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鉄鉱石の価格高騰の影響は?

2008-04-03 16:05:52 | ノンジャンル
 昨日は久しぶりのaiko のニュー・アルバム「秘密」が発売されましたが、皆さん、もうゲットしましたか? 私がいつも買っているCD屋は火曜日にポイントが2倍になるので、来週の火曜日を待っているのですが、それまでに特典付きの初回限定アルバムのようなものが売り切れにならないことを祈っている毎日です。

 さて、3月27日に発行されたフリーペーパー「R25」の記事に鉄鉱石の価格高騰についての記事が載っていました。
 鉄鉱石は前年比で65%も値上がりしており、05年度の71.5%には及ばないものの実に6年連続の値上げで価格は5倍になったそうです。産出量はブラジル、オーストラリア、中国、インド、ロシアで大部分を占め、輸出量はオーストラリアとブラジルで大部分。もっといえば、資源メジャーと呼ばれるブラジルのバーレ、オーストラリア・イギリスのBHPビリトン、リオ・ティントの3社の輸出シェアが、何と7割にもなるんだとか。結局売る側が寡占状態になっているので、売り値で買うしかない状態になっているらしいのです。
 今回の値上げは。鉄鋼業界全体で年間5000億円のコスト増につながるといいます。「産業のコメ」と言われるくらい鉄はあらゆる産業で使われ、関係ないと思われる業界でも工場を作るのに使われていたりします。
 「今回のニュースは、資源の寡占が起こると、どういうことになるかを教えてくれる。恐ろしいのは、これが穀物や食糧で起きたらどうなるか、である。鉄鉱石値上げ、本当に他人事ではない。」と記事は結んでいます。実際、各業界では寡占状態が進み、大手の企業が合併するニュースは毎日のように流れています。国内の企業合併や寡占状態については公正取引委員会が監視していますが、国際的にはそうした機構は存在しません。国連が中心となって、寡占状態を作らせないような強力な権限を持つ国際機関の創設が待たれます。