先週の土曜日の朝日新聞beの
【悩みのるつぼ】の回答者は上野千鶴子さんでした。
記事を切り抜いてとっておいたのですが、
日曜日に都知事選などがあって、紹介するのが遅くなってしまいました。
「おばちゃん」のあだ名イヤ、という10代の女性の相談に対して、、
いくつかの具体的な行動の選択肢をしめしたうえで、
「『おばちゃん』て、ほんとにイヤですか。いずれ自分が『おばちゃん』になるのもイヤですか。」
とお返事する上野さんの回答がおもしろいです。
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ところで、
東の家の上には、常滑焼の四斗の切りたてのカメが置いてあって、
その中には、2,30年前の梅干が保存してあります。
10年ほど前に見た時には、白い塩みたいなものは表面にふいていたのですが、
カビなどは生えておらず、災害など緊急時のためにと、
またふたをして大切にとっておきました。
梅干は100年前ものでも食べられるというので、
熱中症予防にと毎朝つれあいが沸かす、
特製ハトムギ・ドクダミ茶に入れられないかと思い、
カメの中を見てもらいました。
形もしっかりしていて問題なさそうなので、
いつも梅干を入れる小さいビンに入れてもってきて、
味見をしたら、白いものは塩ではなくて、梅干のミネラルの結晶のようです。
味は梅干で、しょっぱさも薄れてまろやかです。
ということで、
毎日数個、塩分とミネラル補給にと、お茶の中に入れています。
夏バテ防止に良質のたんぱく質も必要、
なので、夕ご飯はとりムネ肉のしゃぶしゃぶ。
朝はときどきパン、です。
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【悩みのるつぼ】の回答者は上野千鶴子さんでした。
記事を切り抜いてとっておいたのですが、
日曜日に都知事選などがあって、紹介するのが遅くなってしまいました。
「おばちゃん」のあだ名イヤ、という10代の女性の相談に対して、、
いくつかの具体的な行動の選択肢をしめしたうえで、
「『おばちゃん』て、ほんとにイヤですか。いずれ自分が『おばちゃん』になるのもイヤですか。」
とお返事する上野さんの回答がおもしろいです。
【悩みのるつぼ】「おばちゃん」のあだ名イヤ 2016年7月30日 朝日新聞be ●相談者 女性 10代 この春に高校を卒業した女性です。卒業を控えた頃からとくに悩み出したことがあり、相談させていただきます。 私は高校2年の春から、一部のクラスメートに「おばちゃん」というあだ名で呼ばれています。私の話し方や考え方が古くさいことや、走り方が変わっているところから、このあだ名がログイン前の続きつけられました。 当時のクラスメートとは仲がよく、高校3年生になってもクラス替えがありませんでした。今でも仲良くしています。 しかし「おばちゃん」と呼ばれることがイヤです。 みんなにも何度か名前で呼んで欲しいと主張しましたが、変わりません。 もちろんクラスメートは「おばちゃん」というあだ名を、愛着を持って呼んでくれているのはわかります。私はそれをイジメだとは思いませんが……良い気持ちにはなりません。 私は両親がつけてくれた名前を心から気に入っています。だからこそ、このあだ名がイヤなのです。 高校を卒業したので、何年かたつと、きっと同窓会が開かれることでしょう。 そのときにもみんなは、「おばちゃん」というあだ名で私のことを呼ぶのだろうと思うと悲しくなります。 みんなが私のことを名前で呼んでくれる方法はありませんでしょうか。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ○回答者 社会学者・上野千鶴子 「おばちゃん」になるのもイヤ? 「おばちゃん」て、そんなにイヤですか。そういえば昔から「オバハン」やら「オバタリアン」やら、いけずうずうしくて自己中な中年女性を見下すコトバがありました。てゆうと、あなたも「オバサン」差別に加担しているってことですね? ムスメさんだってそのうち必ずオバサンになるのに、今からオバサン差別をするなんて……とホンモノのオバサンである上野は怒っています! あなたが採用する選択肢は三つです(ここは岡田斗司夫さん風に……笑)。 第1は「おばちゃん」と呼ばれたら「ほな、あんたはおっちゃんやで」「あんたのことはこれから姐(ねえ)ちゃん(語尾を上げる)て呼ぶわな」と同じレベルでお返しすること。 第2は「おばちゃん」と呼ばれても返事をしないこと。「あら、どなたのことかしら?」と艶然(えんぜん)と振り向けばいいんです。「お嬢さん」と呼ばれた時だけ振り向くとかね。 第3は「お互いに自分の呼ばれたい名前で呼ぶようにしようよ」とみんなに提案しましょう。「あなたはなんて呼ばれたい? わたしは、そうね、マドンナとは言わないけれど、××ちゃん、てのがいいな」とか。 最後にもうひとつの選択肢。「おばちゃん」て、ほんとにイヤですか。いずれ自分が「おばちゃん」になるのもイヤですか。「おばちゃん」は賢い女の生存戦略のひとつ。世の中にはムスメさん(男受けしたい女)とオバサン(男受けから降りた女)の2種類がいて、この分類は年齢によりません。「男受け」の努力を「女子力つける」とか「媚(こ)びを売る」とか言います。いつまでも「ムスメさん」から降りられない中年の美魔女に比べれば、早めにオバサン化する方が、女は圧倒的に生きやすいですよ。ほんとを言うとわたしは、男もオバサン化するのが賢い年齢の取り方だと思っています。 自分の価値を男に認めてもらうに及びません。オバサン化したからといってモテないとは限りません。媚びを売らなくても寄ってくる男を選べばいいんです。そういう男があなたの本当の値打ちを知っているのですから。「おばちゃん」て、いいな。抵抗せずに受け入れていれば、そのうちホンモノのオバサンになったときにもショックを味わわずにすみます。30年後の同窓会でかつてのマドンナの変わり果てた姿を目の当たりにしながら、あの頃から「おばちゃん」だったワタシ、にニッコリしてください。 |
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ところで、
東の家の上には、常滑焼の四斗の切りたてのカメが置いてあって、
その中には、2,30年前の梅干が保存してあります。
10年ほど前に見た時には、白い塩みたいなものは表面にふいていたのですが、
カビなどは生えておらず、災害など緊急時のためにと、
またふたをして大切にとっておきました。
梅干は100年前ものでも食べられるというので、
熱中症予防にと毎朝つれあいが沸かす、
特製ハトムギ・ドクダミ茶に入れられないかと思い、
カメの中を見てもらいました。
形もしっかりしていて問題なさそうなので、
いつも梅干を入れる小さいビンに入れてもってきて、
味見をしたら、白いものは塩ではなくて、梅干のミネラルの結晶のようです。
味は梅干で、しょっぱさも薄れてまろやかです。
ということで、
毎日数個、塩分とミネラル補給にと、お茶の中に入れています。
夏バテ防止に良質のたんぱく質も必要、
なので、夕ご飯はとりムネ肉のしゃぶしゃぶ。
朝はときどきパン、です。
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