今週は、グリーンスタジアム前停留場から先を見ていきます。
停留場をでると、インファンド軌道が続きます。
交差点には、車両の接近を知らせる表示灯が設置されています。
インファンド軌道区間が終わると、見慣れた光景が…
ゆいの杜ヘ向けて高架軌道に入ります。
画面右側が宇都宮方。野高谷町交差点を高架でかすめます。
下から見ると…
市の関係者だった方から聞いた話では、ゆいの杜はLRT建設が決まって以降、住民が増えてきており、商業施設も充実してきた上、宇都宮市ではン十年ぶりに小学校が新設されたそうです。
確かに、街中を走ると商業施設は充実していました。
中には、LRTを模した看板に替えて応援をしてくれている販売店さんもあります。
ゆいの杜地区には3箇所の停留場が設けられます。
芳賀町工業団地管理センター前停留場(画面右側)を出ると、左に曲がり芳賀・高根沢工業団地方面へ向かいます。
ここが、噂の最急勾配60‰の区間です。
建物の基礎を見ると、その勾配がよく判るのでは?
すり鉢状の道路を一気に駆け上がります。
工事の発注者も、芳賀町に変っています。
かしの森公園前停留場は、その名の通り「かしの森公園」の目の前にあります。
ここで休憩しましたが、多くの家族連れが訪れており、子供達が遊んでいたり、家族でお弁当を食べたりと楽しんでいました。
ここが終点の、芳賀・高根沢工業団地停留場になります。この一体は、本田技研工業の施設が建ち並んでいます。現在の、沿線の工事の様子は以上になります。
こちらに着任して、市役所や町役場、県庁、市議会など、沢山のあいさつ回りをしてきました。どの方も街作りへの強い思いがあり、LRTへの大きな期待をされていることを感じました。私自身、そのような事業のお手伝いが出来ることに、身の引き締まる思いがしました。
で、帰宅後は、先日のあいさつ回りで芳賀町を訪れた際に気になった地酒を購入するため、バスに乗ってお買い物。肴は近所のスーパーで惣菜を買ってきました。
スッキリとした味わいで美味しかったですねぇ…ただ、止めてくれる人がいないので、性根を入れて呑まないと大変なことに(汗)
会社概要の説明を受けた際、当初計画は複数あったと聞きましたが、その計画の中の一つがそうだったのでしょうか。
現在の路線は、ショッピングモールのベルモールを始め、宇都宮大学陽東キャンパス、清陵高校や作新学院大学が沿線にあります。
アタシの個人的な感想としては、LRTが整備されている宇都宮駅東側は街が発展してきていますが、西側は寂しくなっている感じがあります。仮に西側に軌道を敷くとなるとメイン通りの道幅も狭くなるので、例えばトランジットモールを中心とした街作りを行なえば、東側とは違った雰囲気で街に活気が出そうな気がします…