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朝の気温1℃、放射冷却のため霜が降りている。初めて畑の見回りに行く。掘り残した牛蒡から芽が出て、ネギも安泰である。ほうれん草は冬を越して、これから伸びようとしている。ニラが伸びはじめ、林のなかでヤブカンゾウを見つけて採ってくる。
山登りの途中、目に付くのは、春先であれば山菜だ。山菜に詳しい人から教わって、取り方や食べ方を身につけてきた。そうして覚えた山菜で、採りやすいものはヤブカンゾウである。この地方では、カミソリバという人もいる。このような若芽にはネギに似たヌメリとほんのりとした甘みがある。おしたしや天ぷらにするが、一番おいしいのは、さっと湯がいて、冷水にさらしたものを酢味噌で和えたヌタだ。これには、新ワカメを加えてもよい。
尾花沢はまだ深い雪のなかだが、これから雪解けのなかで出てくるフキノトウ、雪を掘って採る黄緑のアサツキ、そしてこのヤブカンゾウが早春の山菜である。雪解けを待ちきれずに掘り出してくるアサツキは、さながら春のさきがけと言ってよい。
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