こうすると甘みが増すそうです。
一ヶ月置くと、最高の甘みになるそうですが、
他の食品も凍ってしまうので、一週間で実験終わり。
栗きんとんと栗の渋皮煮を作ることにしました。
まず、外側の鬼皮をむきやすくするために、
60度ほどのお湯につけて冷めるまで置いておきます。
ペティナイフで渋皮を傷つけないように、鬼皮だけ剥きます。
渋皮になった栗は、灰汁を抜くために、
たっぷりのお湯に炭酸を少し入れて沸騰させ、
黒い汁が出なくなるまで、何度も水を替えて繰り返します。
このとき、できるだけ栗が空気に触れないようにします。
渋皮の毛や黒い筋は、竹串やブラシで優しくとります。
その間に、薄めの蜜を作り、灰汁を取ってきれいになった栗を入れます。
今回の甘みは、沖縄の黒糖とテリをだすために、ユリノキの蜂蜜も少し。
クッキングペーパーでふたをして、20分ほど煮て冷まし、を繰り返します。
少しずつ甘みを濃くして、栗に蜜がしみやすくするのです。
やっとひたひたになり、渋皮が破れたのを食べてみたら、
甘みも染みてきました。
もう少し煮詰めて、一晩寝かせて出来上がりです。
今回は、最初のお湯が熱かったみたいで、
渋皮が破れやすかったので、破れた栗や割れた栗は
ゆでて、つぶして栗きんとんに。
甘みは、和三盆糖とユリノキの蜂蜜。
和三盆糖は少しのお湯で溶かして、つぶした栗を入れて、
弱火でかき混ぜて、仕上げに蜂蜜を入れて、塩をちょっぴり入れます。
蜂蜜を入れるとぱさぱさにならずにしっとりと日持ちよく仕上がり、
塩は甘みを引き立てる隠し味です。
暖かいうちに、一口ずつラップに包み、
冷めたら、冷凍して保存します。
出来立てを冷凍しておけば、解凍して、
いつでも、どこでも、だれとでも、おいしく食べられます(笑)。
ブログを書き終わったら、今日のおやつは、
出来立てのほやほやの、利平栗のきんとんと渋皮煮です。
外は雨。
こういう日は、手の込んだおやつ作りにぴったし。
利平栗発祥の地の大桑の、今日の栗祭りはどうなったでしょうね。
昨日の夕方のリンドウの花。
今日は雨にぬれています。
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