)
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