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400年以上続いた歴史は途絶えた。継承するという点で価値を見いだし、互いに議論することはできなかっただろうか。

2020-01-29 | 市民のくらしのなかで
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京都
取材ノートから

<江戸期の旧旅籠「富永屋」解体>

歴史継承 価値の共有を

<time class="article-header__article-ttl-item" datetime="2020-01-29 16:00">2020年1月29日 16:00</time>
洛西総局 宇都寿
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解体工事が進む富永屋(向日市寺戸町)

解体工事が進む富永屋(向日市寺戸町)

 残念に思う。そんな言葉しか出なかった。西国街道沿いに江戸時代から残っていた旧旅籠(はたご)「富永屋」(向日市寺戸町)の解体作業が今月始まった。個人にゆだねられてきた歴史的建造物の継承は、何に価値を見いだすのかが問われていると感じた。

 富永屋は町家の遺構を持ち、1735(享保20)年の棟札が残る。伊能忠敬や徳川慶喜ら立ち寄った人々のネームバリューだけではなく、向日神社の門前から町場が広がった市の歴史を伝える建物だった。物語は事欠かなかった。<iframe class="teads-resize" style="height: 0px !important; min-height: 0px !important; width: 100% !important; border: medium none !important; margin: 0px !important; padding: 0px !important; display: block !important;"></iframe>

 同時期の町家は、隣接する京都市内にもほとんどない。火災のほか、人々の生活の場であるために更新や建て替えが行われるためだ。希少性もあった。それでも建物はなくなった。

 所有者の苦悩や支援者の思い、行政の対応を1年近く取材してきた。個人所有の歴史的建築物は、解体の歯止めがかからない状況になっていることを実感した。町家建築に詳しい、京都府立大の大場修教授は「建物を継承するには、所有者や周囲が価値を共有することが重要」と指摘する。富永屋が存続できなかった理由の一つだろう。

 市は、国の補助金を財源に2015年に買い取りを目指したこともあった。一帯を巡る情報発信の拠点施設という位置付けだった。交渉が不調に終わり、期限を迎えた後は公有化は議論されなかった。所有者の男性(73)の意向を重視したという。

 男性は解体を決めた背景に、体調面の不安と家族への思いがあった。自身が継いだ約30年前、1千万円以上負担した相続税が気がかりだった。

 個人所有物であり、文化財指定もされていないため解体に法的規制はない。所有者にとって維持するには大きすぎる負担であり、行政にとっては、公平性や財源の面から、個人財産に公費を投入する懸念もある。ただ、400年以上続いた歴史は途絶えた。継承するという点で価値を見いだし、互いに議論することはできなかっただろうか。

 京都市内では、町家を改装したカフェやレストランが無数にある。活用することで保存し、継承されている事例といえる。町家は、景観面でも商業面でも地域にとって欠かせない建物として共有されている。人々の営みを現代に伝える価値が認識されている。

 解体工事が行われた日、記者は富永屋の前で朝から立ち続けた。チェーンソーの音が響き、重機が入る。それでも関係者以外に足を止めた向日市民は、ほとんどいなかった。富永屋の解体が、歴史の継承を考える契機になればと思う。

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自民の謀略明白:推薦人も知らないヘイト広告、推薦者までだますとは!

2020-01-29 | 反共は、暴走政治の助け舟
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京都市長選で「共産党NO」広告 

推薦人「事前に内容知らぬ」、

現職側選挙母体「了承得ている」

<time class="article-header__article-ttl-item" datetime="2020-01-29 10:40">2020年1月29日 10:40</time>
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京都市役所

京都市役所

 京都市長選に立候補している現職の門川大作候補の選挙母体「未来の京都をつくる会」が、26日付の京都新聞に出した選挙広告で、名前を連ねた推薦人から「事前に内容を知らなかった」などとの不満が出ている。同会は「広告は市選管から事前に公選法上の問題はないとされた」としつつ、「推薦人にご迷惑をお掛けしたとするなら本意ではない」としている。

 広告は上段に「大切な京都に共産党の市長は『NO』」とし、下に同会の会長を務める日本商工連盟京都地区代表世話人の立石義雄氏(京都商工会議所会頭)を含む9人が顔写真付きで掲載されている。
 このうち28日までの京都新聞社の取材に、内容を承知していたとしたのは立石氏のみ。西脇隆俊京都府知事や有馬頼底臨済宗相国寺派管長は「事前に知らなかった」とした。映画監督の中島貞夫さんは「推薦人は了承していたが、広告の掲載や文言は聞いていない。共産党だからNOだとか排除するような考え方は間違い。きちんと政策を訴えないと逆効果」と語った。
 日本画家の千住博さんは自身のホームページで「特定の党を排他するようなネガティブキャンペーンには反対。この様な活動に同意しているような意見広告に、許可なく無断で掲載されたことを大変遺憾に思います」と記す。放送作家の小山薫堂さんの事務所もネットで「事前の説明も了承もなかった」とし、堀場製作所は堀場厚会長の掲載について「広告を出すと聞いていたが、本人も秘書も内容は全く知らなかった」(経営管理部)という。
 これに対し、同会の吉井章事務長(自民党府連幹事長)は「あらゆる広告物に推薦人の名前と写真を使用することは事前に了承を得ている。個別の広告物についての掲載確認は以前からしていない。ただ、推薦人にご迷惑をおかけしたとするなら本意ではない」と説明した。広告は同会所属の全政党のメンバーが出席する会議で決めたという。
 立石氏は「会の事務局に任せていたが、本人の了承を事前に得ていないのであれば申し訳ない。会長としておわびをしないといけないと思う」と語った。

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「政策と公約で訴え抜き、追い抜いて勝つ」との福山陣営と京都市民のみなさんへの緊急の訴えを発表し、寸暇を惜しんでの奮闘と支持を呼びかけました。

2020-01-29 | 市民のくらしのなかで

京都市長選

福山候補 激しく追い上げ

党府委が緊急訴え「政策訴え抜き、勝とう」

写真

(写真)声援に応える福山候補=28日、京都市南区

 京都市長選(2月2日投票)は、「つなぐ京都2020」の福山和人候補(58)が現職の門川大作候補(69)を激しく追い上げる情勢で終盤を迎えます。各メディアが28日、「門川氏が先行」(「京都」)などと中盤情勢を報じる中、福山候補を推薦する日本共産党京都府委員会の渡辺和俊委員長は同日、「政策と公約で訴え抜き、追い抜いて勝つ」との福山陣営と京都市民のみなさんへの緊急の訴えを発表し、寸暇を惜しんでの奮闘と支持を呼びかけました。

 門川陣営の卑劣な反共攻撃や締め付けが強まる中、「ぼくは正々堂々と政策を訴え抜く」と福山候補は28日も「くらし応援すぐやるパッケージ」などを訴え。南区での街頭タウンミーティングに参加した女性は、伝統産業を営む友人が廃業せざるを得なくなったことを話し、「市が伝統産業をしっかり守っていくべきだ」と訴えました。福山候補は、市が伝統産業への補助金を減らし続けている上に、市民が伝統工芸品を買えない状況にあることを強調。「市民の購買力を高めなければ経済は活性化しない。伝統産業の応援を強めると同時に、購買力を上げる意味で、暮らしの応援をしたい」と訴えると、参加者から「そうだ」の声と拍手が湧きました。

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