まろねふの廊下からの呟き

中年オヂさんの呟き転じて、人生備忘録となる…

オハ31考察…

2010年10月13日 | 工作室から
さて、2代目ストーブ列車を完成させると宣言してしまいましたが、今になって悩む事も多々あります。

鉄道博物館に収蔵されているオハ3126は、ご存知の通り津軽鉄道オハ311だった車両です。


外観

今も津軽時代の面影を残すのが、貫通路の幌枠ではないかと思います。現在のストーブ列車同様に、気動車用のものを用いており、通常の客車で使用するものより一回り小型のものです。


矢印の先が幌枠

幌座の内側に幌枠が設けられいるのがわかると思います。しかし反対側に回ってみると…



幌枠がありません。アタシ的には“気動車用=車体には固定されていない”なんですよね。どうやって、幌を固定していたのでしょうか? 幌座と幌釣座の位置から、今も残るのは客車用の幌座と推測できるので、現役当時はどうなってたのだろうか謎なんですよね。

もっとも、外板は保存の際に張替えているでしょうから、一概に言えないのですが…



床下にカメラを突っ込んで強引に台枠を撮影してみましたが、魚腹台枠は意外と目立つ事が判ります。
実は珊瑚製のキットの台枠はオーバースケールではないかと思っていましたが、あながち嘘ではないと思ってしまいました。

津軽鉄道では、運用が限られていて夜間運用が無かったのか、車軸発電機が無いそうです。また、番号によって蓄電池の個数、形態も違うようです。
オハ311は、旧型の大型蓄電池が片側だけあるようです。


車内

客室を覗くと、全て復元されていると思いきや、ストーブのあった箇所は座席が撤去されたままです。ストーブのあった位置を確定できます。

さぁ、見れば見るほど悩んでしまうストーブ列車。これからどう工作を進めるか考えないと…