みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

新型肺炎、デマで買いだめ「なぜ」 東大・関谷准教授に聞く/河津桜は八分咲き

2020-03-07 21:34:47 | ほん/新聞/ニュース
岐阜のかかりつけ医のところに朝一で行って、
パートナーの丸山ワクチンの接種の付き添い。
丸山ワクチンは一日おきにA、Bと交互に接種します。
「月・水・金」か「火・木・土」の組み合わせで日曜日はお休み。
数日空くのは構わないそうです。
パートナーは、ホルモン療法の効き目か、丸山ワクチン効果か、
その他もろもろの相乗効果か、今週は痛みが全くなくて元気です。

河津桜は八分咲き。
日本蜜蜂がたくさん飛び回っています。


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後半は、中日新聞生活面の
「新型肺炎、デマで買いだめ「なぜ」」の記事です。
トイレットペーパーもティッシュペーパーも買いだめしてないので、
ティッシュペーパーはあと一箱だけ。

マスクは、花粉症の季節がはじまる前に、
コストコで一箱買っておいたので手元にあります。
病院など人がいるところに外出するときは、念のため、
洗って繰り返し使えるツーヨンのマスクか布製のマスクを下にして、
不織布マスクはその上にとして、二重にしています。

  新型肺炎、デマで買いだめ「なぜ」 東大・関谷准教授に聞く   
2020年3月7日 中日新聞

 新型コロナウイルスの感染が拡大する中、インターネット上のデマをきっかけに、トイレットペーパーなどを買いだめする動きが広がった。いずれも在庫、生産体制は十分なのに、なぜ、買いだめに走るのか。東日本大震災をはじめ、災害時の消費行動などを研究している東京大大学院の関谷直也准教授(44)=社会心理学=に聞いた。
 (聞き手・河郷丈史)

 -今回の現象をどう見る。
 多くの人は「買いだめ」をしているわけではなく、いつも通りか、普段よりも多めに買っているのではないか。現在の都市の物流では、店で在庫を抱えないようにしている。このため、一~二割の人が普段より多めに買うだけで品切れが起きてしまう。だが、数日たてばちゃんと届く。
 -過去の大きな災害のときも物資を買いだめする動きがあった。
 災害では(工場や道路などが破壊されるなどして)物流がストップし、物資が不足し買いだめが起こる。だが、今回は全く違う。インターネット上で「紙がなくなる」といったデマが流れたことがきっかけと言われ、さらに買いだめが起こっていると報道されることで、見た人が「買わないといけない」と思い、買う。誰かが言ったことにあおられて行動し、社会の中でいつのまにか現実化していく「予言の自己成就」が起きたと考えられる。
 災害の場合、買いだめが起きると、本当に物資が必要な被災地に届かなくなる。だが、今回はそれほど深刻な状況ではないし、パニックというほどでもない。
 -在庫も十分あるのに、買いだめは起きている。
 「十分に足りています」というメッセージだけでは、消費者にとっては店頭にないという事実とのギャップを強調するような言い方で、フラストレーションをためてしまい、逆効果になっているのでは。商品が届くように頑張っているという姿勢を供給側が示し、「数日以内に届きます」など、状況をきちんと、具体的に伝えることが大切だ。
 消費者もウイルス感染を防がなければいけないのに、慌てて店に並び、人と不必要な接触をするのでは本末転倒。落ち着いて行動してほしい。

◆「在庫は十分」
 トイレットペーパーを中心とした日用品の買いだめが続く中、経済産業省や業界団体は在庫や供給量のデータなどを公開。買いだめの対象となっているのは在庫や供給に問題がないものばかりで、冷静な対応を呼び掛けている。
 経産省は三日、トイレットペーパーの配送状況を発表。通常、一日当たり二千万ロールの輸送量を二倍に増やしているとして順次、品薄が解消されていくとの見通しを示した。
 日本家庭紙工業会によれば、一人が一週間で使うトイレットペーパーは平均で一ロールほど。四人家族の場合、一カ月で十六ロールほどあれば足りる。やみくもに備蓄をするのではなく、実際にどれだけの量があればいいのか、消費者が把握することも大切だ。
 米やカップ麺などの備蓄品も一部地域に買いだめの動きが見られるが、全国米穀販売事業共済協同組合(東京)は二日、「米を買えなくなることはない」との声明を公表。一部店舗で精米がなくなった原因を「一時的に供給が間に合わなくなっただけ」と説明した。
 日清食品(東京)の担当者も取材に「増産を進めており、在庫、供給ともに問題はない」と話す。
 (植木創太)



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