スコップとかけやとくいがあれば、高いところを低い更地にしてしまうのだ。
その横の坂を上がると登記所(法務局向日町出張所)があった。(そこは以前第一保育所があった場所) 向陽小学校に裏から入る道でもあった。
小川さんと言う所長が住んでいたが、同い年の小川武彦君がいた、彼は左ききだった。
そこは通学班の集合場所でもあった。事務所の裏には畑が3~4畝あってその間を通れば建物をぐるりと廻ることができた。一周すれば5~60メートルはある。
集合時間に早く来たものからじゃんけんで組み分けしてリレーをした。15~6人集まる。 次の所長は坂本さんと言うかたに変わった。
坂本さんは3人娘がいた。同い年のMっチャンと姉Sさんと妹がいた。
登記所の前にも畑があったが、近くに用水がないので、そこを善峰道の高さまで掘り下げて水ため(用水)がつくられた。小高い崖をつぶすのに全部人力だから、
淵から1メートルくらいのところにくいを打つ、そうしてそのくいをがたがたゆらして土を下に落とす。スコップとかけやとくいがあれば、高いところを低い更地にしてしまうのだ。
いまの南山児童公園であり、その地下ある貯水槽がある由来である。