4月3日に発行されたフリーペーパー「R25」に、地球の温暖化を先取りして、北海道やスウェーデンの土地を買う人が現れてきているそうです。確実に儲かりそうですが、そんなことをする金があるのなら、地球温暖化を防ぐことに金を使えと言いたいです。ちょっと自分勝手すぎるんじゃないでしょうか? (あるいはそういう土地が値上がりする頃には、もう人類は滅びているかもしれませんね。)
さて、上橋菜穂子さんの「狐笛のかなた」を読みました。
人に化けることもできる霊狐である野火は、自分の主人の敵国の娘・小夜に助けられた恩義を忘れる事ができず、呪力を持つ小夜を殺そうとする主人の命令に逆らって、小夜を守り続けます。主人の命令に従わないと命を失う霊狐は死にかけますが、小夜の自分の命をかけた癒しによって野火を救い、二人は幸せに暮らし、また敵対していた両国も小夜側の城主が自分の恨みを捨て去ることによって平和を取り戻すのでした。
武将が活躍する時代の物語です。登場人物が多い時代小説が苦手な私としては、ここが第一関門でした。また、登場人物たちが抱える宿命的な生き方も重苦しく、これも読み進める第二関門となりました。最後はめでたしめでたしで終わるので、それが救いでしたが、読んだ後に爽快感はありませんでした。時代小説が好きな方なら楽しめるのではないでしょうか?
なお、「Favorite Novels」の「上橋菜穂子」のところに詳しいあらすじを載せておきましたので、興味のある方はぜひご覧ください。
さて、上橋菜穂子さんの「狐笛のかなた」を読みました。
人に化けることもできる霊狐である野火は、自分の主人の敵国の娘・小夜に助けられた恩義を忘れる事ができず、呪力を持つ小夜を殺そうとする主人の命令に逆らって、小夜を守り続けます。主人の命令に従わないと命を失う霊狐は死にかけますが、小夜の自分の命をかけた癒しによって野火を救い、二人は幸せに暮らし、また敵対していた両国も小夜側の城主が自分の恨みを捨て去ることによって平和を取り戻すのでした。
武将が活躍する時代の物語です。登場人物が多い時代小説が苦手な私としては、ここが第一関門でした。また、登場人物たちが抱える宿命的な生き方も重苦しく、これも読み進める第二関門となりました。最後はめでたしめでたしで終わるので、それが救いでしたが、読んだ後に爽快感はありませんでした。時代小説が好きな方なら楽しめるのではないでしょうか?
なお、「Favorite Novels」の「上橋菜穂子」のところに詳しいあらすじを載せておきましたので、興味のある方はぜひご覧ください。