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まろねふの廊下からの呟き

中年オヂさんの呟き転じて、人生備忘録となる…

青マニを作る・・・終

2017年11月08日 | 工作室から
マニ44製作も、いよいよ最終段階となりましたが、ココでも不具合発生!

カプラーを取付けて仮組してみると、車体が浮いてしまう事態が発生。妻面窓ガラスで床板を支える構造が仇となり、ネジ止めしたナットが当たっていた事が原因でした。

原因を突き止め修正を行い、いざ組立ててみると今度は、床板をネジ止めしようとすると、車体側に嵌め込んで瞬間接着剤固定したはずのナットが空回り…後は想像できますよね(汗)

とりあえず完成はしましたが、達成感よりもストレスがたまるモヤモヤ感を感じるだけとなりました。




足回りを中心に、全体をウェザリングしてみました。



再現したい荷物列車に必要な最大両数が揃いました。



そして、最後に箱入れの儀を行い完了です! 因みに、箱はYAMA箱化で余剰となった中古のエコー箱で、2044番の箱は初めて買ったエコー箱で25年ものです(笑)


さて、ここからは私見による、この模型の総括です…

マニ44をプラキットで製品化し、比較的安価で提供したことは賞賛に値します。

では、このキットの問題点は…

1.プラキットであるにも拘らず、一般的と思われるプラ用接着剤(Tミヤ製)で接着できない
→直ぐに外れるので、結局は瞬間接着剤の多用となりました。

2.車体と床板を固定する方法に問題がある
→インナーフレームに六角ナットを入れ接着剤で固定するのですが、床板のネジ穴とナットの中心が僅かでもずれると、ネジ止め中に無駄な応力が掛る事で瞬間接着剤が外れナットが空回りする事になります。因みに、コレでネジを4本ニッパーで切断する羽目になりました…

→ネジで固定するのは車体中央2か所で、その他は各自工夫とのことですが、これだと乗務員室下あたりで、床板が浮いたりすることがあります。両面テープで固定させる事案もありました。
ステップと干渉する位置にネジ穴を設けた事が、そもそも間違いで、同封のネジはナベ頭ぢゃなくて皿ネジでしょう!

3.台車が分解しやすい
→これは使用した軸受けメタルによる結果でしょうが、スペーサーを挟むことによってネジの掛り具合が変わってきたことが原因でしょう。でも、メタルを入れないと転がり悪いしなぁ…

模型雑誌でも取り上げられたマニ44ですが、特に末期の荷物列車を再現するには必須アイテムです。

コレを組まれた方は、さぞかし苦労されたでしょう。この問題点に注意すればよいのかなと思い書かせて頂きました。これで『青マニ』は終わりとします。


さ~て、次は何作ろうかなぁ?