みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

トレニアがきれいだけど、山県市議会への請願が不採択に!

2006-07-04 18:33:07 | 市民運動/市民自治/政治
きのうは白蝶花だったけど、
酔蝶花も蝶がまっているようだ。

  

  

  

トレニア(ゴマノハグサ科)

  

    

  

別名、夏スミレの名のとおり、
涼しげでかれんな花をいっぱいつける。


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話は変わりますが、

一昨日、山県市役所から手紙が届いた。
6月議会に提出していた請願2件はいずれも「不採択」。

総務委員会で採択したのに、本会議で逆転不採択になったとは、
信じられない思いです。
合併で「山県市」にはなりましたが、議会は旧態依然というよりは、
高富町議会時代より退化してるみたいです。

岐阜県議会や各地の市議会ではおなじ意見書が
自民党議員たちによって続々と採択されているというのに(怒!)。

以下は、届いた不採択の通知書。


出資法の上限金利の引き下げを求める意見書提出の請願(6/21記事)

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                          2006年6月13日
山県市議会議長 久保田 均 様

    出資法の上限金利の引き下げを求める意見書提出の請願書

 出資法の上限金利を少なくとも利息制限法の水準にまで引き下げて、いわゆるグレーゾーン金利を廃止することを求める声が各界で高まっています。
近くでは愛知県の各市町議会の多くが、今年3月に同趣旨の意見書提出求める請願を採択し、議会の意見書を提出しました。
 岐阜県においても、本年5月13日に県の弁護士会(長)が「金融庁の『貸金業制度に関する懇談会』の中間整理が発表され,本年秋の国会には貸金業関連の改正法案が上程される見通しとなり,既に与党内部では法改正の準備が始められているとのことである」との書き出しで同旨の表明をしたところです。
 現在、各種の団体が、岐阜県内の自治体議会に意見書提出を働きかけているともききます。
 山県市においては、市の広報「やまがた」2月号において3ページをさいて、多重債務問題に警鐘をならし対策の道筋を示したところです。自治体の住民の暮らしを守ることは行政や議会の大きな責務です。
よって、以下を請願いたします。
 
   【請願事項】
 出資法の上限金利の引き下げを求め、グレーゾーン金利を廃止することを求める山県市議会の意見書を政府に提出すること。
                           請願者  寺町 緑
                           紹介議員 寺町知正                                   
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この出資法のグレーゾーン金利引き下げについては、
自民党小委員会でも引き下げが多数意見である。


上限金利引き下げが多数 自民小委、貸金業規制で
[ 6月29日 21時51分 ] 共同通信
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 貸金業規制を検討する自民党小委員会が29日開いた会合で、出資法の上限金利(年29・2%)を利息制限法の上限(年15-20%)の水準に向けて引き下げるよう求める意見が多数になった。
 ただ、引き下げに慎重な意見もあり、具体的な金利水準はまとまらなかった。優良な貸金業者に対しては、上限金利を数%高くするといった特例措置を設ける案も有力で、自民党小委は来週にも結論を出す方針。
 この日の会合では、上限金利を利息制限法の上限に引き下げた場合でも、少額で短期の融資や優良な事業者に対する特例として2-5%程度の上乗せ金利を設定し、その範囲では営業を認める案が出た。
 上限金利引き下げには、システム面の準備などを考慮し、数年程度の経過期間の設定を検討する。元本の大きさで、上限金利が分かれている利息制限法の区分も簡素化する方向だ。
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自民最終調整に(読売新聞2006.6.29)


同時に出していた職員の横領事件に関しての、
「山県市における不祥事根絶のための措置を求める請願も不採択に。



山県市における不祥事根絶のための措置を求める請願(6/14記事)

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山県市における不祥事根絶のための措置を求める請願書
                             2006年6月13日
 山県市議会議長 久保田 均 様

             請 願 趣 旨 
 このほどあきらかになった山県市職員による公金の横領事件は、自治体合併後、間もない市民にとって大きなショックであり、市民として心を痛めています。
合併前の旧山県郡三町村時代から、公務員による不祥事は、決して、少なくありません。
 旧高富町では、不祥事が顕著であったことなどから、職員に関しては倫理規程、町長と議員に関しては倫理条例が制定されていました。しかし、合併後、この制度は山県市に引き継がれていません。
 また、今回の横領事件に関して、行為職員の氏名などすら明らかにされておらず、市民の間では「身内意識のあらわれだ」などの会話もされています。山県市の懲戒関係の条例や規則には、不祥事、非違行為などに関して、公表基準すらないと聞きます。
市長は、お詫び文において「綱紀粛正と倫理観の醸成に努め、市民の信頼回復に不退転の決意で臨んで参る」としています。市の全体を掌握する市長及びチェック機関とも両輪ともいわれる市議会には、二度とこのようなことのないように、事実の解明と市民への説明、そして対策を講じていただきたく切望いたします。
そこで私たちは、不祥事を根絶し、市民の信頼を回復するために、議会及び行政が速やかに下記の措置を講じられることを求めて、地方自治法第124条によって、以下を請願いたします。
              請 願 項 目
1.今回の事案の詳細を市民にあきらかにすること。
2.山県市の条例や規則に、不祥事、非違行為などに関して、公表によって抑止力が作用しかつ市の説明責任の果たせる実効を期待できるところの、「事案及び氏名等の公表基準」を定めること。
3.山県市の公務員による不祥事をなくすため、行為の類型によっては罰則も規定したところの、次の条例を制定すること(必要に応じて併合条例はあり得る)。
(1)常勤職員の倫理条例
(2)非常勤職員の倫理条例
(3)常勤特別職としての市長及び助役の倫理条例
(4)非常勤特別職としての議員の倫理条例
                                  以 上
              請願者 もうガマンできない山県市民の集まり
  紹介議員 寺町知正

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これだけ不祥事がつづいているのに、
「倫理条例も不要」とは、治外法権とでも思っているのだろうか。

市民として、高い議員報償返還の監査請求をしたいくらいだ。

請願に反対した議員のみなさん、
市民に恥ずかしくないのですか?



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