昨年は、さいしょの一個だけ食べたのですが、
枝についていた実は、そろそろ食べごろと見に行ったら、
ヒヨドリに食べられてしまいました。
30個ほどの実を守るためにネットを張ったのですが効果なし。
年が明けて、イチジクの木がぐんぐん大きくなり、
今年も実がつき始めました。
イチジクは、花が咲かないので「無花果」という。
バナーネは西洋イチジクの仲間で、夏果と秋果と二回収穫できます。
夏果は3~400gと巨大です。
こぶしより少し小さい実が3個付いていたので、
台所の三角コーナーネットを実にかけたのですが、
7月2日に見に行くと、ネットは下に落ちて、イチジクは消えていました。
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ヒヨドリなら、こんな食べ方はしないので、
最近、付近で目撃証言の多いサルではないかと思い、
さらに対策を講じることに。こうなったら、知恵比べです。
さる知恵には負けへんでぇ!
30個ほどなっている実のひとつひとつに、
数年前、トウモロコシのカラス対策に買ったネットをかぶせてやり、
ときどき庭木のホースを延ばして、水遣りしていました。
伊吹山に行ったりしてて、数日あいてしまったので、
今朝も水遣りしに行くと、赤いネットが膨らんでいるようです。
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近づいてみると、実が大きくなっています。
足元には、破られた赤いネットが落ちています。
実をもいでから、ネットを引き裂いて、誰かが食べようです。
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とはいえ、被害はまだ一個。
プックリとおいしそうな白い実が無事でした。
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バナーネなどの西洋イチジクは、熟しても口が開かないし、白いままなので、
収穫時期が分からないのですが、去年は早いと思ったら食べられたので、
食べられてしまうよりはまし、と思い収穫してみました。
手に取ると、見た目よりずっしりと重くて、やわらかくなっています。
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赤いネットは外から熟しているのが見えてしまうので、
後から実った小さいのにかけかえて、
収穫直前の大きい実に、デラウェア用の袋をかけることにしました。
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これなら、(たぶん)だいじょうぶさ。
食いしんぼ同士の、さる知恵くらべです(笑)。
バナーネを、作業ズボンの左右のポケットにそっと入れて、持ち帰りました。
いよいよ試食です。
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果肉はねっとりとして、緻密です。
皮ごと食べられるのですが、ブログ用に剥きました。
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ともちゃんに一口あげたら、
「あまい! イチジクじゃないみたい」。
たしか去年も同じこといったけど・・・・・
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イチジク独特のクセがなくて、目を閉じて食べたら、
上等の和菓子と間違えて、イチジクと分からないほどの甘さです。
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極めて甘いイチジクで、1個食べたら大満足。
ともちゃんに2個目をすすめたら「おいしいけどもういい」って。
完熟イチジクは、日持ちがしないのですが、
冷凍して食べるとおいしいそうです。
レモンを少し入れたジャムやコンポートも絶品、とのこと。
今日の日を待ちわびて、3年がかりで育てた極甘イチジク・バナーネの苗木。
これから毎日、おいしいイチジクが食べられると思うと、
一日中、ニコニコ、笑顔がこぼれます。
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最後まで読んでくださってありがとう
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「一期一会」に
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