してもらえると、うれしいな。
写真をクリックすると拡大。その右下のマークをクリックするとさらに拡大
今年初物の「次郎丸ホウレンソウ」。
針種の日本種でつくりにくいんだけど、
ほうれん草の中では、いちばん甘くておいしい。
市場には出てないので、種を蒔いて大事に育てている。
巨大キャベツと紫ブロッコリーといっしょに、
ともちゃんが畑からとってきてくれた。
ブロッコリーとキャベツは、夜盗虫が中にいるとイヤだから、
しばらく水につけておく。シャキッとするし一石二鳥。
今年は異常に暖かい秋だったから、
菜っ葉類は虫に食われてしまったけれど、
虫も食わないレタスやほうれん草は無事だった。
どんな料理にしようかと考えてたんだけど、
よりおいしく食べたいから、
「ためしてガッテン」の「ほうれん草新発想調理」 を
見てから料理することにした。
ほうれん草はビタミンCがグレープフルーツの1.5倍、
カリウムがバナナの2倍、葉酸はブロッコリーと同じぐらい含まれている。
緑黄色野菜の王様でカロチンや鉄分なども豊富に含まれてて、
貧血によいのは有名。
とはいえ、取りすぎるとよくないのが「シュウ酸」。
「シュウ酸カルシウム」がイタイ尿路結石の原因物質。
さらに、「シュウ酸」はほうれん草のえぐ味の原因ともなるそうです。
ほうれん草のアクをとるために、ゆでてから水にさらす、
ということをしている人も多いと思うけど、
これだけでは「えぐ味」のもとの「シュウ酸」はなくならないとか。
それにさらしすぎると、栄養分も半減。
で、登場したのが「カルシウム作戦」と「油コーティング作戦」。
興味津々で、メモをとりながら見た。
●「カルシウム作戦」
「シュウ酸」自身はえぐ味にならないけど、
口の中で、唾液などのカルシウムと結合すると
「シュウ酸カルシウム」になって、えぐ味になって口に残るとか。
で、「かつお節」などのカルシウムを多く含む食品といっしょに食べると、
シュウ酸は食品に含まれるカルシウムと結合して
「シュウ酸カルシウム」になるため、えぐ味を感じにくくなるのです。
「猫に鰹節」ならぬ、「ほうれん草に鰹節」。
これって、ほうれん草のえぐ味を取るのにいいんだって・・・・
知らなかったとはいえ、、、
「ほうれん草のお浸しに鰹節」って大好きな食べ方です。
その上、先にカルシウムと結合すると、
「シュウ酸カルシウム」の形で便から排出されるので、
尿路結石にもなりにくいそうです。
もうひとつは●「油コーティング作戦」
ほうれん草と油をいっしょに食べると、
油に溶けない唾液のカルシウムとシュウ酸の出会いが阻害され、
えぐ味を感じにくくなります。
さっそく作ってみましたよ。
「ほうれん草とキャベツと黒豚の野菜炒め」。
それに、さっとゆでたほうれん草も入れた
緑黄色野菜のサラダ。
ドレッシングとマヨネーズをかけて「油でコーティング」。
どれもとってもおいしかったけど、
番組の最後にやってたのは、
露地のほうれん草はハウス物の2倍の糖分があるそうな。
これって、当然のことなんだけど、何はともあれ、
無農薬の「次郎丸ホウレンソウ」がおいしいって結論、でした。
クリックしてね
人気ブログランキングへ