ここら当たりにあったはずだけど、と探したら、
カーブの曲がり角に、いろんな花が入れ乱れて・・・
半日陰のじめじめした所だけど、ここは穴場。
好んで咲く場所を覚えると、探しやすい。
キツリフネ(黄釣船・ツリフネソウ科)
文字通り「黄色い釣船草」という意味。
鳳仙花のように、果実が熟すと種をはじき飛ばすらしい。
わたしのテンプレートの金魚に似てて、かわいい。
林のふちで、キツリフネに出逢うと、思わずほほえんでしまう。
タマガワホトトギス
キツリフネの上の方にあるトリカブトを望遠で撮っていたら、
ともちゃんが「こっちにキツリフネと違う花があるよ」と教えてくれた。
どれどれと見に行くと、花の形はホトトギスのようだけど・・・・、
はじめてみた、黄色いホトトギス。色と形が魅力的。
一株だけ、草の陰でひっそりと咲いている。
車を止めて歩いてなければ、絶対に見つからなかった。
以下の解説は、「てらまち・ねっと」から拝借。
花が黄色いだけでなく、花の形が普通のホトトギスとは少し違うと思ったら
キバナノホトトギス とか ホトトギス類 ではなくて、
タマガワホトトギス や 玉川杜鵑 らしい
日本産ホトトギスのデータ 「花は2日間咲く」
タマガワとは、多摩川ではなく、
京都府井手町の玉川で見つかったためこの名が付けられたそう。
こちらも、はじめて見る黄色いヤマオダマキ。
平湯峠で見つけたのは色白(左) で、
ひらゆの森のは日焼けしてる(右)のかな??
行きにひらゆ側の下りで一株だけ見つけて、
翌日、写したオタカラコウ(雄宝香・キク科)
宝香とは防虫剤にされる竜脳香のこと。
よく似た花に、小ぶりのメタカラコウがあります。。
メタカラコウは、伊吹山山頂にたくさん咲いてました。
道路沿いに印象的に咲く オオウバユリ(大姥百合)。
道端にいきなり出てきたので「えっあれは何だ」と思いながら、
翌日、車を止めて撮りました。
花の頃には下葉が取れかかることから、
“葉なし”を“歯なし”にかけて「姥(うば)」だとか。
優雅な百合には似つかわしくないから「姥百合」という、
こんな名前を付けられているのか、ひどーい、と思ったら、
そういうわけではなさそうだ。
とはいえ、名前の由来には、以下の諸説もあるようだ。
★「歯がない年齢にもかかわらず、
なお、女の色気を保っている姥にたとえたもの」
★「開花時には葉がぼろぼろに朽ち果てて、
老婆を連想させることによる、とされる。」
★「葉は(乳母として)植物全体と花を育てるのが役目で、
育てた花が開く頃葉が無くなることが多い。
つまり役目として育てた娘が花盛りとなる頃、
葉(歯)が無くなるので、乳母百合」
さいしょはギョッとしたけれど、調べてるうちに、
なんだか愛おしくなりました。
画像を整理して、名前を調べているうちに、
ご飯もたべてないのに、夜になって、趣味とはいえ難儀なことです(笑)。
白花もアップしようと思ったのだけど、字数が多くなりすぎたので終わり。
乗鞍の花もまだ積み残しているのだけれど、
つぎは、伊吹山頂のお花畑を紹介しますね。
お楽しみに。
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