おはようございます。二泊三日の京都お盆の旅から無事、帰ってきました。今年は祇園祭も行かなかったし、ぜひ、お盆には大文字焼きを、できれば五山すべての送り火を観てみたいと思っていた。そんなツアーがあることを家内がみつけ、それに参加することにした。
16日夕方、二条城前のホテルの大ホールで、500人規模の大宴会にまず、参加する。大きな学会の懇親会みたいな感じ。うれしいのは、10名ほどの芸・舞妓さんが席を廻ってくださる。おまけに、お酒は飲み放題(汗)。二時間ほど、わいわいがやがやしていると、屋上へのエレベーターが動き始めましたのアナウンス。ぼくらも、隣席の人が酒飲みで、おつきあいしていたので、一番、最後のグループで屋上へ。
大文字の大宴会
祇園の舞妓はんと芸妓はん。一緒に写真を撮ってくださる。
席にも廻ってくださり、皆さん、にこにこ。ぼくも並んで、写真を撮らせてもらう。にやけた顔に撮れていたので、ここには出せない(汗)。
デザートも大文字焼
午後8時から五山送り火のスタート。雨の予報だったが、ホテルが用意してくれたビニールカッパは使わずに済みそう。まず、はじめに、東山・如意(にょい)ケ岳の中腹に火がともる。大歓声。次第に、赤々と”大”の文字が浮かび上がってくる。続いて、5分後に、松ヶ崎 ”妙・法”ただ、ここからは”法”の字だけ。そして5分毎に、西賀茂船山の”船形”、金閣寺大北山の”左大文字”、嵯峨、曼荼羅山の”鳥居形”の順に送り火が。
大勢の人が、次々と灯る山の方角に移っていく。なかなか写真も撮りづらいが、なんとか、大文字をはじめすべての、字と図形をカメラに納めることができた。
東山・如意ケ岳の”大文字”
松ヶ崎 の”法”
西賀茂船山の”船形”
金閣寺大北山の”左大文字”
嵯峨、曼荼羅山の”鳥居形”
”鳥居”が灯る頃、雨が降り出し、皆、引きあげて行った。静かになったところで、送り火にそっと手を合わせた。
この春、母の七回忌を終えたが、いい送り火となった。