常住坐臥

ブログを始めて10年。
老いと向き合って、皆さまと楽しむ記事を
書き続けます。タイトルも晴耕雨読改め常住坐臥。

朴坂山(新潟関川村)

2014年04月12日 | 登山


今日、新潟県関川村にある朴坂山に登った。写真は朴坂山の頂上にある展望台から光兎山の眺望である。我々は8名のチームで登ったが、頂上付近で地元の若い女性が1人で登って来た。聞けばこの山は二度目であるという。ここから見るこの景色が好きなんです、とここに1人で来る理由を教えてくれた。箱庭のように山に囲まれた田や集落は、ここに住む人々の息吹のようなものを感じさせてくれる。なぜここから見る景観が好きなのか、分かるような気がする。



この山で我々を迎えてくれたのは、ショウジョウバカマの花の群落である。この可憐な花が登山道の両側に整列するように歓迎の姿を見せてくれていた。オ・モ・テ・ナ・シというのはこういうことなのかと、その行儀のよい姿に感銘を受けた。まだ回りにには、草たちの緑もまばらだ。そこに咲く花のあでやかさは、まちがいなく山に足を運ぶ人の心を打つ。



朴坂山はわずか438mの里山だ。しかし、海に近い新潟では、ほとんど海抜からの高さである。里山にしては、急坂とアップダウンの山道に驚かされる。頂上付近で、イワカガミの花の群落に出会った。なんという気品。その薄紅の花の姿に取り囲まれるているだけで、山道をきた疲労は吹き飛んでしまう。

お花畑どこまで続く縦走路 滝沢ちよこ


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コメント (1)
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