立秋のあとやや気温が下がる。風がさわやかで過ごしやすい。
栽培した芋をすべて収穫したが、写真でみるぐらいの収量である。妻は小芋を拾って素揚げにしてくれた。熱々を塩コショウをふって食べると美味しい。芋が油がを吸いこんで、香ばしさが加えられている。梅干のような小玉だから、自分で収穫してはじめてできるものだ。
芋とタマネギのサラダを作ってみた。ドレッシングはアマニ油3に対して酢1の割合で器に作っておく。メイクイーンを蒸して皮を剥く。芋を3~4mmぐらいの輪切りにしたそばから、ドレッシングにどんどんと入れていく。芋が冷めたところで薄くスライスしたタマネギを加えて全体を和える。芋のくずれなど気にせずによく和えて出来上がり。
簡単にできて、ちょっとおしゃれな感じのサラダに仕上がった。
表題の「芋の煮えたもご存知ない」は、江戸のいろはカルタである。絵札には箸にさした里芋をたべようとする子供の絵が描いてあった。おっちょこちょいの男が、芋が煮えたか、煮えないかそんな簡単なことも分からないのをからかった諺になっている。たしか、田辺聖子の小説の題名になっていたような気がする。
芋煮えてひもじきままの子の寝顔 秀野
芋を煮たり揚げたりの単純な生活のなかにも、人の個性がちらりのぞくことがある。
せっかく収穫した芋だから新しい食べ方をいろいろと模索したい。そんなとき重宝するのがネットレシピが集まっている「クックパッド」だ。もっちもち・ジャガイモのチジミがヒットする。すりおろしたジャガイモにタマネギのみじん切りと片栗粉を加えてフライパンで焼く。ゴマを加えてたポン酢で食べるとあるから、この次の食べ方これにしよう。
それにしても、きのうスコールのような雨が降ったので、畑は一息ついたと安心していたが
雨は家の畑だけを避けていったらしい。埃が舞うような乾燥状態である。トウモロコシの種が一部だが芽を出していた。種とオクラ、ナスに水をやる。トウモロコシは残りを収穫して、木を倒して、肥料にすべく畑に寝せる。