常住坐臥

ブログを始めて10年。
老いと向き合って、皆さまと楽しむ記事を
書き続けます。タイトルも晴耕雨読改め常住坐臥。

健診の結果通知

2012年08月12日 | 日記


先月受診した健康診断の結果が送られてきた。このブログを読んでくれている人には関係のない数値だが、自分にとっては生活習慣についてデータなので、記録してこれをみながら食事や運動を見直していきたい。

新しい散歩コースを見つけた。芸工大の裏山にある悠創の丘だ。名前は取って付けたようで変だが、芝生が貼られて丘のなかに石畳が敷かれて気持ちよい。丘のまわりには、近所の家の畑があり、野菜や花が植えられている。この丘を巡ると、歩数系は9208歩であった。

体重は61.8k(前回65.8前々回67.1)で減少傾向にある。これは食事のカロリーに気をつけると同時に毎朝のウォーキング、山登りの効果が出ているが、このいずれかが継続されないとこの維持はできない。

BMIは23.0(前回24.6前々回24.9)基準値は25.0以下になっている。関連する指標で体脂肪がないが体重計の表示では16~19%ぐらいだから、問題はないと思われる。

腹囲は82.2cm(前回84.8前々回85.4)で体重に比例している。内臓脂肪の量を見る目安になるが男性の基準値は85.0未満。この指標でも減少傾向にあり、維持、減少をめざす。

血圧だが収縮期149拡張期88(前回139-80前々回154-95)。基準値は129以下。降圧剤を服用。ただ一度の計測ではなかなか変動の多い血圧はつかみにくい。家の血圧計で毎日の測定が必要だ。大体135-70ぐらいで安定したので、最近計測を止めていたが、今後継続して測定する。

中性脂肪は157(前回112前々回135)で唯一増加した。基準値は149以下。多分間食に摂っている甘いものが影響しているような気がする。gooのからだログでカロリー計算や運動の管理をして、約半年やった結果が体重、BMIの指標の出たが、その後安心してからだログから遠ざかり、体重計のも乗らなくなったことがこの数値に現れたのかも知れない。

HDLコレステロール60(前回43前々回49)
LDLコレステロール97(前回92前々回102)でこの数値は問題なし。

空腹時血糖値95(前回100前々回116)
ヘモグロビンA1C5.8(前回6.5前々回6.6)この数値も改善した。ただ最近の医院の検査では5.5まで減少していたので、ここも注意を要する。

肝機能ではGOT20、GPT17、γGPT31といずれも改善されていて問題ない。その他がん検診では胃がん、大腸がんともに以上なしであった。

ロンドンオリンピックが閉幕。最後のレスリング男子66キロ級米満金、ボクシングミドル級村田金でしめくくった。女子サッカー銀、卓球女子団体銀、女子バレー銅などなど感動的な試合が多く、大会はあっという間に閉幕してしまった。日本選手の活躍に拍手。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

墓の掃除

2012年08月12日 | 日記


お盆を間近に控えて、妻の実家の墓掃除に行く。いままで墓の掃除などしたことはないが、義母の介護をするようになって、はじめて行った。御影石の墓はそれほどの汚れは目立たないが、目地のあいだから青い苔が伸びだしている。花立の底の水がたまったところの苔も取り除く。狭い隙間には枯葉が挟まっている。

バケツに水を汲み、墓に水をかけて雑巾とタワシでゴシゴシと洗う。箒でたまった枯葉を集め、火で焼き払う。自分の墓を持つつもりはないが、この墓の前に来るとなぜか亡くなった岳父の温顔が目に浮かんでくる。若いころ川や沼へ一緒に釣り行ったことや酒を飲んだことが懐かしく思い出される。

墓の掃除が済むとお盆がやってくる。迎え盆は、墓の前の灯篭に灯を点じ、その火を提灯に移して家に持ち帰り、家中の灯をこれに改めてお盆の間はこの灯を絶やさないのが昔からのしきたりであった。家中の灯といってもいまはすべてが電灯であるから、このしきたりは実行することはできないが、お盆の魂迎えはこうして行った。最後は送り盆である。やはり提灯に灯を移して、提灯を提げて墓まで送っていくのだ。

仏壇には畑で採れたナスやキュウリ、スイカを供えて魂迎えをする。嫁に行った娘や遠い地で職に就いた息子たちや孫が集まって、一晩の宴で盛り上がる。そんなお盆の風景も、いまの家にはない。せいぜい、一人暮らしの義母の代わって墓を掃除し、仏壇にお経をあげる寺の僧侶を迎えるぐらいだ。

盆支度して古町のひそとあり 及川 貞

お盆のころに各地で花火があげられる。これにも古来からの意味がある。その原型は手筒花火である。手元から打ちあがる花火は近くで見る人に火の粉が降りそそぐ。この火の粉には病魔や災い、厄病を払う力があると信じられてきた。それからドカンという音。拍手や太鼓で音は、天にいる神さまに願いを聞いてもらうためのものだ。夜空にあがる花火は、いまは納涼とその美しさを競っているが、実は無病息災や雨乞い、豊年を願ったものであった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする