みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

『おひとりさまの老後』を読む会と岐阜シティタワー43「サンビレッジ岐阜」

2008-10-28 07:52:35 | ジェンダー/上野千鶴子
毎月『おひとりさまの老後』を読む会をやっている
岐阜駅周辺は、歩行者用デッキが完成してすっかり様変わり。
岐阜駅やハートフルスクエアGには、バス停や電車から
雨にぬれずに直行できるようになりました。

 

 

それというのも、岐阜の西に「岐阜シティタワー43」という
デカイ建物ができたから。
  

この岐阜シティタワー43の3階には、『おひとりさまの老後』にも出てくる
石原美智子さんのサンビレッジ岐阜 が入っています。

1・2階は商業店舗、3階に医療福祉ゾーン・4階は岐阜放送本社・5階から14階までが住宅供給公社による高齢者優良賃貸住宅、15階から42階までが分譲住宅・最上階の43階は展望レストランとなりました。
 その中で、3階医療福祉ゾーンは、あらゆる疾患の窓口となる地域医療専門医による診療所、調剤薬局、歯科、美容室、整体、レストラン、音楽教室、保育、デイサービス、訪問看護、訪問介護、そしてアセスメントとリハビリによる在宅復帰とターミナル期の緩和ケア専門の8ベッドが用意されました。


母はこの高齢者優良賃貸住宅に応募しましたが外れました。
梶原前知事はこのシティタワー43を2室も確保しているといううわさも・・・。

岐阜駅に立派な歩行デッキが必要だったかどうかはさておき、
ここに住む高齢者のお散歩コースにはよさそうです。

上野さんは、昨日の講演会のあと、交流会を早めに引き上げて、
石原さんの案内で、この「サンビレッジ岐阜」を見にみえたそうです。
調査・研究のため、だとは思うのですが、駅も近くて便利だし、
「岐阜も候補のひとつ」と向老学会の講演会で言ってみえたことだし、
日本の真ん中にあるので全国どこにも講演にいけそうだし、
老後は岐阜に住んでもらえると、うれしいな(笑)。

さて、昨日の『おひとりさまの老後』を読む会は、
第4章「だれとどうつきあうか」。

わたしが分担したのは、
●ひとりで、ふたりで、みんなと
ひとりでいることの快楽と不安
「シゴト命」のひとの老後は?
●大切な友人のネットワーク
友人にはメンテナンズがいる
職場には友人がいなくてけっこう
いっしょにいてほしい人は?
●忘れられていくということ
愛した記憶の「在庫」は多くても困らない
年下の友人というリスクヘッジ
孤独は大切なパートナー




この章は、共感できるところが多くて、
遠方から参加された今大地さんも加わって、
涙あり笑いありで、とても深い話ができました。



いつもの「ひな野」でも続きの話が弾んで、あっという間に時間がたって・・・
ともちゃんが迎えに来てくれたので、名残惜しい思いでお別れ。

『おひとりさまの老後』を読む会は、だれでも参加できます。
関心のある方は、是非ご参加ください。


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最後まで読んでくださってありがとう
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コメント
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