梅雨が明けて、土用に入ったので、梅干の土用干しを始めました。
「土用のうち」は雨が降らないので梅を干すのに絶好、
のはずなのですが、今年は台風が近づいててお天気が安定せず、
干せたのは、まだ一日、一昨日だけです。
今年の梅干は、赤紫蘇がまだ小さかったので、
完熟無農薬梅と自然塩だけの、こだわりの「黄金白梅干」にしました。
紫蘇がない年は、白梅干をつけるのですが、
赤紫蘇にも殺菌作用があるのと、紫蘇をもむときに塩分が加わり、
その紫蘇でふたをするので、赤い梅干の方がカビが生えにくいのです。
★赤紫蘇入りの梅仕事のスケジュールは、以下を参考にしてください。
「土用干し」で検索する人が多くて、アクセスが増えています。
★芳香ウラしそをつけました(2005.7.18)
★手作り梅干、いよいよ土用干し(2005.7.29)
★三日三晩の土用干しの意味・祖母の梅干(2005.8.6)
重石をしてつけた梅は、梅酢が上がったら重石をはずして保管。
密閉しておいた容器をそっと開けると、梅のよい香りがします。
心配していたのですが、カビはきていません。
容器のふちに、うっすら白い膜がありますが干せば大丈夫。、
10時頃、ざると容器を炎天下に持ち出して、梅を干し始めます。
扱いやすいように、ビンに保管することにしました。
完熟梅で漬けたので、梅を洗ったのですが、
つぶれた梅やゴミが混じっているので梅酢を漉すことに。
透明できれいな梅酢がとれました。
ざるに並べた、白梅です。
梅酢も一緒に2時間ほど、お日さまに当てて干します。
お昼過ぎに、梅をひとつずつ裏返します。
小梅なので、皮が薄くて破れやすいので、扱いはていねいに。
さらに2時間ほど干した梅は、
3時ごろ、熱いうちに梅酢に戻します。
つぶれた梅はよけておいて、上のほうに置きます。
子どものころ、梅を干すのを手伝って、
つぶれた梅をもらうのが楽しみでした。
皮が破れてつぶれた梅干しを味見しました。
うーん、おいしーい。
今年もとっても、よい出来です。
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