まろねふの廊下からの呟き

中年オヂさんの呟き転じて、人生備忘録となる…

廃バス

2006年10月22日 | 泥沼より
先日の、一畑バスのネガを探していると、ふと目に止まったネガ袋の『廃バス』の文字…後日改めて探すと、3袋に廃バス画像がありました。
これらバスのウンチクは判らないので、読者の方々にお任せします。


浜田市長沢に落ちていたMAZDAのマイクロバス。

私が可愛かったであろう保育園児の頃、三瓶山への遠足にコレと同じバスがやって来ました。そのスタイルがかっこよくて乗りたかったのですが、別の車に乗せられました。


敬川に落ちてた国鉄バス。

高校生の時に郵便配達のバイトをしており、それで存在を知ったバス。その話をシンコーさまにしたら、『撮ってこい』との密命が下り、平成10年に撮影したもの。初めて見つけてから14年目の記録。


江の川堤防沿いに落ちていた一畑バス。

なぜ写したのか理解できないバス。単に江津市内に一畑バスだから…?


これまた、江の川堤防沿いに落ちていた広電バス。

一畑バスと同じネガに写っており、そのネガ自体はあの『仁保事件』の時のもの…となると、撮影時にFおぢさんが横におるぞ!

これ以外にも、一畑バスのさらに下流部に、松○電器江津工場の送迎バスの残骸があったのだが撮影していないな…

これで、バスネタは無くなりました。竹客さま、こんなんでいかがでしょうか?

プチ変化…?

2006年10月20日 | ひろでん
先日、全検を終えて試運転を行った762号を見てビックリ! 何と台車が住友大阪市電型から、ブリル台車に交換されているではありませんか。どうも、廃車解体された584号の台車をもらったようです。

762号の台車は、私が運転士に登用された平成2年頃に、休車中だった771号の台車と振替えており、今回は私の知る限り2回目です。私は584号を、1~2回しか運転していないのでその走りが判りませんが、足の遅い762号が少しでも変ったのか、今度乗務するのが楽しみです。



営業運転中の762号 10月20日 広電本社前


全検前の姿 2月27日 千田車庫


解体整備中の762号台車 9月30日

762号の住友台車には、『昭和四年 神戸製鋼所』の鋳物製の製造銘板があり、貴重な存在でしたが、そのまま廃棄処分となるのでしょうか…? 写真が無いのが残念…(涙)

井笠鉄道…終

2006年10月20日 | 廊下から
井原市内にある、『経ヶ丸グリーンパーク』には、ホジ101とホハ8が保存されています。私たちが訪れた時には、窓ガラスは殆どなくなっており、ホジの車体には心無い者の下品な落書きがあり、とても見れる状態ではありませんでした。
車内に入ると、外観とは裏腹に意外と綺麗な状態で残っており、シフトレバーの差込部分が僅かだけ動かす事が出来、少し感動しました。


ホジ101外観(画像処理をして落書きを消去しました。)

ホジ室内

運転席

全線廃止となる前の、矢掛線・神辺線廃止時に余剰廃車となったはずのホハ8が、全線廃止時まで、くじば車庫に残されていた為に現在もこうして姿を見ることが出来ます。
井笠鉄道って、本当に物持ちが良かったんですね…


ホハ8

車内

こうして、当時の標準編成だったホジ+ホハの編成を見ていますと、こんな列車に一度揺られてみたかったと思うのは私だけではないはずです。
願わくば、失われた窓ガラス位は復元して、綺麗な姿で後世に残してやりたいですね。

井笠鉄道…2

2006年10月19日 | 廊下から
旧新山駅にある井笠鉄道記念館には、コッペル社製1号機関車、ホハ1、ホワフ1の3両が保存されています。現在は判りませんが、ホハ1の車内に入る事が出来て、車内に人が集えるようにはなっていましたが、当時を偲ぶ事が出来ます。また、ホハ1は現役当時に手荷物室を設けましたが、これも現役当時のまま残っておりました。手荷物室内の写真を撮らなかったのが残念…


1号機関車 足元にあるのは『くじば駅』にあったターンテーブル

ホハ1とホワフ1

ホハ1車内。仕切りの向こう側が手荷物室

駅舎を利用した記念館内には、当時を偲ぶ品々が展示されていています。ここでは元駅長であった館長氏から、当時のお話や廃線跡を正確に教えていただき、大変勉強になりました。訪れた当時、ご高齢であったようですが、今もお元気なのでしょうか…


当時を偲ぶ、資料の数々。

こうしてみると、井笠鉄道は本当に愛されていたのだなと、感じさせられました。

井笠鉄道…1

2006年10月18日 | 廊下から
竹客さまの廃バスネガのリクエストがありましたが、それ以上に面白そうなネガが出てきましたので、何回かに分けて紹介します。ネガの褪色が目立つので修正をしており、若干の見苦しい点がありますのでご容赦を。

その昔、岡山県の笠岡から井原に向かってナローゲージの鉄道が走っていました。そう、ご存知『井笠鉄道』です。
10数年前に、今は亡きA川君と一緒に井笠鉄道の保存車両と、廃線跡巡りをしました。JR笠岡駅近くの陸橋下には『ホジ9』が保存されています。訪れた当時はかなり荒廃しており、悲惨な状況でした。今もあまり変わりないのでしょうか…って、今も残っているのかな?


ホジ9

運転席。ブレーキ弁は路面電車と同じPV-3

車内

笠岡駅を跨ぐ陸橋は、井笠鉄道が走っていた当時からあり、ここから俯瞰した写真を見られた方も多いと思います。私もここから井笠鉄道を撮影してみたかった…



笠岡駅ホーム。アスファルト部分まで線路が延びていた。今は嵩上げ工事で埋められてしまいました。


くじ場駅方面に向かう廃線跡。


旧大井村付近? 今でも列車が走っていそうな雰囲気

この後、旧新山駅にある記念館を訪れて元駅長であった館長氏に昔話を聞かせていただきました。今もお元気なのでしょうか… また訪れてみたいな。