みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

おひとりさまの老後を支えるしくみ/『おひとりさまの老後』を読む会

2008-10-27 08:57:52 | ジェンダー/上野千鶴子
昨日は、大垣で上野千鶴子さんの
「おひとりさまの老後を支えるしくみ」講演会がありました。

会場は、建設官僚だった梶原前知事の趣味でつくったとも言われていた
ソフトピアの中にある大垣情報工房5Fのスインクホール。
サラマンカホールといい、この建物といい超金食い虫。

ソフトピアはともかく、講演会はとってもおもしろかったです。

むずかしい話をむずかしく話す人は多いのですが、
むずかしい話を初めて聴く人にも分かりやすく、
かつ、楽しませながら聴かせる人は少ない。
聴衆ニーズに合わせた話をする、上野さんはさすがです。

前半は、パワーポイントを使った講演で、
後半は「高齢社会をよくする女性の会・岐阜」の度会さんとトークライブ。

会場の質問に答える形だったのですが、

最後に本の紹介や、文芸春秋から11月7日発売の
上野さんが責任編集をされたという「おひとりさまマガジン」の紹介も。

こちらは、万人受けする「おひとりさまの老後」と一味違って
シモネタも多いそうですから、どんな本なのか、とっても楽しみです。

今回の講演でこころに残ったのは
「今までだれもケアされる当事者のことを考えてこなかった」という言葉。


『当事者主権』も、最新の『ニーズ中心の福祉社会へ』もそうですが、
『ケア その思想と実践』(岩波書店)の「3ケアされること」も、
その思いが、いっぱい詰まっている本。
帰ってから、読み直しました。


一夜明けて、今日は『おひとりさまの老後』を読む会。
テーマは、第4章「だれとどうつきあうか」。
 

昨日聴いた話が、さっさそく役に立ちそうです。


写真をクリックすると拡大。その右下のマークをクリックするとさらに拡大
最後まで読んでくださってありがとう
「一期一会」にクリックを 
 明日もまた見に来てね
  
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする