みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

こうのとり追って:不妊症への思いを聞く2,3/庭の苗木植え

2011-11-30 19:01:45 | ほん/新聞/ニュース
寒くなって初霜が降りそうな前日、
金時しょうがを掘りました。

 
けっこう大きく太って、よくできています。

種無しキンカンの実もたわわに実って
枝が下がってきたので、支柱を立てて吊り下げてやることにしました。


まずは、稲のはさぐいに使う三脚を
キンカンの木の下から入れて、大きな枝を支えます。

となりのピラカンサとキンカンの木にもトゲがあるので、
軍手も上からもチクチクと手をさします。

実のついた枝を丈夫な荷造りテープで一本ずつつるします。

寒くなったらこの上から、パオパオをかければ保温にもなり、
これで雪が降っても安心です。

きょうも一日、花木の苗植え。
   
セイヨウヒイラギナンテン(チャリティー)は冬の間、
黄色い花がきれいなので、よく見えるところに植えました。

「なばなの里」の「花市場」でも買い足したので、植えても植えても減りません。

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後半は、毎日新聞の五味さんの記事。
随時掲載のシリーズ「こうのとり追って:不妊症への思いを聞く」の、2と3です。

 こうのとり追って:不妊症への思いを聞く/3 女優・間下このみさん  

 妊娠しにくい不妊症や、流産・死産を繰り返す不育症は、治療の負担が大きく、周囲の無理解に苦しむ人も多い。同じ悩みと向き合いながら、理解を広めようと経験を公表し、前向きに妊娠・出産を目指してきた著名人に思いを聞いた。【聞き手・五味香織】

 ◇悲しむ人、減らしたい
 --5年前、最初の妊娠は悲しい結果に終わったと聞きました。
 5カ月の時に胎動が感じられなくなり、診察の結果おなかの中で亡くなっていたと分かりました。まさか、わが子を見送ることになるとは思わなかったので、つらかったです。
 --回復には時間がかかりましたか。
 体より心のダメージが大きかったです。自分のせいじゃないか、もっと早く受診すれば助かったのではと思い、自分を責めました。周囲の言葉も耳に入らず、家でふさぎ込む日々が続きました。
 --約半年後、再び妊娠が分かりましたね。
 インターネットで「お子さんはあなたに幸せを運んで元気づけようとしている」という言葉を見つけ、私も元気にならなくちゃと前向きに思えるようになり、やがて幸運にも子供を授かることができました。
 --この時、「抗リン脂質抗体症候群」と診断されました。
 最初の妊娠での検査で血小板が少なかったため、医師に詳しい検査を勧められて分かりました。流産や死産を繰り返す「不育症」の一つでしたが、聞いたこともない病名のうえ、「かなりリスクの高い出産になります」と言われ、その時は頭が真っ白になりました。
 --どんな妊娠生活だったのでしょうか。
 治療法が確立されていない病気だったので、どの治療法を選ぶかでとても悩みました。その選択が、我が子の生死を左右するかもしれないので怖かった。家族とも話し合い、毎日の注射治療を選びました。妊娠後期には全身性エリテマトーデス(膠原(こうげん)病の一種)を併発し、指の関節が痛む症状にも苦しみました。でも一番心配だったのは、おなかの中で赤ちゃんが元気に成長してくれているかということ。胎動でしか様子が分からないので、何度も超音波検査で鼓動を確認してもらいました。医師との二人三脚でトラブルを乗り越えて07年3月に無事、長女を出産することができました。
 --診断後すぐ、ホームページで病名を公表したのはなぜですか。
 とにかくこの病気を多くの方に知ってもらい、少しでも悲しい思いをする方を減らしたいと思いました。血液検査で病気は見つけられるし、治療で出産率は上がると医師から聞いたからです。ただ当時は患者のデータが少なく、治療法も確立されていませんでした。今は「不育症」が知られるようになり、治療法も少しずつ進歩してきたようですね。私の発表が少しでもその力になったのならばうれしいです。
 --不育症の検査は、流産や死産を何回か経た後に受けるケースが多いです。
 それでは遅いと思います。あんなに悲しい出来事を何度も経験してほしくない。せめて妊婦検診の項目に盛り込むことができたらと思います。そうすればデータも集まって治療の研究も進み、少子化対策にもつながるはずです。患者側も情報や知識を持って、「もしかしたら」と感じた時は自分から検査を申し出ることも大切だと思います。【聞き手・五味香織】=随時掲載
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 ◇抗リン脂質抗体症候群
 自己免疫疾患の一つで、血栓ができやすく、脳梗塞(こうそく)や心筋梗塞を引き起こす恐れがある。妊娠中は胎盤にも血栓ができやすくなるため、胎児に届く酸素や栄養が滞り、流産や死産につながる可能性がある。
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 ■人物略歴
 ◇ました・このみ
 写真作家、女優。子役として人気を集めた後、米国留学し写真を学ぶ。夫との共著「ママになりたい…/たまご日記」で闘病と出産までの経験をつづった。33歳。
毎日新聞 2011年11月29日 


こうのとり追って:不妊症への思いを聞く/2 「タイタン」社長・太田光代さん 

 ◇初の受精卵に希望見た
 --45歳で約10年ぶりに不妊治療を再開しました。
 私たち夫婦は子供を作らないつもりでしたが、一人っ子同士の結婚で、義父が孫を望んでいました。当然の希望だし、私も努力しないのは嫌だったので、33歳から4年間ほど治療を受けました。所属タレント2人が同時に売れて仕事がハードになり、治療を休むことにしたんです。薬の影響なのか、爪が割れたり髪がパサパサになったりして、体もぼろぼろでした。
 --当時の治療内容は。
 人工授精と体外受精です。夫も多忙で疲れていたからか、精子を調べたら医師に自然妊娠は難しいと言われました。顕微授精を勧められましたが、人が精子を選ぶことに抵抗感があり踏み切れなかった。体外受精はしたけれど受精卵はできませんでした。
 --体への負担は。
 注射や検査で月の3分の2は通院していました。予約できないので待ち時間が長く、午前中は仕事が入れられません。薬の副作用で気持ち悪くなり、電車を1駅ごとに降りて休みながら移動したりしました。
 --再開まで長い期間がありました。
 治療のつらさを思うと再開する気になれませんでした。09年春にテレビ番組で治療経験を話したのがきっかけで、雑誌「赤ちゃんが欲しい」から読者の悩み相談に答える連載を頼まれました。でも、治療の主流になった顕微授精を経験しないままでは引き受けられないと思い、3回だけと決めて09年秋に再開しました。
 --治療環境は変わりましたか。
 採卵の時に麻酔を使うようになっていました。以前は麻酔なしで、本当に痛かった。医師やスタッフが受精卵を丁寧に扱うのを感じ、顕微授精への抵抗感もなくなりました。初めて受精卵ができましたが、私の年齢では着床率は10%とされていて、過去2回の移植は着床しませんでした。
 --高齢での妊娠・出産にはリスクも伴います。
 確かに年齢的には危険度が高いとは思います。できればリスクが少ない時期に出産した方がいい。子供を作る機能を若返らせることはできないので、段階を踏んで時間を費やすより、早い時期に高度な治療を選んでもいいと思います。不妊治療は病気のためではなく「妊娠するための前向きな努力」だと思っています。
 --体調が不安定になり、夫婦仲が難しくなるケースもあります。
 私もありました。普段は冗談と思える言葉でも泣いてしまったり。治療は納得するまで頑張ればいいと思いますが、長く続けている人は少し休んで、夫婦で温泉めぐりをしてもいいかも。育児休暇を治療の時期に充てられる仕組みにしたり、一人で抱えなくて済むようになればと思います。
 --受精卵の3回目の移植はどうしますか。
 東日本大震災で仕事の状況が変わり、延期しました。来春を考えていますが、着床率も低く多忙で環境が厳しい中、むやみに生命を駄目にしたくない。受精卵があるだけで子供がいるような、何かの希望のようにも思えて、少し迷っています。【聞き手・五味香織】=随時掲載
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 ◇人工授精
 精子を採取して、排卵に合わせて子宮に注入する方法
 ◇体外受精
 卵子と精子を採取し、混ぜ合わせて受精させる方法
 ◇顕微授精
 卵子を採取し、顕微鏡で見ながら精子を卵子に注入して受精させる方法

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 ■人物略歴
 ◇おおた・みつよ
 芸能事務所「タイタン」社長。夫は人気お笑いコンビ「爆笑問題」の太田光さん。ハーブ専門店なども経営する。47歳。
毎日新聞 2011年11月22日 
 


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11月29日(火)のつぶやき

2011-11-30 02:50:08 | 花/美しいもの
23:56 from Tweet Button
●燃える空/女性地方議員 11%に…市川房枝記念会調査/大阪ダブル選の新聞社説
http://t.co/j7wuU5RW
by midorinet002 on Twitter
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