みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

だるい イライラする 食欲がない 漢方薬はいかが?(稲熊美樹)/親子就活の心得は? 「Uターン」狙うなら

2016-08-11 17:48:54 | ほん/新聞/ニュース
ミョウガがたくさんとれるようになったので、
小さくて形のよいのは薬味用に残して、
大きく膨らんだミョウガを甘酢漬けにしました。

大きいものは縦に4つに切って、小さめのは半分に切り、
80度くらいのお湯に2分くらい浸けます。

お湯を切ってまだ熱いうちのミョウガに、
梅酢もいれた甘酢を注ぎます。

このまま冷めるまで待ってもよいのですが、
早く食べたいので、ぴんに詰めて氷水につけます。

冷めるときに味がしみ込むので、見る見るうちに発色して、
シャキシャキと歯切れのよい色あざやかなミョウガの甘酢漬けのできあがり。

午後に作って夕ご飯に食べられます。


つれあいのカツオのたたきには、
薄くスライスしたミョウガと紫蘇をたっぷり薬味に切らしました。
ミョウガはお魚にもよく合いますね。

本マグロのお刺身のつまにも、ミョウガと芳香うら紫蘇。
お刺身はもちろんおいしいのは言うまでもないのですが、
ちょっと薬味を足してアレンジするだけで、
またちがったおいしさが楽しめます。

クリック してね 


ところで、8月8日の中日新聞生活面に
稲熊さんが書かれた漢方薬の記事が載っていました。、

記事中の、葛根湯(かっこんとう)、五苓散(ごれいさん)、
半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)、抑肝散(加陳皮半夏)(よくかんさん)などは、
処方薬だけでなく、症状に合わせて使えるように、
市販薬も常備薬として持っています。

岐阜には漢方にくわしい大学堂小川薬局があるので、
子どもたちの小さいころから医者の薬より漢方薬を使うことが多くて、
小川さんとは30年来のおつきあい。

最近は、ネットでも買えるようになったので、
使い慣れている漢方薬は、翌日に届くアマゾンで注文することも増えました。
医者に行くほどでもないけど・・、という時に重宝しています。

  だるい イライラする 食欲がない 漢方薬はいかが? 
2016.8.9 中日新聞

 だるい、イライラする、食欲がわかない-。原因がよく分からず、病名が付かない慢性的な体調不良には、漢方薬が効く場合がある。まずは体質の見極めが重要で、誤ると効果が出ないことも。漢方薬が科学的にも有効であることが証明されつつあり、西洋医学と組み合わせて治療に取り入れる医師が増えている。

 「検査しても異常が見つからないような体の不調には、西洋医学の薬よりも漢方のほうが優れている場合があります」。漢方専門医の梶山広明・名古屋大産婦人科准教授は話す。

 病院で検査を受けたものの、「異常ありません」と医師に言われ悩んでいる患者は多い。梶山准教授は外来診療でそんな患者を多く診ており、ホルモン補充療法などの西洋医学の治療に加えて、漢方薬も組み合わせて処方している。

 梶山准教授によると、ほとんどの診療科では西洋医学の考え方に基づいて、検査による画像や数値で診断する。異常が見つからなければ、治療はしない。一方、東洋医学は体質改善のために、体の中を巡っている「気(元気のもと、精神的なパワー)」「血(潤いや栄養分、物質的エネルギー)」「水(体液)」の三つのバランスを整えることを目指す。

 病名にこだわらず、体質を重視して薬を選択するのも、漢方の特徴。同じ症状でも、体質が違えば違う薬を選択することもある。たとえば風邪でも、体質によって選ぶ薬は違う。比較的体力のある人には葛根湯が効くが、高齢者や体力のない人がこれを服用すると、逆に消耗してしまう。体力がない人には、麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)が向いているという。

 腸の潤いのバランスが崩れて起きる便秘にも漢方は有効だが、体力に応じた処方が必要。一般的には大黄甘草湯(だいおうかんぞうとう)だが、高齢者ら比較的体力がなく、ウサギのふんのようなころころの便の人には、麻子仁丸(ましにんがん)の方がいい。

 一般的には漢方薬による副作用は少ないとされているが、「全くないわけではない。胃腸が弱い人は注意を」と梶山准教授。漢方薬は、薬剤師がいる薬局で購入できる。処方箋の必要ない市販の漢方薬は、生薬エキスの含有量が少なく作られているという。

 梶山准教授は「まずはかかりつけ医に相談してほしい」と話す。日本東洋医学会が認定する漢方専門医は、学会のウェブサイトで検索できる。

◆治療例(1) 
 全身倦怠(けんたい)感やほてり、不安感などを訴えた女性(47) 内科などで精神安定剤を処方されたが改善しなかった。精神的な症状を伴う更年期障害に対する代表的な加味逍遥散(かみしょうようさん)を服用すると、1カ月ほどでほぼ気にならない状態まで改善した。

◆治療例(2) 
 慢性的な頭痛と目まいがある女性(35) 特に雨の日や月経前は調子が悪いが、内科や耳鼻科での検査では異常がなく、「様子をみましょう」と言われてきた。水分のうっ滞を取り除く代表的な五苓散(ごれいさん)を服用すると、症状が改善。以後、体調に合わせて服用している。
 (稲熊美樹) 


稲熊さんの署名記事は、前日の8月8日も掲載されていましたので、
あわせて紹介させていただきます。

  親子就活の心得は? 「Uターン」狙うなら 
2016.8.8 中日新聞

 大学生の子の就職活動を親が手伝う「親子就活」が増えている。ノウハウや効果を伝授する保護者向けセミナーは、どれも盛況。「社会人になる手伝いまで親がかりとは…」と眉をひそめる向きもあろうが、特にUターン就職では、古里にいる親による地の利を生かした情報収集が役に立つ。

 「地元の大学生に比べて、Uターン就職は不利ではありませんか?」。福井市の県立図書館で七月に開かれた保護者対象の就活セミナー。長男(22)が、関西にある大学の大学院に通っているという女性がマイクを握り、不安そうに質問した。

 講師を務めた東洋経済新報社編集局メディア編集部の田宮寛之編集委員は「そんなことはありません。歓迎されますよ」と安心させた上で、長男が帰省する際には、地元のジョブカフェなどで情報収集することを勧めた。

 女性が長男の就活を手伝おうと思ったのは、長女(26)の就活時の経験がきっかけ。長女は地元の大学で学び、地元就職を希望していたので、「簡単に就職先が決まるだろうと思い、私は何もしなかった」。でも就職先がなかなか決まらず、希望していなかった会社に入らざるを得なかった。

 今回は、長男と無料通信アプリLINE(ライン)でやりとりして入りたい会社を聞き出した。「希望企業に入社できるように手伝いたい」

 富山県に住む女性(46)は、愛知県の大学で学ぶ長女(21)からUターン就職を考えていると聞き、活動開始。希望する職場に勤める知人に仕事の内容などを聞き、長女に伝えた。「こちらでは、親が人のつてで情報が得られる場合がある。地元に帰ろうと思ってくれたことがうれしくて、自分にできることはやろうと思った」と、親子就活の効果を期待する。

 親子就活の流行に、Uターン就職者の増加を目指す自治体も乗っかろうとしている。保護者向けセミナーを開催したふくいジョブカフェ(福井県若者就職支援センター)の宮越広美センター長は「学生に最も影響を与えるのは保護者。保護者から地元企業の良さを伝えてほしい」と話す。

strong>◆「自分の時と違う社会」の意識を
 「親子で勝つ就活」(東洋経済新報社)などの著書がある田宮寛之さんによると、保護者が就活に熱心にかかわるようになったのは、リーマン・ショック後の二〇〇九年ごろから。雇用情勢が急激に悪化し、新卒の就職も難しくなったためという。

 田宮さんは保護者向けの講演で、「親がやってはいけないこと」「親がやるべきこと」を呼び掛けている=表参照。親は自分の就職時と同じ意識でアドバイスしがちだが、まず企業や社会の環境が大きく変わっていることを知り、就職活動がうまく進まない場合でも子を追い詰める言葉は禁物と話す。

 田宮さんは「就活は子育ての最終決戦。保護者は、子にとって意義のある支援をしてあげてほしい」と勧める。
 (稲熊美樹) 


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8月10日(水)のつぶやき

2016-08-11 01:08:52 | 花/美しいもの
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