みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

今日です。「もう原発は動かさない発信する女たち 6・2集会」/大飯原発再稼働許すな!各地で抗議行動

2012-06-02 08:31:15 | 地震・原発・災害
昨日は、5時半から衆議院第二議員会館で開催された、
「バックラッシュを跳ね返せ・・・」の院内集会に参加。
   

そのご夜遅くまで会議があって、東京に泊っています。

ちょうど院内集会が開催されていた、同じころ(18時より20時まで)、
首相官邸前で原発に反対する抗議行動があったようです。
地下鉄の国会議事堂前駅を出たら、ものものしい警備なので、
何だろう、と思っていたのですが、抗議行動が予定されていたのですね。
わたしたちが議員会館を出たときに、スピーカーの音が聞こえていたので、
宿に帰ってからニュースを検索したのですがどこにもアップされていませんでした。

福島原発事故から1年しかたっていなのに、
マスコミはもう「熱さ」を忘れてしまったのでしょうか。

主催者のブログと、参加者によるTogetterを見つけたので紹介します。

 6.1緊急!原発再稼働許すな!首相官邸前&関電本社前抗議(.@TwitNoNukes ツイッター有志による反原発デモ )

120601 6.1緊急!原発再稼働許すな!首相官邸前抗議(Ch5) - Togetter

  ■大飯原発 各地で再稼働反対デモ 
2012年06月02日 毎日放送

 関西電力・大飯原発の再稼働に向けた動きが加速する中、各地で再稼働に反対するデモが行われました。
「原発再稼働 やめてー!」(参加者)
 大飯原発について関西広域連合が期間限定の再稼働を容認する方針を示したことを受け、関西電力本店の前には再稼働に反対する市民らおよそ100人が集まりました。
「橋下さんがね、コロッと変わったでしょ?ビックリしてね、怒りに燃えてるんですよ。ホンマに情けなくて」(参加者)
 
 京都でも―
 「『命や暮らしを守ることが第一だ』とおっしゃってた(山田)知事の言葉はいったい何だったんだと」(デモを呼びかけた京都総評・梶川憲事務局長)
 京都の街頭デモには、およそ150人が参加し、経済的な判断からの再稼働に抗議しました。


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ところで、
「脱原発をめざす女たちの会」が主催する集会が
今日の午後、開催されます。

「発信する女たちパートⅠ」の登壇者は
田中優子さん(法政大学教授)、神田香織さん(講談師)、
渡辺一枝さん(作家)、坂田雅子さん(映画監督)、
と上野千鶴子さん(NPO法人ウィメンズアクションネットワーク理事長)。

わたしはWANの会議があって昨日から東京に来ていて、
今日は女性学会もあるのですが、
上野さんとごいっしょして、6・2集会のほうに参加します。

昨日の会場でもチラシを配って参加を呼び掛けていたので、
申し込みなしでも、たぶん大丈夫です。
お天気もよいし、お時間のある方は是非ご参加ください。

もう原発は動かさない!発信する女たち 6・2集会  

「原発ゼロの日」を私たちはめざしています。それをさせまいとする政府、電力会社は再稼動に向け突き進んでいます。集会では行動する女たちが発信します。また、「福島で生きる」あるいは「福島を離れる」選択をした若い世代の声を聞きます。原発の新規建設を絶対させない、再稼動を決して許さないと。脱原発へのうねりをいっそう強くしていきましょう!

日時:6月2日(土)開場13時
開会:13時30分 閉会:16時
場所:日本教育会館(地下鉄神保町駅徒歩3分)
※手話通訳あります。
※託児あります。 (5月25日までにお子様の人数、年齢をお知らせ下さい)

プログラム
総合司会:橋本美香さん(制服向上委員会会長)
お話「脱原発と福島の現状」満田夏花さん(国際環境NGO FoE Japan)

発信する女たちパートⅠ
田中優子さん(法政大学教授)
神田香織さん(講談師)
渡辺一枝さん(作家)
坂田雅子さん(映画監督)
上野千鶴子さん(NPO法人ウィメンズアクションネットワーク理事長)

発信する女たちパートⅡ
コーディネーター:古今亭菊千代さん(落語家)
若い世代から「福島に生きる選択・福島を離れる選択」

参加費:1,000円
参加お申込みはホームページの「6.2集会専用申込みフォーム」よりお願いします。お申込は参加費1,000円の入金確認をもって受付となります。受付後「領収書」を返送します。領収書が入場券となりますので、当日ご持参ください。

参加費振込先
郵便振替 口座番号 00180-9-318934
銀行振込 ゆうちょ銀行 ゼロイチキュウ店 当座預金口座 0318934
※口座名はいずれも「脱原発をめざす女たちの会」
※お振込みの際は「6.2集会参加費」と明記してください。
※申込者と振込人名が違う場合は、必ずその旨をお知らせください。

主催:脱原発をめざす女たちの会
電話:080-3174-3584 FAX:03-6551-1111
※E-mailはこちらから


以下は、大飯原発再稼働問題で、福井県と滋賀県の記事です。

  大飯原発:再稼働問題 動き加速 「安全対策」注文、批判も/福井
毎日新聞 2012年06月01日

 関西電力大飯原発3、4号機の再稼働問題は、関西広域連合が条件付きながら容認の姿勢を示し、動きが加速している。手詰まり状態に不満を募らせていた県内の関係者から評価する声が上がる一方、批判的な意見も相次いだ。【佐藤慶、五十嵐和大、松野和生、柳楽未来、畠山哲郎、橘建吾】

 ■県
 政府の再稼働要請後、県は主に(1)電力消費地の理解について責任を持った対応(2)特別な安全監視体制(3)再稼働に向けた首相の明確な意思表示−−を政府に求めた。(1)は、細野豪志原発事故担当相が2度にわたり関西広域連合で理解を求め、30日に事実上、容認する姿勢が引き出された。(2)も、細野氏が同日の広域連合で表明。県は(1)と(2)について細野氏らからの説明を求めており、31日は日程調整に追われた。
 (3)について県は、野田首相が記者会見を開き、原発の必要性や安全対策の強化などについて国民に説明すべきだとしている。野田首相は30日、「私の責任で判断する」などと発言したが、県は不十分とみている模様だ。・・・・


 福井・大飯原発:再稼働問題 県政モニター、8割が「慎重」/滋賀
毎日新聞 2012年06月01日

 関西電力大飯原発20+件の再稼働問題で、県は25日、県民へのアンケート調査結果を発表した。8割が現時点での再稼働に慎重意見だっ
 県が16〜23日、公募した県政モニター357人にインターネットで調査。選択肢方式で回答率は80・7%だった。
 再稼動については「条件が整うまですべきではない」(43・8%)と「今後もすべきではない」(36・8%)を合わせて8割を超え、「再稼働すべきだ」(16・7%)を大きく上回った。理由としては「福島原発事故を教訓とした安全対策がとられていない」が最も多かった。
 嘉田知事と山田啓二・京都府知事による7項目の共同提言には「(どちらかというと)賛同する」が74%、「(どちらかというと)賛同しない」が19・1%。節電への協力は、「無理のない範囲でできる」(53・8%)が過半数を占め、「大いにできる」(40・3%)と合わせて9割を超えた。【加藤明子】
 


  首長ら「苦渋の判断」/大飯再稼働/滋賀
2012年06月01日 朝日新聞 

【広域連合声明に波紋/となりの原発】
 福井県おおい町の関西電力大飯原発3、4号機の再稼働をめぐり、関西広域連合が30日の首長会合で、「事実上の容認」とも受け止められる声明を発表したことで各界に波紋が広がっている。計画停電が回避される公算が大きくなり、経済界は胸をなで下ろす一方、安全性に疑問を抱く住民からは不安の声が上がっている。
 「経済界のこの夏を乗り切れないという悲痛な声も斟酌(しん・しゃく)した」。嘉田由紀子知事は31日、関西広域連合の声明に同意した理由をこう語った。
 おおい町に隣接する高島市の西川喜代治市長は声明について、「(津波対策の)防潮堤の建設などが施されたうえで容認してほしかった。再稼働はやむを得ないかもしれないが、これを突破口に老朽化した原発も稼働させることは絶対にやめてほしい」と話した。
 会議では、広域連合の声明に盛り込まれた、期間限定の「暫定的な稼働」が可能かどうか、市長らから質問が出た。説明に立った関電の担当者は「不可能ではないが、機器への影響はゼロではない」と述べた。

(製造業者「ひとまず安心」)
 製造業者の多くは、広域連合の声明に胸をなで下ろす。県内で活動する企業約400社が加入する「滋賀経済産業協会」の坂口康一会長は、「計画停電になれば各企業は大きな負担を強いられただろう。まずはほっとしている」と話す。
 自身が社長を務める金属部品会社「近江鍛工」(大津市)には、複数の取引先から計画停電の影響の問い合わせがきていた。停電すれば生産への影響は避けられず、発注が減るのではないかという不安があったという。「再稼働を容認してくれたことにはひとまず安心した」
 長浜、米原両市に工場がある合成樹脂製品メーカー「三菱樹脂」(東京都)は昨年、東京電力が計画停電を実施した際、神奈川県平塚市や茨城県牛久市の工場で減産を強いられた。担当者は「電力の供給状況は生産を大きく左右する。計画停電を避けられる見通しが立ったことはありがたいと思っている」と話した。

(市民不安「安全根拠ない」)
 近畿の住民が大阪地裁に大飯原発の再稼働差し止めを求めた行政訴訟で、原告代表を務める長浜市の辻義則さん(65)は「多くの県民が反対し、脱原発依存の工程表などを求めた県と京都府の共同提言への答えもないのに、なぜ容認か」と憤る。
 原告の1人で、福島県南相馬市から大津市に避難する青田勝彦さん(70)も「嘉田知事は琵琶湖の汚染を懸念していたはずだ」と戸惑いを見せた。
 街頭では賛否両方の意見が聞かれた。大津市の岡本謙二さん(70)は「停電で夏にクーラーが動かないときつい。再稼働は現実的な落とし所だ」。特許事務所勤務の湯田拓也さん(39)も「長期的に原発を減らし、新エネルギーを見つければよい」と容認する。
 一方、「安全だという根拠はどこにもない」というのは、大津市の会社員千葉博英さん(63)。「再稼働を機に、稼働する原発が二つ、三つと増えるかもしれない」と懸念を示した。

(「すべきでない」80.6%/県が住民アンケート)
 県は、5月16日から1週間かけて県民357人を対象にインターネットによるアンケートをし、大飯原発の再稼働への賛否などを尋ねた。288人から回答があり、「再稼働すべきでない」と答えた人が、「条件が整うまで」「今後も」の両選択肢を合わせ、80.6%に上った。
「再稼働すべきでない」と答えた人にその理由を複数回答で尋ねたところ、「福島第一原発事故を教訓とした安全対策がとられていないから」が最も多く、「放射性物質の拡散による県民の健康への影響や琵琶湖の環境汚染のおそれがあるから」が続いた。
 再稼働について国が十分な説明をしているかについては「思わない」が86.5%で、「思う」とした人の8%を大きく上回った。
 また、嘉田由紀子知事が京都府の山田啓二知事と共同で発表した7項目の提言のうち、重要と思う項目を複数回答で尋ねた。一番多かったのは「原発事故を踏まえた安全性の実現」で、「(電力需給状況の資料の公開など)透明性の確保」「(脱原発依存の実現の工程表の提示など)中長期的な見通しの提示」が続いた。



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6月1日(金)のつぶやき

2012-06-02 01:23:01 | 花/美しいもの
09:10 from gooBlog production
庭の山野草:丁子草、ユキノシタ、紫蘭の花が咲いています。 goo.gl/S2kCi

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