常住坐臥

ブログを始めて10年。
老いと向き合って、皆さまと楽しむ記事を
書き続けます。タイトルも晴耕雨読改め常住坐臥。

ヒヤシンス

2014年04月21日 | 


曇り、ときおり小雨が降るが気温は高い。畑で牛糞を施肥。身体中に汗をかく。光禅寺の庭を散策。桜は満開だ。ヒヤシンスがきれいに咲いていた。花の事典を見ると、原産地はギリシャとある。この花にまつわる神話は、去年、このブログに書いた。

北原白秋は

ヒヤシンス薄紫に咲きにけりはじめて心顫ひそめし日

と詠んで、初恋に心をふるわせた日の点景にヒヤシンスを登場させている。その可憐な姿といい、甘い香りは初恋の乙女に比すにふさわしい。ヒヤシンスは風信子という漢字をあてる。「空をみあげるときはいつもひとりぼっち」の歌い出しで始まる松浦亜矢の「風信子」は、自分をヒヤシンスに見立てた青春の歌である。

ヒヤシンスひしめき咲きて三株かな 星野 立子


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コメント (1)
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