どこまでだって歩いていけるさ

2012年1月22日 それまでの日記を引き連れてOCN Cafeから移住。
新しい扉の向こうには何があるのだろうか。

やってなんぼ

2015年10月11日 | 日記
毎週日曜 昨日とは別の場所で古着回収をしている

今日も行くつもりだったが 午前中に雨が降ったこともあって気持ちが萎えた

あと数回で終わるだろうし 今日はパスと怠けることにした

沢山古着があるんだね・・・と友達に言われたが 二人分(プラス私の物も少々)もあればけっこうな量にもなるというもの

コートやジャケット セーター パンツ シャツ・・・春夏秋冬・・・

車があれば一度に数袋でも持って行けるが 歩きだもん・・・・


というわけで? 今日は旅の計画を練る

何をそんなに考えると思われる人もいるかもしれない

けれども 距離的にはそう離れていなくても交通機関がまったく別だったり 一度ある地点まで戻って路線変更とか 駅をはさんで両側に行きたい場所があるとか そういった場合のルートに悩むのだ

効率よく回るにはどうしたら良いか 歩くのは厭わないけれど時間に限りはあるし できることなら面白い場所を歩きたいしとグーグルマップを縮小拡大しての検索

所要時間を計算し 交通費を確認し 歩けるだろうかと距離を測り(近いと思っても遠回りになることもある)ひょっとして近くに温泉は無いか 美味しい食事処はあるだろうか 交通機関の本数は 荷物はどうするか などと調べているうちにあっという間にパソコンのウィンドウは数が増していく

実際に自分で行ってこの目で見ることと PC上での旅は全く違うことは十分承知しているが これだけでもう半分旅をしているようなものだ


まず場所選びから始まるが 今回は離宮参観が第一義なので その周辺から始める

参観は時間が決められているから それに合わせての計画ということもあり 特に難題である

しかも夏の時と違って日暮れが早くなっていることも考慮しなければならない

一日目は京大付近 二日目は伏見を見て大阪入り 三日目は堺とようやく場所決めは煮詰まってきた

すでに行きのチケットは買ったのだが 帰りの分を買わなければならない

帰りには 次第に暮れていく空を車窓から眺めるのが好きだから(ちなみに行きは朝が始まるのを見るのが好き) 夕方5時よりも前に乗る必要があるなと・・・


これだけ考えて旅をするけれども 決めた通りに進まないと気に入らない ということは今まで全く無かった

少々の路線変更あり 迷いあり あっさり見切ったり 思った通りと思うこともあれば こんななずでは と思うこともあったが 感動にもげんなりにも同等の価値があった

日々の暮らしも もっと大げさに言えば人生さえも こんなものだろう

計画を立てるその行為自体が好きだからやっているだけであって 計画そのものに価値があるわけではない

やってなんぼ ってことかなぁ
 
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番外編(ごめんなさいの業務連絡)

2015年10月11日 | 日記
数日分に亘るいただいたコメント 並びに自分の返信コメントを手違いで全部消してしまいました

コメントを下さった方々には お詫び申し上げます

でも 言い訳をすると これ 最近変です

昨夜も何度もプレヴューボタンを押したのに出なくて めんどくさくなって投稿するを押したら 書いた日記が消えました

10日の日記は 仕方なくもう一度書き直したものです(心が折れる)

コメントにしても 4桁の数字を入れてポチっとすると また入れろと言ってくることがあります

仕方なく再度やると 今度は二つアップされていたりします

私がせっかちで しかも沢山ウィンドウを開けているせいかもしれませんが 

というわけで 意図的に削除したわけではないことをお伝えしておきます  
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風呂敷と芹沢(けい)介

2015年10月10日 | 日記
今日は こまごまとした家事をこなす

我が家から徒歩5分ほどの場所での古着回収は 月に二回しか無いので欠かすことはできない

朝 駅に向かう人が意外に多いことに気が付き そうか 前回は日曜だったけれど今日は土曜日なんだと気が付く

古着は透明もしくは半透明のビニール袋に入れて出すことになっているので 私はゴミ袋に入れたものを風呂敷で包み 肩にかけた袋に数点を入れて行き 現場で風呂敷を広げて一つにまとめて出すことにしている


風呂敷というものを昔は誰でも使っていたというかすかな記憶はあるが 着物を着る人が少なくなるのと並行して見かけることはなくなった

30年ほど前だろうか 銀座の松屋デパートで一枚の風呂敷と出会った

今はどうか知らないが 当時のここは意匠にすぐれたものを扱っていたように思う

それは綿100%で 黒地に朱色の柿がデフォルメされたカタチで幾つも描かれた 新しいデザイナーの手によるものだった

そのテキスタイルが気に入って 私は買ってしまった


買ってから使ってみると 風呂敷というものは 包装と持ち運ぶための袋という用途をこれひとつに凝縮したものだ ということに気が付いた

勿論 紙袋やエコバッグ トートバッグなども使うし 実際にはこちらの方が頻度は高いが 両親の入院中の時にも使ったし クリーニングに衣類をもって行く時などにも重宝している

適切な大きさと結び方を知っていればどんなカタチのものでも包めるし 用事が済めば畳むこともできて しかもエコでもある

何より 紙の袋などのようにガサガサと音がしないのも良い


二つ目を買ったのは 旅の途中で寄った静岡県の芹沢(けい)介美術館でのことである

この美術館は白井晟一の作品でもあり 私にとっては一粒で二度美味しい場所として是非行きたかったのだ

芹沢氏の作品としては 「いろは文」や「春夏秋冬文」などの文字で構成されたものが有名かと思う

少なくとも私は入口がそこだった

まだ20代の頃だったが まったくの理屈無しで 身体全体で私はこれが好きだと感じてしまった

これが民芸の持つ力だろうか

そして 建物も作品もすっかり堪能した最後に まだ旅の途中だというのに売店でこれを見た途端 欲しくなってしまったのだった  


私が買った風呂敷の「小川紙漉村文」と呼ばれる意匠は 彼の作品の中では比較的初期のもので 埼玉県小川町(当時は村だったか)の姿を描いた型染めである

彼の作品が彼独自のものとなるべくきっかけを与えたのが 沖縄の紅型との出会いであり これもその直後の作品である

以降 彼の生み出す文様は色彩豊かに 独自性を増して のびやかになっていく


家を整理していると 素材も染め方も大小もまちまちではあるが 思いのほか風呂敷が多いのに驚かされる

昔は 適材適所で頻繁に使用していたのだろうと察する

風呂敷はこんなにも便利で環境にも優しく しかもオシャレでもあるからもっと使おう などという運動をする気は無いし そんなことを言えばそれこそ「大風呂敷を広げる」ことになってしまう

ただ 私は生来 高級バッグを持つことよりも(第一 私の雰囲気には似合わない) こういった物に目が行ってしまうようにできているみたいだ
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バランスを取るのは案外難しい

2015年10月09日 | 日記
11月の京都行きまで一か月となったので 今日はその日程のあらましを決めようと思った

今までの旅の資料はクリアファイルに無造作にはさみ それらを紙袋に入れておくという惨憺たる保存の仕方になっている

しかもその袋には旅だけでなく 東京散策の資料だの まだ我が家に新聞があったころの切り抜きだの 絵画展のチケットだのも入っている

いつかは整理しようと横目で見ていたのだが 再び京都の地図などが必要になり 本日手をつけることになった


スマホもタブレットもある現代において 紙の地図など必要ないと思われるだろうが それは土地勘があってのこと

出来る限り歩くことが出会いの可能性を産むこともあって 町歩きは必須

となると 縮小すれば全体像は把握できるが 距離感が掴めない

拡大すれば細道でもわかるけれど 自分がどこにいるかを即座に判断はしかねる

ということで 一目で両方が見える紙の地図は とても便利なのだ


家のプリンタから出力して作ったそれは ところどころ汗で滲んでいる

暑い暑い真夏の炎天下を歩いた証拠である

新聞の切り抜きは 新刊本から芸術・文芸・音楽に関して 展覧会やコンサートの批評などがあり またすっかり忘れていた美術展のチケットも出てきて 両親が生きていた頃は なんのかんのと言っても精神的にも金銭的にも そして勿論体力的にも時間の面でも余裕があったことを実感した

旅先で手に入れた不要な書類(例によってホテルのレシートとか・・・)や切り抜きなどを捨てたが 残りは手元に残しておくことにする

いつかは捨てるだろうけれど 今はまだ無理


で 肝心の旅の日程のほうはどうなったかというと 半分できあがったというところか 

最終日が完全に白紙状態で またの日に持越しとなった

明日からまたそろそろ ゴミ袋作りに戻ることにする

しかし 退職して一か月半 こんなにゆるゆるしていて良いのかと思ったりもするし せっかちで将来を気にしたり過去を振り返ったりせずに もっと刹那を楽しんだ方が良いのかと考えたり バランスを取るのは案外と難しいものだ
 
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アマゾンの「Fire HD 8 」と 耳かき

2015年10月08日 | 日記
友人から退職祝いにもらったAmazonのタブレットは Wi-Fiで使うように出来ている(周知の事と思う人は多いだろう)

独り暮らしでもあるし 格別無線でつなぎたい機器を持っていない事と パソコンは速度の面でもセキュリティの面でも有線にしておきたかったという理由から 無線ルータを使うことなど はなから考えていなかった

ところが友人からこれをプレゼントされてしまった

寒い冬でも布団の中で色々できるし 無料で読める本も沢山あるから と 彼女なりに考えてくれての贈り物だった

寒い冬でも 寝床のすぐそばにPCを置いている私・・・(笑うしかない)

無線ルータが無いから使えない なんて彼女に言うのはあまりに酷だ

いや 初めはそれを伝えたが 彼女がルータもプレゼントしようとかと思っていることがわかって さすがにそれに便乗することはできないと感じた


さっそく ネットで検索

何も知らない私は 当初 少し高級な機器を購入する予定だった

ところが よくよく調べてみると どれくらいの範囲で何台を接続するかが選択の基準だとわかってきた

無線ルータと端末の距離は 我が家の場合 それはそれは短いものだ(何しろ一人で使うのだし 無くても問題無いほどの距離)

それで選んだのが バッファローのWHR-1166DHP2 という商品

消費税と送料と代引き手数料を含めて6000円弱というもの

在庫有りで翌日届くということも考慮に入れた(代引きも大事な要素)

東京に住んでいても定期券を持たなくなった退職者にとっては 交通費はばかにならない

とりたてて外出の用事が無ければ ネットでの注文の方が安上がりとなることもある


昨日は 注文した後で それのお勉強

パソコンは有線でつなぎ ワイファイは端末のみの使用 うん 出来る出来ると確認

その後 やたらと設定の説明があり 右も左もわからなかった頃にインターネットに接続した日の悪夢がよみがえる

昔のモデムは 接続すれば即OKみたいなものでは無かった

接続のシミュレーションは簡単に出来たが その後の アドレスだのを含めた設定はどうなるのか

不安と期待を抱きながら 今日 機器の到着を待った


パソコンを有線にしたこともあったかもしれない

説明書通りにやったら あっけないほど簡単に出来た

ネットで見ていたクチコミでの相談は何だったのかと思うほどだった

しばらくは これで遊んだ

この日記の冒頭部分も 端末で記入してみたものだ

新しい時代に少し触れて それはそれで刺激になった


けれども 私にとってこれがどれほど必要なものであり また便利なものかは今もって謎のままである

必要なものが第一義であり 便利なんてものはあってもなくてもどっちでも良いものと思っている(経済効果はゼロ)

耳かきは 私にとって大事且つとても必要な物であるが(ペンプレートの中に埋もれていることが多いのだが 必死になって探す) このタブレットにはそんな執着は無いようで

ともあれ 友人には無事に接続もして使えるようになったことを 例の端末からメールした

今は 無料の本を沢山取り込んで楽しもうかと考えている
コメント (2)
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