4月2日の朝日新聞の夕刊に「間伐でCO2 3.8%減る?」と題する記事が載っていました。
記事の冒頭は「京都議定書で日本が約束した『温室効果ガス6%削減』。この半分を上回る3.8%分を、森林の二酸化炭素(CO2)吸収で見込んでいる。間伐を進め、天然林を保安林として整備できれば、目標は達成できるという。だが、林業の衰退で計画通りの間伐が難しい。そもそも、間伐や天然林の整備で本当に期待通りC02吸収量が増えるのかなど不確実な点も多い。議定書と現実の隔たりを問う声も上がっている。」とのことです。
間伐を終えた森の古い切り株のまわりには、ツバキなどの低木が育ちます。間伐で日光が地面まで入れば、光合成でスギもCO2を盛んに吸い成長します。人工林なら間伐などの適正な「森林経営」や植林が、天然林なら伐採や消失を防ぐ管理策を取ることが、それぞれ温室ガス削減の条件になってくるのですが、これが十分に行われていないのが現状です。
林野庁は'07年度から12年度の間伐面積を増やし、全国の人工林の3割近い約330万ヘクタールで行い、間伐の担い手や山の所有者への補助金なども増額することにしましたが、それでも間伐費用の約3分の1は、山の所有者の負担。間伐にノーという人も多く、補助金が宙に浮く地方もあるといいます。今後は所有者が間伐に同意しても、どうせ売れないなら運び出すのはムダだといsて、森に放置してしまう「切り捨て間伐」も増えると考えられているそうです。
林野庁さん、そこまで分かっているのなら、しっかり予算を取って民間に頼ることなく、補助金を増額してください。こういうことのために我々は税金を払っているのです。道路財源が一般化するようなことが本当にあれば、そこからど~んと取って来る気構えを見せて下さい。これこそが、林野庁の最優先の仕事です!
記事の冒頭は「京都議定書で日本が約束した『温室効果ガス6%削減』。この半分を上回る3.8%分を、森林の二酸化炭素(CO2)吸収で見込んでいる。間伐を進め、天然林を保安林として整備できれば、目標は達成できるという。だが、林業の衰退で計画通りの間伐が難しい。そもそも、間伐や天然林の整備で本当に期待通りC02吸収量が増えるのかなど不確実な点も多い。議定書と現実の隔たりを問う声も上がっている。」とのことです。
間伐を終えた森の古い切り株のまわりには、ツバキなどの低木が育ちます。間伐で日光が地面まで入れば、光合成でスギもCO2を盛んに吸い成長します。人工林なら間伐などの適正な「森林経営」や植林が、天然林なら伐採や消失を防ぐ管理策を取ることが、それぞれ温室ガス削減の条件になってくるのですが、これが十分に行われていないのが現状です。
林野庁は'07年度から12年度の間伐面積を増やし、全国の人工林の3割近い約330万ヘクタールで行い、間伐の担い手や山の所有者への補助金なども増額することにしましたが、それでも間伐費用の約3分の1は、山の所有者の負担。間伐にノーという人も多く、補助金が宙に浮く地方もあるといいます。今後は所有者が間伐に同意しても、どうせ売れないなら運び出すのはムダだといsて、森に放置してしまう「切り捨て間伐」も増えると考えられているそうです。
林野庁さん、そこまで分かっているのなら、しっかり予算を取って民間に頼ることなく、補助金を増額してください。こういうことのために我々は税金を払っているのです。道路財源が一般化するようなことが本当にあれば、そこからど~んと取って来る気構えを見せて下さい。これこそが、林野庁の最優先の仕事です!