かぶせ物が取れた歯が欠けた前後から、
夜中に口の中を強く噛んで痛みで目が覚め、
頬の内側が出血しているということがあり困っていた。
つれあいに聞くと、そんな経験はないという。
新しいかぶせ物がなじむまでの間も、
寝ているうちに、ガーンとかんでしまうので、
痛みがなかなか取れなくて、悩みの種だった。
医者に聞くと、寝ているうちに強く奥歯を噛み締めているから、
直したばかりの歯に負荷がかかり、痛むのだろうということ。
仮歯のときは、上の歯とあたらないように低くしてもらった。
歯科医からは、睡眠時のマウスピースを作るようにとすすめられ、
型をとって、出来上がったのが半月ほど前。
その後は、痛みもなくなって晴れて治療終了を迎えた。
かみ合わせもよくなったようだ。
たまたま新聞を見ていたら、先週の朝日新聞の日曜版に、
「マウスピース」のことが載っていた。
一昨日の、ビートたけしの『本当は怖い家庭の医学』の番組でも、
「かみしめ呑気症候群」のことをやっていた。
「ブラキシズム(歯ぎしり・喰いしばり)症候群」とは
無意識の噛みしめは、顎関節症や歯の痛みなど、
さまざまな病気の要因になっているらしい。
歯の治療を始めたりして、噛みあわせが合わないと、
「ブラキシズム(歯ぎしり・喰いしばり)」がつよくなるようだ。
そういえば、子どものころ、よく歯ぎしりをしたり、
寝言を言ったりしていたっけ。
パジャマやシーツがクシャクシャだったり、
家族のいびきが気になって眠れない、不眠気味の子だった。
ということで、思い当たることの多い新聞記事を、
意外に多い、歯ぎしりでお悩みの方にも紹介します。
そもそも、人は、なぜ歯ぎしりをするのだろうか。
かみ合わせに0.1ミリのズレをつくると、日ごとに歯ぎしりが悪化する一方、ずれを解消すると回数が減ることが、小林教授の研究でわかっている。「口内の感覚に対するわずかなかみ合わせの悪さが、歯ぎしりを悪化させる一因となるようです」
動物実験では、脳の扁桃核や咀嚼野などを刺激すると、歯ぎしりと似た動作が起きる。このことから、疲労や精神的ストレスといった心理面との関係も指摘されているが、実は歯ぎしりの原因ははっきりとはわかっていない。
したがって、歯ぎしり治療は、対症療法が中心になる。もっとも、専門医の診断が必要になるのは、歯の痛みや欠け、あご関節や筋肉がよく痛むなどの症状がある場合や、歯ぎしりによって悪化が予想される歯周病の人の場合など、「大きな症状がない、それ以外のケースは、とくに心配いらない」と北海道大病院・歯ぎしり専門外来医長の菅谷勉・准教授(歯周病学)はいう。
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代表的な治療の一つ、歯に合わせて作った合成樹脂のマウスピースをはめて眠る「スプリント療法」は、歯への負担を軽くして、歯ぎしりを軽減することが期待できる。健康保険が適用され、費用は4千~5千円だが、かみあわせに問題があれば、もちろんその治療もひつようになる。
「歯ぎしりをしたら目を覚ます」などと眠る前に唱える自己暗示も効果があるそうだが、やはり医師の適切な指導が欠かせない。「室温や枕、ベッドなど安眠に配慮し、あごを枕に押しつけず仰向けに眠るようにすることも大切です」と小林教授は話す。 (林義則)
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「ブラキシズム」について その1
「ブラキシズム」について その2
マウスピースは、厚さ1ミリほどの透明のプラスチックでできていて、
つけると、上側の歯全体を、ぴったりと吸い付くように覆って、
眠っている間もほとんど違和感がない。
透明なので起きているときにつけてても、わからないけど、
もちろん、つけたまま、ご飯は食べられない(笑)。
このまましゃべる言葉もちょっと舌たらずなので、
無口でいたいときは、つけて仕事をするのもいいかもしれない。
これがわたしのマウスピース。
虫歯はないし、歯並びはよいのだけど、
不気味な人は、見ないでください(笑)。
マウスピースをつけて寝るようになってからは、
不安がなくなって熟睡できるし、
おきている間も、歯を噛み締めなくなったので、
「かみしめ呑気症候群」と思い当たる方は、ぜひ試してください。
みどりの、マウスピース(ナイトガード)体験報告でした。。
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