みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

社会保障制度:年金受給開始「68歳案」は制度の根幹を揺るがす=浅野史郎

2011-11-23 21:01:08 | ほん/新聞/ニュース
きょうは 11月22日24節季の「小雪 しょうせつ」。
「冬寒の到来を感じ、山に初雪の見られる頃」。

紅葉もピークに達して冷え込みが厳しさを増しています。
昨日は霜注意報が出ていたので、キンリョウヘンやデンドロビュームなど
の寒さに強い蘭も軒下に取り込んでいます。
   

寒くなると野菜がおいしくなってきます。
  
毎週、配達残りの野菜が届くので、手を変え品を変え、
カブやダイコンの漬物を作っています。
とはいえ、塩分は禁物。
  
ヨーグルトと少しの味噌で、糠漬けそっくりの漬物ができると
テレビでみたので、やってみることにしました。

  
豆味噌を大匙いっぱいとヨーグルトを2杯、
野菜と一緒に良くかき混ぜます。
それを漬け物器に入れて、数時間おけば出来上がり。
  
麹菌と乳酸菌でつけた野菜は、
酸味と風味があって、ほんと塩分控えめの糠漬けのようなおいしさ。

応援クリック人気ブログランキングへ してね 
本文中の写真をクリックすると拡大します。

11月17日の毎日新聞に、浅野史郎さんの執筆された記事が載っていました。

ということで、後半は浅野さんの記事を紹介しがてら、
社会保障制度の関連の記事です。

 これが言いたい:年金受給開始「68歳案」は制度の根幹を揺るがす=浅野史郎 

 ◇国民不信の爆発を恐れよ--慶大総合政策学部教授・浅野史郎
 社会保障制度改革が進められる中、公的年金制度の改革が検討されている。改革の項目は何点もあり、それぞれの論点について、国民の関心が高い。
 特に年金受給開始年齢の68歳への引き上げが検討項目の中にあることを知った国民の対応には、厳しいものがある。「選択肢の一つであって、決めたわけではない」と厚生労働相は弁明するが、選択肢の一つとして検討されていることが、既にして、大問題なのである。
 私の立場をはじめに明らかにしておきたい。受給開始年齢の68歳への引き上げは、検討に値しないほどの危険な案であると考える。以下に、理由を述べる。
 年金制度をどう改革するとしても最も大事なことは「改革」によって、制度への国民の信頼感を損なわないことである。年金制度は何のためにあるかといえば、老齢や障害により、稼得能力を失った場合に、生きている限りは、毎年(毎月)現金が支給されることによって、生活を成り立たせていくためにある。
 そのための年金が、68歳になるまでは支給されないというのなら「何のための制度か」という声があがるのは当然で、そういった年金制度そのものへの国民からの信頼感は大きく揺らいでしまう。
 このことを考えれば、支給開始年齢をどうするかは、わが国の雇用状況こそが決定要因であって、年金財政が「持つか持たないか」とか、先進欧米諸国の受給開始年齢の状況とか、平均寿命がどうなるかなどは、極端に言えば、一切勘案無用である。受給者側としても、これは損得の問題以上に、「年金とは何か」の本質的問題であることを認識すべきである。
 65歳定年制さえ、徹底しておらず、現実に65歳を超えて働く高齢者が大多数という状況でない中で、受給開始年齢の68歳引き上げは、年金制度としての自殺行為である。「高齢者雇用の確保を図りつつ、68歳への引き上げを検討する」と厚労省の文書にはあるが、「確保を図りつつ」では、時間的な後先が生じる。高齢者雇用が確保された状況に合わせて、または、その状況を確実に見込んだ後に、受給開始年齢を引き上げるのが、年金制度としてのスジである。財政が心配というなら、現在の年金受給者も含めた、年金額の減額のほうが、よほど検討に値する。
 検討を公表するにあたり、当局としては「年金財政が厳しいことは国民もわかっているのだから、この案だってわかってもらえるはず」という思いが頭をかすめたのではないか。年金制度に限らず、社会保障制度改革に共通のことであるが、この思いは為政者にとって甘い誘惑である。
   *
 「それを言っちゃおしまいよ」のせりふに似ているが、「言うなら、最後に言え」である。改革には、改革の理由があるべきであって、「金がないから」より先に説明すべきものがあるはずである。
 年金制度の崩壊は、財政的な破綻によって起こるのではない。その前に、年金制度への国民の信頼がなくなった時こそ、制度崩壊の危機なのである。「68歳引き上げ案」によって引き起こされた、国民の怒りを軽視してはならない。「こんな案が当局から出されるのだから、年金制度なんて、信頼できない」という思いから発せられた声である。年金制度への不信感を助長するような「改革」は、年金崩壊への道につながることを恐れる。
==============
 「これが言いたい」は毎週木曜日に掲載します
==============
 ■人物略歴
 ◇あさの・しろう
 厚生省を経て93年から宮城県知事(3期)。06年から現職。成人T細胞白血病(ATL)発症後、国に対策を促す。
あの夏から66年~広島・長崎原爆:/中(その2止) 政府の対応に不安
毎日新聞 2011年11月17日 
  


「難病」基準見直しを検討 医療費助成 56疾患のみ
(2011年11月17日) 中日新聞

 原因不明で、効果的な治療法がない「難病」。5千以上あるともいわれるが、国から患者に医療費が助成されているのは、わずか56疾患にとどまっているのが現状だ。対象外の難病患者から不満の声も上がる中、国は9月から、助成基準の見直しを検討し始めた。(佐橋大)
 岐阜県恵那市の堀ゆり子さん(50)は昨年、強直性脊椎炎(AS)と診断された。背骨や手足の関節が痛みやこわばりの進行で次第に固まる慢性の病気。
 堀さんは十数年前から症状に苦しんできた。指先に力が入らず、ボタンのある服は着られない。かがめないため、入浴にも介助が必要。原因不明で根本的な治療法はない。鎮痛剤を飲んでも痛みは消えない。
 診てくれる医師が少なく、遠方の病院に通う交通費や医療費の負担にも悩まされてきた。東京都は難病として独自にAS患者の医療費を補助しているが、国は補助していない。
 堀さんの医療費負担がなくなったのは、今年1月、症状の悪化で身体障害2級を取得し、障害者向けの医療費助成を受けるようになってから。堀さんは「悪くなる前から患者を支える仕組みを整えて」と訴える。だが、堀さんが期待する国の難病対策自体にほころびが目立ち始めている。
 国は、希少性(患者がおおむね5万人未満)▽原因不明▽効果的な治療法が未確立▽長期療法が必要−の4要素を満たす病気のうち、重症度などが高いとされる56疾患を「治療研究事業対象疾患」に指定。国と都道府県が所得などに応じて、患者負担の一部か全部を補助している。調剤薬局での薬剤費は全額補助で無料。
 助成は、出口の見えない治療を続ける患者の精神的、経済的な支えになっている。ただ、補助制度の本来の目的は病気の研究推進。各疾患には原因究明などの研究班があり、費用を国が出している。研究には臨床データが欠かせない。医療費負担を減らし、患者が治療を続けやすくすることで、臨床データを研究に生かすのが趣旨だ。
 難病対策で医療費助成を受ける患者は、2009年度末で約68万人。医療現場での認知度上昇などに伴って、ここ10年ほどで1.5倍に増え、助成額も毎年7〜8%増加。昨年度は10年前の倍近い約1100億円に達した。
 国と都道府県が負担を折半する決まりだが、財政難で、国は患者の伸びほど予算を確保できず、負担は都道府県に集中。地方からは負担解消を求める意見が上がっている。一方、助成対象外の疾患の患者団体は助成の拡大を要望。「患者数の増加などで、条件を満たさなくなった疾患が助成を受けているのに、条件を満たす疾患が対象外のままだ」との声も多く厚生労働省に寄せられている。
 厚労省の難病対策委員会では9月から、助成基準の見直しなどに向け、議論を重ねている。抜本的な改革が必要との意見が多く出ているものの、基準を具体的にどうするか、着地点はまだ見えていない。
 委員会の委員も務める日本難病・疾病団体協議会の伊藤たてお代表理事は「身体障害の認定を受けにくい疾患もある。支援を後退させてはいけない」とした上で「今の仕組みでは、助成の枠に入らない難病患者には何のメリットもない」と問題点を指摘する。
 「新たな制度を設けるなどして、研究目的である今の制度にとらわれず、難病という大きな枠組みで、広く負担軽減を受けられるようにすべきだ」。伊藤さんはこう訴えている。
 国の難病対策 医療費助成と研究費助成が2本柱。研究助成の予算は年100億円。医療費助成の対象疾患には、筋肉がうまく動かなくなる「重症筋無力症」、心臓の機能が低下する「拡張型心筋症」、腸に原因不明の潰瘍ができる「クローン病」などが含まれる。各都道府県にある難病相談支援センターの運営費補助や、就労支援も難病対策の中で行われている。 


社説:生活保護最多 長期受給を解消しよう 

 病気や障害で働けなくなったり、失業したり、借金を背負って家族を失ったり……。予期しない事態が起きたときのために雇用保険や年金などの社会保障はある。それらがすべてなくても、私たちは健康で文化的な最低限度の生活を憲法で保障されている。「最後のセーフティーネット」と言われる生活保護だ。
 戦後の混乱期に創設された制度だが、今年7月の受給者は205万人を超え、過去最多になった。10年度の給付費は計3兆4000億円に上る。受給者は高齢者が最も多いが、最近目立つのが病気や障害などがない現役世代の人だ。
 非正規雇用が増えて今や雇用労働者の4割近くになった。長期の不況や円高で工場の閉鎖や拠点を海外に移す企業は多く、その影響を最も受けているのが非正規雇用労働者である。第1次産業の衰退、公共工事の減少、家族のいない単身世帯の増加なども背景にある。
 生活保護の問題はいったん受給すると長期化してしまうことだ。働ける現役世代でも平均受給期間は5年近い。生活保護から抜け出せるのは全体の6%程度に過ぎない。基礎年金や最低賃金よりも生活保護の方が高水準であることや、医療や介護などの自己負担がないことも長期受給の一因と言われている。高齢の受給者は無年金・低年金対策ともあわせて議論されるべきだが、目下の課題は働ける人をどうやって生活保護から就労へと戻せるかである。
 今年10月から職業訓練を受けていることを条件に生活費を月10万円支給する「第2のセーフティーネット」を施行した。ただ、生活保護受給者といっても、家庭内暴力や人間関係が問題でうつ状態の人、失業を機にアルコール依存になっている人、子育てや介護で働けない人、発達障害や精神障害のために職場定着が難しい人など百人百様である。それぞれの状態に合わせたきめ細かい相談支援、生活支援が必要だ。職業訓練が現実に求人のある職種と適合しているかも見直す必要がある。
 仕事を失い家族もいないために自室に引きこもり、社会で活動する意欲を喪失している人も多い。イギリスでは貧困よりも社会的排除の側面から生活困窮者対策に取り組んできた。
 市民の18人に1人が生活保護受給者という北海道釧路市でも受給者にきめ細かい相談支援を行い、ボランティアやアルバイトを始めるところから社会との結びつきを得ることをバックアップしている。受給者数は多いが受給総額を抑制し、受給者の社会的孤立の解消にも効果を上げている。
 生活保護の問題は財政負担だけでなく社会的な孤立や分断にある。
毎日新聞 2011年11月21日
 


最後まで読んでくださってありがとう
人気ブログランキングへ クリックを

 記事は毎日アップしています。
明日もまた見に来てね
 

 
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ぎふ珈琲」を作った~山田珈琲の山田英二さん/クラブハリエのバームクーヘン

2011-11-22 20:38:53 | おいしいもの/食について
いつもコーヒー豆を買っている山田珈琲のオーナーの記事が、
一昨日の読売新聞に紹介されていました。

コーヒー専門店の「山田珈琲」は、厳選したコーヒー豆を自家焙煎していて、
我が家はここ数年来、このお店のコーヒーを愛飲しています。
ときどき珈琲豆が切れると、他の店の高いコーヒーを買ったりするのですが、
やはり、こだわりの山田珈琲の豆がおいしいです。

   

  たんけん人間(岐阜)「ぎふ珈琲(コーヒー)」を作った コーヒー豆販売会社社長 山田英二さん

夢もブレンド 岐阜の味
 喫茶店による岐阜市の町おこしを目指す市民グループのメンバーとして、先月、中南米原産のコーヒー豆3種類をブレンドした「ぎふ珈琲」を開発した。岐阜の人は濃い味のコーヒーを好むと言われることもあるが、「豆の持つ本来の味を幅広い年代に楽しんでもらえるよう、ほどよい口当たりにしました」と笑顔を見せる。

 岐阜市内で経営する「山田珈琲」の店内は煎り立ての豆の香りに包まれている。商品棚には海外の契約農家から直接仕入れた10種類以上の豆が並ぶ。納得できる商品を消費者に届けるため、1粒の種から1杯のコーヒーになるまでのすべての過程にこだわる。
 香りや甘さ、酸味などからコーヒーの味や品質を判断する技術には定評があり、2004年にイタリアで開かれたコーヒー職人「バリスタ」の世界大会では、アジア初の国際審査員に選ばれた。05年のアメリカ、06年のスイス大会でも審査員を務めた。
 岐阜市内ですし屋を営む両親の次男として生まれた。独立して自分の店を持つことが幼い頃からの夢だった。
 県岐阜商を卒業後、上京してレストランに就職。コーヒーは中学生時代から好きで、都内で過ごした約10年間は雑誌などで有名な喫茶店を探しては電車で足を運んだ。1日で10軒巡ったこともあった。次第に古里でコーヒー店を始めたいと思うようになり、96年、念願の喫茶店を開店した。
 常に高品質のコーヒーを追い求めている。02年にアメリカで開かれたコーヒー取引の国際会議に出席した際、豆の品質は木への日当たり、豆の収穫方法、植樹の間隔などで決まることを知った。その後は自ら中南米を中心に産地国を飛び回り、優良な豆を探すようになった。
 ただ、納得できる豆は簡単には見つからない。「ダイヤの原石を探すようなもの。1年の3分の1を海外で過ごすこともありました」。これまでに訪れた農園はブラジル、ホンジュラスなど約10か国の100か所以上に上る。
 そんなこだわりのコーヒーで地域に貢献しようと、市民グループ「岐阜珈琲物語」には今年4月の設立当初から参加している。総務省の調査によると、岐阜市民のコーヒー好きは全国有数。グループは町おこしの第2弾として、県産のフルーツを使ってコーヒーと合うスイーツを作る予定だ。
 「ぎふ珈琲で古里への感謝の気持ちを形にできました。今後もコーヒーをキーワードにしたアイデアを私なりに考えていきたい」。熱意のこもった目で意気込みを語った。
 岐阜市出身・在住で、妻(41)との2人暮らし。全国の喫茶店経営者らと定期的に集まり、理想的な味や香りを議論するなどコーヒーの研究は欠かさない。趣味は休日の登山。金華山が好きだが、時には県外の山に挑戦することもある。問い合わせは山田珈琲(0120・729・501)。(2011年11月20日 読売新聞)


応援クリック人気ブログランキングへ してね 
本文中の写真をクリックすると拡大します。

山田珈琲には「特旬3点セット」を月に一度の割りで買いにいきます。
カードのスタンプがたまると好きな珈琲のプレゼントがあり、
ちょうどスタンプがいっぱいになっていたのでコーヒーを買いに行ったところ。
   

プレゼントのコーヒーももらって、今回は250グラムを4袋。
一袋は缶に移して、さっそく淹れて飲みました。


山田珈琲ホームページ
 山田珈琲のセットを最新版に更新しました!2011-11-18   

☆ケニア ≪カヴティリ農協≫
とても香りのよいコーヒーで、アロマはオレンジの香りにクローブのニュアンスも感じられます。
一口飲むと甘さのあるネーブルオレンジや赤すぐりを思わせる風味が特徴です。
滑らかで当店でも人気のコーヒーです。

☆グアテマラ ≪サン・ラファエル農園≫
カップの中に大輪の花が咲いているような花の香りが特徴です。アプリコットを思わせる風味もまた魅力的です。

☆ブラジル ≪セルトン農園≫
チョコレートのような滑らかな甘さとオレンジのような爽やかな甘さのハーモニーが後味の印象を良くします。

☆冬季限定ブレンド ≪オペラ≫
濃厚なチョコレート・ケーキなどに相性がとても良いです。
ビターチョコレートのような甘さとスパイスのようなピリッとした後味が冬の寒い時期には印象良いです。 


   

午後からは、来客があり、またコーヒーを淹れました。
お土産は、クラブハリエのバームクーヘン。

クラブハリエ バームクーヘンのこだわり
  

   
甘くしっとり柔らかいバームクーヘンに、薫り高いコーヒーがよく合います。

最後まで読んでくださってありがとう
人気ブログランキングへ クリックを

 記事は毎日アップしています。
明日もまた見に来てね
  



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

11月21日(月)のつぶやき

2011-11-22 02:57:45 | 花/美しいもの
22:38 from web
RT @VJtaka: 大阪ダブル選挙:週末の世論調査結果のニュースを特設ページからリンクしました。
http://t.co/bXGocjOx
by midorinet002 on Twitter
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

24時間365日看護に悲鳴 重い心身障害がある子の家族(中日・稲熊美樹)/幸せが訪れるという吉祥草

2011-11-21 18:15:14 | ほん/新聞/ニュース
可児市にある日本ライン花木センターに、
軽トラックで苗木をひき取りに行ってきました。

前に雨の中で苗木を買ったときは6本だったのですが、
きょうは晴れていたので、ていねいに園内を見て回り、
お値打ちな木を買い足したので、軽トラいっぱいになってしまいました。
 

    

前に行ったときに買ってきたオンシジウムと吉祥草。 
 
オンシジウムは室内に、吉祥草は寒さに強いので外に出してやりました。
 キチジョウソウ(吉祥草) 

ピンクの小花が立ち上がっている様子は、ツルボに似ています。
地植えすると日陰でもよく増えて、グラウンドカバーになるそうです。
  
この花が咲くとその家には幸せが訪れるという吉祥草、
なにかいいことあるかなぁ。

応援クリック人気ブログランキングへ してね 
本文中の写真をクリックすると拡大します。

話しは変わりますが、
11月17日の中日新聞生活面に載った、友人の稲熊さんの記事を紹介します。
今回は、24時間のケアを必要とする重い心身障害がある子の家族の看護がテーマ。
保育や医療の現場、働く女性や社会的弱者をサポートする稲熊さんの記事と、
原発問題で脱原発の明確なスタンスを表している中日新聞(東京新聞)に共感します。

弱者が弱者のままで生き延びることができる社会システムの構築が必要です。

  

24時間365日看護に悲鳴 重い心身障害がある子の家族
2011年11月17日 中日新聞

重い心身障害がある子どもを自宅で世話する親らが、二十四時間、三百六十五日続く看護に悲鳴を上げている。長期間にわたり看護を続ける家族の負担を軽くするため、障害児を一時的に施設や医療機関で預かる「レスパイトケア」の必要性が指摘されているものの、サービスが行き届いていないのが現状だ。 (稲熊美樹)

 岐阜県の女性(43)は、重い心身障害がある長女(13)をかかりきりで見る毎日だ。冠婚葬祭、次女や長男の学校の行事の際は、同居の家族に見てもらう。
 長女は徐々に体の機能が衰える病気で、酸素吸入と胃に直接栄養を流し込む胃ろうの管理が必要。特に大変なのがたんの吸引で、夜も数時間おきに起きて世話をする。
 車で十分の距離の特別支援学校に通っており、スクールバスはあるが、医療ケアが必要だと利用できず、朝晩送り迎えをしている。長女が学校へ行っている数時間が息をつけるときだが、女性が体調を崩して送迎できないと、学校を休ませる。
 たんの吸引など医療行為に当たるケアは、医師や看護師ら資格のある人と、家族にしか許されていない。訪問看護は利用できるが、頼めるのは最長二時間程度。次女や長男の運動会は、どうしても見たい種目を決め、その時間に訪問を頼んでしのいだことも。
 県内には、障害児を一時的に預かる医療機関もあるが、車で一時間以上かかる。かかりつけの病院に、一時預かりできないか相談すると「急患を優先したい」と断られた。
     ◇
 長期間、在宅で家族の看護や介護をする人たちの身体的、精神的負担を軽くするため、一時的にケアを代わるレスパイトケアを求める声は多い。
 重症心身障害児を医療機関などが一時的に預かる制度は、「短期入所」や「日中一時支援」がある。
 宿泊できる短期入所は、障害者自立支援法に基づくサービスで、利用条件などは国が定める。今年七月時点で、全国三千二百五十八カ所で実施。費用は所得に応じ利用者が一部を負担する。
 日中一時支援は、市町村が医療機関などに委託して行い、日中の見守りをする。厚生労働省によると、提供していない市町村が二〇〇九年度、全市町村の約14%にあたる二百五十市町村あった。
 ただ、施設や医療機関によって対応できる障害などは異なる。制度はあっても緊急時や必要に迫られた場合、満足に利用できない状況だ。同省の担当者は「そもそも施設数が足りない。積極的に広げていきたい」とする。
 障害児の親らでつくる「全国重症心身障害児(者)を守る会」によると、特に都市部では利用希望者に見合うだけの施設がないため、利用日数を減らされたり、数カ月先まで予約で埋まったりしていることも。急な利用は難しく、葬儀や看護する家族の体調不良など、いざというときですら利用できないという。
     ◇
 こうした現状を見かねて、制度の外で重症心身障害児を一時的に預かる開業医も出てきた。岐阜市の矢嶋小児科小児循環器クリニックは今年から、往診を担当している子どもたちの日中預かりを始めた。
 きっかけは数年前の出来事。往診していた障害児が寒い中、引っ越し後に急変し、しばらくして亡くなった。預かっていれば防げたかもしれなかった。
 矢嶋茂裕院長は「親が遠慮してしまったのだろう」と考え、一時預かりを試験的に無料で導入した。今後、有料化も考えるが「二十四時間三百六十五日の看護を、家族に当然のように求めるのはあまりにも酷」と話す。
 同様に一時預かりサービスをする別の開業医は、突発的な利用希望の対応に苦慮している。「求められるケアは障害児ごとに違い、看護師も慣れが必要。予約してもらい、無理せず安全に運営することが第一。少しずつ進めていくしかない」と打ち明ける。 


最後まで読んでくださってありがとう
人気ブログランキングへ クリックを

 記事は毎日アップしています。
明日もまた見に来てね
  


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

11月20日(日)のつぶやき

2011-11-21 02:53:02 | 花/美しいもの
22:45 from web
RT @ueno_wan: 「現代思想」別冊「総特集 上野千鶴子」が出たっ!書店配本は11/22の予定。1冊まるごとうえのちづこ。鶴見俊輔さんや辻井喬さん、それに見田宗介さんなど40人近くのひとたちが上野を語る文章を寄せてくださった。ありがたいことだ。装丁の菊池さんは、き ...
by midorinet002 on Twitter
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

皇帝ダリア、白侘助、マホニア・ウインター・サンも咲きました。

2011-11-20 19:56:01 | 花/美しいもの
皇帝ダリアの花が強い風に揺れています。
背のたかさは3メートルほど、
 
になるはずだったのですが、
倒れてしまったので、
傾きながら目の高さくらいのところに咲いています。

花が咲いて、頭が重くなったので、支柱で支えてやりました。

   

八重の皇帝ダリアも含めて、3本植えたのですが、
2本はモグラに入られて枯れてしまったので、
残ったのは、この一本だけです。

花にはミツバチがやってきて花粉を集めていました。

応援クリック人気ブログランキングへ してね 
本文中の写真をクリックすると拡大します。

雨が上がったら、白の椿「侘助(わびすけ)」も咲いていました。
   
去年は一輪だけでしたが、今年はつぼみをたくさんつけています。
   
清楚で凛と咲く白侘助が好きです。。
花木センターで、もう少し大きい木を見つけたので買いましたよ。

「マホニア・ウインター・サン」も黄色い花穂をつけています。。
11月から咲きはじめ、お正月をすぎて厳寒の冬でも咲いています。
   

   
この花にも日本ミツバチが飛んできているので、
冬のあいだの蜜源になるかもしれません。
環境が悪いところでも育つので、花木センターで苗を買って
もう少し増やそうと思います。

黄色い実をつけているのは、ピラカンサと種無しキンカン。
    

    

踊子草も芽を出して、もうこんなに大きくなっています。
   

  

最後まで読んでくださってありがとう
人気ブログランキングへ クリックを

 記事は毎日アップしています。
明日もまた見に来てね
  


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

11月19日(土)のつぶやき

2011-11-20 02:51:24 | 花/美しいもの
10:24 from モバツイ
雨の1日。花木センターに冬に花が咲く苗木を見に行く途中。
12:45 from モバツイ
花木センターで秋冬咲きのさざんかと珍しい花木を6本売約済の札を付けてきました。お値打ち買い物。晴れたりら軽トラでとりにいきます。
by midorinet002 on Twitter
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

食品による被ばく、なぜ生涯で「100ミリシーベルト」なの/博多ラーメンの「二代目 白神」

2011-11-19 17:27:35 | 地震・原発・災害
部屋の片づけは終わったし、久しぶりの雨だけど気温は高めなので、
日本ライン花木センターに行ってきました。

まずは室内で色とりどりの花たちを見て、
そのあと屋外に出て、傘をさして、これから冬にかけて咲く花木を見て回りました。
   

       
一回り見て回って、欲しい木に売約済みのタグをつけて精算。
晴れたら軽トラックで引き取りに来ることにしました。

お昼は、前に見つけておいた関市の
「二代目 白神」でラーメンを食べました。
   
このお店はつけめんで有名な「麺屋 白神」の支店で、
つけめんではなく、博多ラーメンのお店。

麺は極細の自家製麺で、スープは豚骨
なのですが、豚骨特有のくどさや臭さはなくて、
濃厚なうまみはあるのですが、意外にあっさりしています。
   
麺が一玉分の博多ラーメンは630円で、替え玉が一玉まで無料。
極細麺は好きなので、替え玉を頼みました。
  
ともちゃんの「全部のせ」は930円なので、具↑は300円増しということです。

博多ラーメンと全部のせラーメンと替え玉二つで、計1560円。
からだがポカポカとあたたかく、お腹もいっぱいになりました。

応援クリック人気ブログランキングへ してね 
本文中の写真をクリックすると拡大します。

ところで、
福島第1原発の事故を受けて、国の食品安全委員会が、
食品の内部被ばくだけで「生涯の累積でおおよそ100ミリシーベルト」という数字を出した。
外部被ばくは増大しない、という前提で外されているそうだけど大いに疑問だ。
それに、100ミリシーベルトという数字は、低レベル被ばくの危険性を無視した数字だ。

結果として、病気になる人が続出しても、
今までの公害事件と同じように「因果関係が立証されていない」と
だれも責任を取らないで、ほおかむりしてしまうのだろう。
一方的に被害を受けるのは、いつも、小さくて、よわい立場の人たち。

生涯被ばく:食品による被ばくで安全委答申 「100ミリシーベルト」の根拠は 
 内閣府の食品安全委員会は先月27日、食品の放射性物質の規制値を決める根拠として、食品による内部被ばくだけで「生涯の累積でおおよそ100ミリシーベルト」という目安を示した。なぜ生涯で100ミリシーベルトなのか、外部を除外したのか……わかりにくい点は多い。判断した背景をまとめた。【小島正美】

 ◆外部被ばく、なぜ除外
 Q 食安委は7月の評価案で「外部被ばくと内部被ばくを合わせて100ミリシーベルト」と言っていたのに、なぜ「内部被ばくだけで100ミリシーベルト」と修正したのでしょうか。
 ◇原発安定が理由、福島は別途判断
 A 福島第1原発の事故は落ち着きつつあります。「著しく外部被ばくが増大しないことを前提に」外部を除外したのです。
 Q 外部被ばくしている福島県の人たちは大丈夫ですか。同じ基準でいいのですか。
 A 確かに、放射線量の高い地域とそうでない地域が一律なのはおかしい。食安委は今回の目安について「外部被ばくが非常に高い場合は適用できない。国のしかるべき機関で対応すべきだ」としています。
 Q なぜ100ミリシーベルトを基準にしたのですか。
 A 広島・長崎の被爆データ(30歳で被爆、70歳まで経過観察)から、おおよそ100ミリシーベルト以上の被ばくでがんの増加が見られたとの報告が主な根拠です。
 Q 原爆は瞬間的な外部被ばくが中心なのに、食安委はなぜ「生涯の累積」としたのでしょう。
 A 被爆者は原爆投下後も、放射能で汚染された空気や水、食べ物を長く取り込んでいました。70歳まで経過観察が行われたことから、「生涯にわたる被ばく線量の影響とみなすことも可能と判断した」と言っています。ただ短期間での影響を生涯で100ミリシーベルト以上とする考え方はこれまでにない見解で科学的なデータの裏づけに乏しく、学者の間で議論になりそうです。

 ◆内部被ばくの健康被害
 Q 外部被ばくが中心の原爆データを、食品による内部被ばくに援用できるのですか。
 ◇学説もいろいろ、よく見守る必要
 A 食安委は「外部被ばくの影響を食品からの内部被ばくに読み替えることは可能」と言っています。線量が同じなら、外部被ばくも内部被ばくも影響は同じだという国際的な考え方が背景にあるようです。
 ただ、放射性物質を含むちりや食品を取り込む内部被ばくは、外部被ばくより影響が持続的で深刻だと見る学者もおり、注意深く見守る必要があります。
 Q 内部被ばくがどう人体に影響するかを示すデータはないのですか。
 A 食安委は約3000件の文献を調べましたが、「内部被ばくに関するデータは極めて少なく、食品評価に十分ではなかった」と言っています。
 国民から寄せられたパブリックコメントには「100ミリシーベルト以下の低線量でも健康影響があるとする研究報告を無視しているのでは」という意見が多くありました。ペトカウ効果といって、低線量の被ばくほど影響が大きいという報告もある一方、低線量だと逆に免疫力が上がるという研究もあります。
 これら低線量影響の研究に対し、食安委は「信頼のおけるデータと判断することが困難」と言っていますが今後、もっと具体的に詳しくコメントすべきでしょう。

 ◆100ミリシーベルト未満なら安全か
 Q 100ミリシーベルト未満は健康への影響がないと考えていいのですか。
 ◇リスク不明だが安全重視の判断
 A そこはとても難しいのです。100ミリシーベルト未満の影響については確かに、よくわかっていません。
 食安委は「安全とも危険ともいえず、健康影響について言及することは困難」と言いつつ、同時に「喫煙や食生活など他の要因と区別できないくらいに小さい」とも説明しています。リスクは小さいとしながら、その小ささを数値で表せないと言っているのです。
 ちなみにがんを発症して労災認定された原発作業員10人のうち9人は累積被ばく線量が100ミリシーベルト以下で、最も少ない人は5ミリシーベルトでした。食安委は「労災認定は労働者を補償するためにあり、科学的因果関係は証明されていない」として、考慮していません。
 Q 広島・長崎のように短時間に被爆した場合と、数十年かかって、少しずつ被ばくした場合では、影響は違うのでしょうか。
 A 人の細胞内の遺伝子は放射線で傷ついても、それを元にもどす修復機能をもっています。少しずつ被ばくすれば、修復に時間的な余裕があるため、影響は少なくなります。食安委は「低線量を慢性的に浴びた場合は、健康影響が小さいことは承知しているが、今回は、この効果を考慮せずに評価した」と言っています。会見では「生涯で100ミリシーベルト以上でもよかったけれど、より安全側に配慮した」との発言がありました。

 ◆子供への影響評価は
 Q 子供への影響はどう評価されたのでしょうか。
 ◇大人より厳しい規制必要と指摘
 A チェルノブイリ事故で、最も高い汚染地区にいた5歳以下の子供たち(10~99ミリシーベルトの被ばく)で白血病の増加があり、放射性ヨウ素の被ばくでより多く甲状腺がんになったという文献がありました。このため食安委は「小児は成人より感受性が高い可能性がある」と、大人よりも厳しい規制が必要との考えを示しました。
 Q 今後、規制値はどうなりますか。
 A 厳しくなる見込みです。放射性セシウムの被ばく限度の目安は年間5ミリシーベルトです。現在の暫定規制値はその5ミリシーベルトを五つの食品群に1ミリシーベルトずつ割り当てて、肉・魚で1キロあたり500ベクレルなどと設定されています。
 食安委の示した生涯100ミリシーベルトは、人生を80年とすると年間1・25ミリシーベルトになります。来春に向け厚生労働省が基準値を設定しますが、小宮山洋子厚労相は年間1ミリシーベルトを目安にしたいと話しています。
毎日新聞 2011年11月16日  


朝日新聞は、「シンポジウム-放射能とどうつきあう」の記事が特集で出ていました。
こちらはwebにはアップされていません。

シンポジウム-放射能とどうつきあう 低レベル被曝どうすれば

2011.11.17  朝日新聞


最後まで読んでくださってありがとう
人気ブログランキングへ  クリックを

 記事は毎日アップしています。
明日もまた見に来てね
  


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

11月18日(金)のつぶやき

2011-11-19 02:49:46 | 花/美しいもの
11:07 from Tweet Button
きょうのブログ。○天日干しハツシモの新米/M-WANでも紹介~新米・有機・無農薬 初霜(ハツシモ)―上野千鶴子
http://t.co/eAsoJ3mO
by midorinet002 on Twitter
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天日干しハツシモの新米/M-WANでも紹介~新米・有機・無農薬 初霜(ハツシモ)―上野千鶴子

2011-11-18 09:41:55 | 有機農業/野菜&ハーブ
庭に干して天日乾燥させて三日目。
晴れた日が続いたので籾もよく乾いてサラサラ。

午後からもみすりをすることになりました。
   
  
「もみすり」とは、脱穀した籾からもみ殻をとり除いて玄米にすること。
中古のもみすり機(三菱製)を倉庫から出してきて、
干している籾の横にすえつけます。

   
もみすりは、お米の生産者のまどくんとなほさんがしています。
  
わたしは時どき見に行って写真を写すだけです(笑)。

機械の調整をしながら動かし始めに出てきた玄米は籾が多いので、
家庭用の精米機で白米にしました。
  

残っている籾をていねいに取り除いて、天日乾燥の無農薬新米の出来上がり。
手植えをして、草取りをして、稲刈り、天日乾燥、脱穀、もみすりと
手間がかかっているお米です。
   

さっそく、同量の水に30分ほどつけてから炊きました。

   

つやつやの新米です。
良い香りがします。
   

あまみがあっておいしーい!
夕ご飯までに、お茶碗に軽くいっぱい食べてしまいました。

きょうのおかずは、ハマチと畑でとれたしょうがの炊き合わせです。
   

応援クリック人気ブログランキングへ してね 

もみすりが終わって、おいしい新米を味わった昨日、
まどくんとなほさんが育てたお米が、M-WAN(マーケットWAN)で紹介されました。

ナビゲーターは、上野千鶴子さん。
無農薬ハツシモの新米は、ときどき上野さんにお送りしていました。
無農薬ハツシモは、ともちゃんとわたしが専業で百姓をしていた30年来、
決まった会員のみに配送していた(門外不出の)お米なのです。

今回は、上野さんがナビをしてくださるということなので、
WANの皆さまに数量限定で特別提供です。

 新米・有機・無農薬 初霜(ハツシモ)――上野千鶴子
2011年11月17日 WAN

新米の季節が来ました。今年の新米は、心配ですね。安心・安全な新米をご紹介します。
以前から無農薬・無化学肥料で米作りをつづけてきた有機農業の生産者、寺町大円さん、菜穂子さんが今年の新米を、提供してくださいます。
岐阜産の初霜(ハツシモ)。大粒で甘みがあり、寿司米にも向きます。
玄米でいただいて毎回精米して食べると搗きたての新米の味が味わえます。そのためにわが家では小型の精米機を購入したほど。
低温貯蔵した昨年産の元新米等も提供してくださるそうです。
数量限定、早いもの勝ち。

◆商品説明:有機・無農薬の岐阜美濃米 初霜(ハツシモ )
*生産者・寺町大円さんのHPより
その名の通り、初霜の降りる頃に収穫することから、その名がついたようです。作付け面積は、日本の米のうちわずか0.6%で、幻の米と呼ぶ人もいます。栽培に適した風土や土壌が限定されるため、そのほとんどが岐阜の美濃地方でしか栽培されていません。
特徴はなんと言っても粒の大きさ。数ある米の品種のなかでも1、2を争うサイズです。粘りはコシヒカリなどの軟質米の方が良いと言われますが、ハツシモは1粒1粒がしっかりしているので、米好きにはたまりません。これに加えて冷めても美味しいことから、鮨米として全国的に有名のようです。個人的には、白ごはんやおにぎりなどで、あくまでもお米メインでシンプルに味わうのが最高の楽しみ方だと思います。
また、軟質米は月日が経つにつれて味が落ちていくと言われていますが、硬質米のハツシモは1年経っても味があまり落ちないという特徴があります。・・・・・
・・・・・・続きは、WANサイトでご覧ください。「ご注文フォーム」から直接注文もできます


無農薬ハツシモの関連の記事です。
今年もコンバインの稲刈りすみました。/秋咲きサザンカとホトトギス。(2011-10-28)

手植えの田植え/震災から3ヶ月。6・11脱原発100万人アクション」(2011-06-11)


最後まで読んでくださってありがとう
人気ブログランキングへ クリックを

 記事は毎日アップしています。
明日もまた見に来てね
  


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする