みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

伊吹山頂の花たち3/キンバイソウ、コミヤマアザミ、イワアカバナ、ヤマホタルブクロ、オオバギボウシ

2007-08-20 14:15:19 | 花/美しいもの
伊吹山頂のお花畑のピンクのじゅうたんの中に、
ひときわ鮮やかな黄色いお花。

根にさわやかな香り(宝香)があり、
オタカラコウより小ぶりだから、雌宝香(メタカラコウ)。
宝香とは防虫剤にされる竜脳香のことで、伊吹の薬草である。


メタカラコウ(雌宝香 ・キク科メタカラコウ属) 



  



キバナカワラマツバ(アカネ科ヤエムグラ属)
お花畑を一回りして、クリーム色の小花をつけている花を見つけた。


花はアスチルベのよう、葉は松の葉みたいに細い。
途中で何度か見かけたのだけど、これだけボリュームがあるのは初めて。
  



キバナカワラマツバを写していたら、
すぐそばで、つれあいが、たった一株だけ見つけた花。
キンバイソウ



    

キンバイソウの横には、かれんなイワアカバナ。


  

オオバギボウシ


  



伊吹山には5種類のアザミが咲くそうだけど
山頂で見つけたアザミは、花色が濃いのでノアザミのようだけど、
調べたら伊吹山特産のミヤマコアザミだった。

8月からは、イブキアザミ、コイブキアザミ、姫アザミなども咲く。
いちばん左は、品種が違うようだけど??よく分からない・
   

 イブキアザミ
(2006.9.27三合目で撮影)

山頂のお花畑をまっすぐ降りると駐車場への近道。
通常は、西から上って真ん中から降りる、というコースをたどる。

東にすすむと、約60分の東遊歩道コース。
岩場があるので軽装の人は無理と書いてあるが、こちらを選んだ。

見晴らしのよいなだらかな山道沿いは、
伊吹の秋を彩るサラシナショウマの群生地。

まだちらほらとしか咲いていないのだけど、
長く真っ白な穂が一面に咲く様は、
それはそれはうつくしくて、感動的な景色だとか。
また絶対に来ようね、と話しながら歩きました。


来た道を振り返ると、お花畑が続く伊吹山にガスがかかり、
遠くに、琵琶湖が見えます。

足元には、ヤマホタルブクロ(白花)。


    


いったいどれくらいの花が、人知れず咲いているんだろう。

ここからのくだりは、岩場と土の登山道が続き、
山あじさい、ノリウツギ、ヨツバヒヨドリ、シシウド、 
マルバダケブキ、トリカブト、サラシナショウマなどが咲いています。

伊吹山のお花はまだまだ続きます。

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コメント (5)
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