昨日は、『む・しの音通信』59号の締め切り。
朝から原稿が届きはじめて、対応に追われていた。
特集「選挙直前セミナー」の参加者からはとてもいい原稿が届くのだけど、
原稿はHPにもアップするし、「選挙の3原則」に抵触する記事は
のせられないので、その視点で、リライトをお願いしているとこ。
HPやブログなど、インターネットで伝えるメッセージは、
公選法上の「文書・図画」なんだけど、それを知らない立候補予定者が多い。
「謹賀新年。公選法で禁じられていて、年賀状を出せないので
HP上で新年のご挨拶をします」(!)などと書いているけど、
これもれっきとした違反なんだけど・・・・知らないって怖い。
そういえば、宮崎県の東国原英夫知事のスタッフが、
当選した未明に「当選のお礼」をHPに書いて、
公選法違反と指摘されて、あわてて削除したという経緯もある。
「投票依頼」も「当選お礼」も、公選法上は『事前運動の禁止』で違反である。
ということで、
「公選法でできること、できないこと」の講座を受けた人が、
通信原稿で文書違反をしているのでは洒落にならない。
そのうえ、発行人は、そのセッションの講師だったなんてね(爆っ)。
リライト原稿を待っている間に、ブログの記事をアップして、
と、2月10日の名古屋での超おススメシンポの紹介をしたい。
主催は、連れ合いもかかわっている「自治ネット」。
「む・しネット」とは、相互協力の友情関係ネットなのだけど、
フシギなことに、こちらの「自治ネット」は男性ばかり。
毎回、とってもいい企画をしてくださるので参加している。
無党派・市民派自治体議員と市民のネットワーク
公開フォーラム「議会を変える!」
●参加費 無料(カンパ歓迎)
●開催日 2007年2月10日 午後2時~4時半
●会場 名古屋都市センター第3、第4会議室
(名古屋市中区金山町1丁目1−1)
※金山総合駅前・ボストン美術館のあるビル
●講師 橋場利勝氏
(全国初の議会基本条例を制定した北海道栗山町議会議長)
●コメンテーター 岩崎恭典氏
(我孫子市自治基本条例策定に座長として関わった。四日市大
学総合政策学部教授)
●内容
自治体議会をどう改革するか。
住民参加型議会も視野に,
議員と市民が語り合おう
1、事例報告(40分) 栗山町議会の議会基本条例
2、岩崎教授のコメント(20分)
~休憩し、その間に参加者に意見・質問用紙に記入いただき、回収~
3、会場からの質問をもとに橋場氏、岩崎教授の対談や会場との意見交換(約1時間)等々の方法を考えています。
●終了後、場所を変え、1時間~1時間半、フリートークする予定。
●主催:無党派・市民派 自治体議員と市民のネットワーク
(略称・自治ネット)
●自治ネットとは
「既存の政党とは明確に距離をおき、住民の側に立つこと」を
原点に活動する自治体議員と市民の集まりです。今の自治体政
治を何とかしたいと願う市民や議員の入会をお待ちしています
。議員としての力量の向上を図る勉強会の開催のほか、意欲を
もった候補予定者への選挙手法などのサポートも重要な活動と
しています。
【公開フォーラムに関するお問い合わせ】
無党派・市民派 自治体議員と市民のネットワーク代表
海住恒幸(松阪市議会議員)までお願いします。
メール kaiju_t@yahoo.co.jp
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栗山町は、福祉でも先進自治体で、じつは5年ほど前に、
高倉淳助役(昨年退任)にお会いしたことがある。
我孫子には、昨年、自治ネットの研修に連れていってもらった。
秋田県の鷹巣町(北秋田市)には、「む・しネット」で研修に行った
ことはあるんだけど、北海道栗山町は遠いし、なかなか聞けない話なので、、
市民自治に関心のある、関東~中部~関西の方は、お聞きのがしなく。
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一期一会の
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ということで、突然ですが、
わが家の野菜たちの登場です。
昨日は一日カンヅメで、お花も撮らなかったので、
夕方ともちゃんが採ってきてくれた金時人参と桜島大根を
料理する前に、いそいで写しました。
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夕食の調理はともちゃんが担当し、
撮影後はめでたくふたりのお腹に収まりました。
『市民派議員になるための本』
(寺町みどり著/上野千鶴子プロデュース/学陽書房)
第4章 市民型選挙をたのしもう
4‐1 市民型選挙はお祭りだ!
市民型選挙は、4年に一度のおんなたちのお祭りです。
わたしたちにはなにもありません。だけど、ヒトのつながりという財産があります。この財産だけは使っても減りません。あとからあとからわいてくる「打出の小槌」のようです。なかまたちは、たのしい祭りに参加したくて、わくわくとまちのなかからわいてきます。
選挙カーは「うごく舞台」。仲間がならんで手をふって、候補者がマイクから思いのたけを語れば、そのコトバに耳をかたむけてくれる人がいます。共感して拍手し、握手を求めてくる人もいます。
選挙カーから手をふれば、遠くから「ガンバレヨー」とふりかえしてくれる人もいます。ヒトとヒトとがつながることの確かさを、選挙で感じることができます。これはとてもユカイな経験です。
市民型選挙は参加型選挙だから、政策も自分たちでつくります。「わたし」の提案がリーフレットとしてかたちになり、政策になります。リーフレットを持ってまちに出れば、たくさんの出会いがあり、市民からはげましを受けます。多様な個性が、アイデアを出しあってなにかをつくりあげるって、ほんとうにたのしいものです。
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最後まで読んでくださってありがとう
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