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年末は肩が痛くて大掃除はパスしたんだけど、
窓ガラスの汚れが気になって、ここだけガラスふきして、
ちょこっと部屋が明るくなりました(笑)。
午後のお茶は、むくさんから届いた、
「新鶴の塩羊羹」。
むかーし信州に行った時にお土産に買って
食べた覚えがあるんだけど、
どんな味だか忘れてしまった。
見た目は、立派な羊羹です。
甘い羊羹は苦手なんだけど・・・
塩羊羹って、しょっぱいのかなぁ、と興味津々。
ほんのり塩味で甘みもあり、小豆の味が引き立っておいしい。
「新鶴の塩羊羹」
かの上杉謙信の美談『敵に塩を送る』に伝えられますように、信州は海のない国。ふるさとの先人たちにとって、塩は何にも代え難いものでありました 。それ故に、塩の使い方、味わい方にも思いが深く、単なる塩辛さではなく、持ち味を引き立てるための微妙なさじ加減として、塩の貴重さを自然と身につけてまいったのでしょう。
明治6年創業のみぎり、当店初代の河西六郎も、羊羹に塩味を加えることを思いつき、砂糖や餡とのなじみ具合、寒天折り合いに苦心しながら、丹念に練りあげるうちに、塩の調和がもたらす、しっとりした淡雅な口当たりと甘さの間合いを体得。新鶴の塩羊羹が生まれました。
何分信州の山中の宿場町のこと、最初はごくささやかなものでありましたが、旅人の口伝えにより逐年評判を高めてまいりました。現在でも、厳選された十勝の小豆と茅野の寒天を用いて、楢薪をたいて練り上げるという、初代の製法を忠実に守ることにより生まれる味は変わることなく、多くの方々のご愛顧をいただいております。
テレビを見ていたら、家庭で簡単につくれる
イタリアン万能調味料の作り方をやっていた。
使うハーブはローズマリー。伸びすぎてたので倒したばかり。
さっそく拾ってきて、レシピどおりに作ってみた。
材料は、ローズマリーとにんにくとオリーブオイル。
ローズマリーとにんにくをみじん切りにして、
オリーブオイルに浸けるだけ。
これを加えるとどんな料理でも、本格イタリアンの味になるとか。
ローズマリーの香りはくさくて、あまり好きじゃないんだけど、
試しにソーセージをいためてみた。
すると、不思議フシギ、
きつい匂いは消えてて、コクと深みが出てイタリアーん。
加熱する料理なら何でも使えて、スパゲティもより美味しくなるそうです。
むくさんにいただいた、野沢菜漬けといっしょにいただきました。
あまったローズマリーは、テーブルの上の
シクラメン苔玉とエアープランツと踊子草の仲間入り。
踊子草の花たちがおどっています。
________________________________________________
『市民派議員になるための本』(寺町みどり著/上野千鶴子プロデュース/学陽書房)
1‐5 「市民参加」とはいうけれど
「地方自治の実践は、民主主義の学校であり、民主主義を成功させる最良の保証である」(ジェームズ・ブライス)
21世紀のいま「行政と市民のパートナーシップを実現しよう」「市民参加をすすめましょう」というかけ声が聞こえてきます。だれが、どこに参加するの? なにかおかしいと、ここまで読んだあなたなら気づくことでしょう。地方自治の本旨から見れば、行政への「市民参加」ではなく、市民の政治に対する「行政参加」というべきでしょう。
政策を執行している行政は、ほんとうは市民の代行者にすぎないのに、市民に対し権力を行使しています。行政と市民のパートナーシップという口あたりのよい標語のカゲで、行政「権力」とチカラのない「市民」が対等に手をつなげるなどという発想に酔いしれているうちに、市民のエネルギーはガスぬきされ、市民の自治意識はホネぬきにされていくのではないか、とわたしは心配しています。
それならと、みずからの手で自治をつくりだそうとしているのが、無党派市民派議員です。
以下の章では、無党派・市民派議員について、説明しましょう。
《参考》
・James Bryce(1838~1922)法学者・政治家
(コラム) 市民参加
「市民参加」とは、市民(住民)が、市民に深い関係のある自治体の政策の立案、審議、意思形成に自発的にかかわることです。じっさいには、行政主導による割り当てや動員など、市民の自発性や自主性によるものでなく、審議会で意見をのべるだけの、意思決定に影響を与えることのないのかかわりが「市民参加」と呼ばれていることが多いようです。 政策形成の過程で、行政職員や専門家だけでなく、ひろく市民の意見や意思を反映させる市民参加型の手法をとっている自治体もあります。
市町村のような基礎自治体こそ、市民の直接参加を基本とする「直接民主主義型の市民参加」が実現できるのではないでしょうか。
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年末は肩が痛くて大掃除はパスしたんだけど、
窓ガラスの汚れが気になって、ここだけガラスふきして、
ちょこっと部屋が明るくなりました(笑)。
午後のお茶は、むくさんから届いた、
「新鶴の塩羊羹」。
むかーし信州に行った時にお土産に買って
食べた覚えがあるんだけど、
どんな味だか忘れてしまった。
見た目は、立派な羊羹です。
甘い羊羹は苦手なんだけど・・・
塩羊羹って、しょっぱいのかなぁ、と興味津々。
ほんのり塩味で甘みもあり、小豆の味が引き立っておいしい。
「新鶴の塩羊羹」
明治6年創業のみぎり、当店初代の河西六郎も、羊羹に塩味を加えることを思いつき、砂糖や餡とのなじみ具合、寒天折り合いに苦心しながら、丹念に練りあげるうちに、塩の調和がもたらす、しっとりした淡雅な口当たりと甘さの間合いを体得。新鶴の塩羊羹が生まれました。
何分信州の山中の宿場町のこと、最初はごくささやかなものでありましたが、旅人の口伝えにより逐年評判を高めてまいりました。現在でも、厳選された十勝の小豆と茅野の寒天を用いて、楢薪をたいて練り上げるという、初代の製法を忠実に守ることにより生まれる味は変わることなく、多くの方々のご愛顧をいただいております。
イタリアン万能調味料の作り方をやっていた。
使うハーブはローズマリー。伸びすぎてたので倒したばかり。
さっそく拾ってきて、レシピどおりに作ってみた。
材料は、ローズマリーとにんにくとオリーブオイル。
ローズマリーとにんにくをみじん切りにして、
オリーブオイルに浸けるだけ。
これを加えるとどんな料理でも、本格イタリアンの味になるとか。
ローズマリーの香りはくさくて、あまり好きじゃないんだけど、
試しにソーセージをいためてみた。
すると、不思議フシギ、
きつい匂いは消えてて、コクと深みが出てイタリアーん。
加熱する料理なら何でも使えて、スパゲティもより美味しくなるそうです。
むくさんにいただいた、野沢菜漬けといっしょにいただきました。
あまったローズマリーは、テーブルの上の
シクラメン苔玉とエアープランツと踊子草の仲間入り。
踊子草の花たちがおどっています。
『市民派議員になるための本』(寺町みどり著/上野千鶴子プロデュース/学陽書房)
1‐5 「市民参加」とはいうけれど
「地方自治の実践は、民主主義の学校であり、民主主義を成功させる最良の保証である」(ジェームズ・ブライス)
21世紀のいま「行政と市民のパートナーシップを実現しよう」「市民参加をすすめましょう」というかけ声が聞こえてきます。だれが、どこに参加するの? なにかおかしいと、ここまで読んだあなたなら気づくことでしょう。地方自治の本旨から見れば、行政への「市民参加」ではなく、市民の政治に対する「行政参加」というべきでしょう。
政策を執行している行政は、ほんとうは市民の代行者にすぎないのに、市民に対し権力を行使しています。行政と市民のパートナーシップという口あたりのよい標語のカゲで、行政「権力」とチカラのない「市民」が対等に手をつなげるなどという発想に酔いしれているうちに、市民のエネルギーはガスぬきされ、市民の自治意識はホネぬきにされていくのではないか、とわたしは心配しています。
それならと、みずからの手で自治をつくりだそうとしているのが、無党派市民派議員です。
以下の章では、無党派・市民派議員について、説明しましょう。
《参考》
・James Bryce(1838~1922)法学者・政治家
(コラム) 市民参加
「市民参加」とは、市民(住民)が、市民に深い関係のある自治体の政策の立案、審議、意思形成に自発的にかかわることです。じっさいには、行政主導による割り当てや動員など、市民の自発性や自主性によるものでなく、審議会で意見をのべるだけの、意思決定に影響を与えることのないのかかわりが「市民参加」と呼ばれていることが多いようです。 政策形成の過程で、行政職員や専門家だけでなく、ひろく市民の意見や意思を反映させる市民参加型の手法をとっている自治体もあります。
市町村のような基礎自治体こそ、市民の直接参加を基本とする「直接民主主義型の市民参加」が実現できるのではないでしょうか。
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