みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

菜色兼備/旬の夏野菜「ばっかり食」賀茂ナス・十六ささげ・島インゲン

2007-08-23 08:33:40 | 有機農業/野菜&ハーブ
つれあいが痛風になってからは、
プリン体の少ない野菜中心の食事。

とれる野菜はお天気つごう。
多い日もあれば、少ない日もある。


今年、思いがけなくよくとれたのは「島インゲン」。
珍しい「琉球野菜」の苗で、2株だけ茄子の横に植えたんだけど、
つるが伸びて、ナスを覆い隠すほど。
姿かたちはモロッコインゲンとよく似てて、
筋がなくてやわらかくて、収量が多くておいしい。
  

京野菜の「賀茂ナス」の苗も植えたら、
ソフトボール大の賀茂ナスがとれはじめた。

賀茂ナスの特徴は、ヘタが三角で硬いとげがある。
ずっしりと重くて、見た目はごついんだけど、
油と抜群の相性で、熱を加えるとやわらかくなる。
八百屋で買うと、一個数百円はするらしい。

京都の代表的な食べ方は「賀茂ナスの田楽」。
  

ナスを分厚く切って、多目のゴマ油で、
弱火で落し蓋をしながら、両面を焼く。
実が透き通ってやわらかくなったら、
好みの味噌をぬるだけ。

甘くてトロトロで、期待通りのおいしさ。


とれはじめの頃は知らなくて、小さいうちに収穫して、
てんぷらや煮付けにしていた。
半分に切って揚げたてんぷらは絶品。
  

長なすも、皮が柔らかくておいしいのだけど、
「土用のうなぎ」のかわりに、焼なすにした。


毎日とれる旬の夏野菜を使っての料理だから、
当然のことだけど、材料は同じ。



野菜の旬と言うのは、せいぜい1週間から10日だから、
手を変え品を変えて食べているうちに、
はしりの野菜がとれ始め、
また、それがピークになる、という繰り返し。


こんな野菜料理で、一月あまりを過ごしました。

おそがけから採れだしたのが、十六ささげ。
この地方で古くから食べられてきた細長いインゲン豆の仲間。
種が十六個なので、十六ささげ。
わたしは、この十六ささげがいちばん好き。

若いものは、シンプルにおひたしで、
豆が大きくなったものは、炒め煮がおいしい。
 

お揚げとの相性がよいので、毎日食べても飽きない。
わが家ではたくさん取れるナスといっしょに、
炒め煮にすることが多い。
  

    


黒や赤の種の色がでて、見た目は悪いけど、めちゃおいしい。
 
先日、二度目の種をまいたので、秋にまた取れるはずです。
インゲン豆は一区切り、ナスも切り戻しをしたので、お休み。

畑では、直播した「すくなカボチャ」がとれ始めました。



ところで、

昨日は「ドリームシアター岐阜」で「む・しネット」のスタッフ会。

 

12月2日の上野千鶴子さんの「さまざまなマイノリティが生き延びるために」の
公開フォーラムに向けての、内容やスケジュールを話し合った。
12月のフォーラムのチラシは今月中にもつくって、
公的施設などにおいてもらい、広報を開始する予定。

お昼ごはんは、近くの「おむすび三昧」の玄米おむすびでした。


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